怖いと思うこと。


メンタルヘルスの一つに恐怖症というものがあります。恐怖、怖いと感じることは人間だれしもあることです。それは、同じ過ちを繰り返さないためであったり、危険を回避するために備えられた感情ともいえるでしょう。たとえば、高いところが怖い場合は、以前高いところから落ちた経験があるからかもしれませんし、高いところから落ちたときの危険を考えて回避するために怖いと感じている場合もあります。恐怖症というのはこの怖いという気持ちが、通常の範囲を超えてしまうことで、日常の生活に支障をきたしている場合です。

通常の範囲を超えて恐怖心を感じてしまうので、本人も恐怖の理由がわからないことが多くあります。たとえば女性恐怖症、男性恐怖症では相手が異性であるというだけで恐怖を感じてしまいます。こういったことは周りからも理解されないことが多いですし、なかなか精神科を受診する人が少ない状況もあります。

しかし恐怖症はほかのメンタルヘルスを一緒に発症する場合もあります。そういった場合や、恐怖の対象から逃げることができない場合などは精神科を受診して治療をするほうが良いでしょう。早めに治療することで一緒に発症したほかのメンタルヘルスも早く回復させることができるでしょう。

病院選び


自分や家族がメンタルヘルスの兆候があるときには必ず心療内科などにまず行ってみることをおススメします。特に体の不調を感じている場合などで、一般の病院にいって検査をしっかりしてもらったうえで異常がないと判断された場合にはメンタルヘルスの可能性はとても高いといえます。ですので早めに心療内科を受診するほうがよいでしょう。

病院選びの際にはまず初めに通いやすさが重要であるといえます。症状にもよりますがメンタルヘルスを患ってしまった場合体に不調がでていることが多く、そういったときには家から遠いところなどに通うのはさらに負担がかかってしまい結局通えなくなるということもあるからです。

また、一般の病院に通う場合には口コミなども重要になってくるかもしれませんが、メンタルヘルスの場合は一概に口コミを信用して通うというわけにもいきません。それは症状や本人のとらえかたなどにもよっていい病院というのが大きく左右されるからです。そのため口コミなどよりは本人の意見を尊重し、本人が合っているなとおもう病院に通うようにするのが一番です。初めはなかなかぴたりとあうお医者さんに出会えないかもしれませんが、いくつか病院を変えてみて、本人に会う病院を見つけるようにしましょう。

不眠


何か仕事で失敗した日などは次の日仕事に行くのが憂鬱で眠れなくなったりすることもたまにはありますよね。誰しも一度は経験したことがあると思われる不眠。これが長く続くと睡眠不足から、仕事がはかどらなくなったり、昼間ぼーっとしてしまったりなど、生活に支障が出てしまいます。

軽い不眠であれば、寝る前に温かいものを飲んだり、お風呂につかったあと冷やさないようにするなど体を温め、寝る一時間くらい前から間接照明に変えるなどして体を寝るモードに変えることですこし解消される場合もあります。また、試験前や仕事のことで不安になるようなことがあって眠れない場合には、そのことをいったん忘れるようにするためにも、本を読んだりして気を紛らわすのもよいでしょう。携帯をみたりテレビを見たりすると逆効果なので注意が必要です。

長期的に不眠の状態が続いたり、なかなか自分の力で解消されない場合には早めに心療内科を受診するのが良いでしょう。睡眠導入剤などをもらい、寝れるようにするだけで、体が回復し、不眠の状態を解消する力になることでしょう。不眠は誰にでも起こりえます。その時に早めに対処することでひどい不眠などで生活に支障をきたすことを防ぐことができるでしょう。

摂食障害と併発しやすいもの


摂食障害になった場合に併発して起こりやすい病気があります。肥満、骨粗しょう症、貧血などです。肥満は過食症になった場合はもちろんですが、拒食と過食を繰り返す場合にもなりやすいです。

なぜかというと拒食と過食を繰り返す場合、拒食の時期にはいったん食べ物を摂取しないため一時的に体重が減りますが、この時に体が飢餓状態なってしまいます。そのため、過食になった時に一気に体が栄養分などを吸収してしまいます。そのため太りやすくなってしまうのです。ダイエットで一時的に痩せてリバウンドしやすいのと一緒ですね。

また摂食障害になると、同じものばかりを食べやすくなってしまいます。過食の場合では脂っこいものや甘いものだけを摂取する人も多いでしょう。そういった場合には大切な栄養素であるカルシウムや鉄分などの摂取量が減っていまい、骨粗しょう症や貧血などになりやすくなるといえるでしょう。また脂っこいものや甘いものを大量に食べすぎると体質などによっては糖尿病なども併発する可能性があるといえます。

他にも栄養が偏ることにより、ビタミンBなどが不足した場合には、口内炎ができたり、吹き出物ができたりしやすくなるでしょう。このように摂食障害と併発する病気もありますので、注意が必要です。

辛い時は好きな曲を聴こう


心が疲れた時、音楽に助けられたという経験を多くの方がされてきたのではないでしょうか。

前向きな歌と音楽で元気になったこともあるでしょう。

私は普段からとても切ないメロディーや歌詞の音楽が大好きでした。なぜかそこまで明るい曲に興味が持てなかったのです。

そしてひどく鬱状態になった時、私が聴いていた曲は暗い歌詞で暗くて激しい音楽でした。「苦しい」「辛い」「助けて」「死にたい」そんなネガティブな歌詞の曲ばかり聴いていました。それを見た親や友人は「もっと明るい曲を聴いたら?」「前向きになれる曲を聴きなさい」と私に何度も言ってきました。

しかし、明るい曲や前向きな曲を聴くと、なぜだか苛立ち、落ち着かず、聴きたくも無い状態になってばかりでした。要は、私は励ましてほしいわけでもなく、元気になりたかったのでもなく、今の苦しみを理解してくれたり、同じような感情を持っている人がいるということが何よりの安心だったのです。心の叫びを歌手に託して歌ってもらうことで、苦しさから少し開放されていたのです。

実際にこのような「同質の原理」というものが存在します。自分と同じようなものを求めていく人間の心理です。

辛い時、苦しい時、悲しい時、自分の聴きたい音楽を聴いて下さい。周りは心配するかもしれません。しかし聴きたい音楽こそ、自分を助けてくれる音楽なのです。音楽には力があります。大好きな音楽によって、疲れた心を少し楽にしてあげませんか?

抱きしめてもらおう


大人になると人に抱きしめてもらうことが減ります。恋人同士で抱きしめ合うか、又は何かのキッカケでハグ的なものをする程度でしょう。

私はひどいパニック障害の発作がひどかった時期、家から出ることが不安で不安でたまりませんでした。そして鬱症状もどんどん悪化し、家にいても不安がつきまとう状態でした。不安でひどくパニックになったり子供のように泣いたり。

そんな時、私の母はもういい年の大人だった私をぎゅっと抱きしめてくれていました。本当に不思議なもので、人の体温に触れると心から安心するのです。大人になってもそれは変わらないということをその時に気付きました。一時的であっても、抱きしめてもらう事は不安から解消されるとても良い療法だと思います。

今はそこまでひどい症状が無くなりましたが、不安になったり辛くなったりすると、未だに抱きしめて欲しくなることが多々あります。始めはそんな自分を子供っぽくて恥ずかしいと思っていました。しかし、病気になって抱きしめてもらって初めて、大人だって安心するんだと心から思いましたし、抱きしめる、抱きしめてもらうことの大切さも感じました。

今もたまに、母に抱きしめてもらったり、彼に抱きしめてもらったりします。体温と愛情を感じることが私にとっては何よりの精神安定剤なのです。

もしも私のように「抱きしめてもらうのは恥ずかしい…」と思っている方がいるなら、全く恥ずかしいことではないよと伝えたいです。少し勇気を出して抱きしめてもらってください。誰でも構いません。人の体温に触れた時、きっと不安が少し軽くなると思います。

メンタルヘルスの対応


家族がメンタルヘルスにかかった場合、やはり戸惑いが多いことでしょう。特に子供がメンタルヘルスになった場合は親として何とかしてあげたいという気持ちが大きくなったり、自分の責任ではないかと自分を責めてしまったりすることもあるでしょう。

まず、子供がメンタルヘルスになるのは一概に親のせいとは限りません。今の学校では人間関係が複雑になり、また携帯電話の普及により、いじめの内容も複雑になってきています。学校でいじめにあっていなくても、うまく友達と会話ができないことにプレッシャーを感じたりすることもあります。親の世代とはずいぶん子供をとりまく環境が変わっていることを認識しましょう。

また、子供がメンタルヘルスになると過度にかまってしまいがちですが、あまりかまいすぎると病気によっては親に依存してしまう場合もあります。しんどくなれば親が優しくなるということを覚えてしまうとなかなか自分で立ち直れる力が出ないこともあるでしょう。

これらの対応は症状によっても違いますので、きちんと医者の診察を受け、医師の話をきいて、どのように対処すればいいのか、どういった病気なのかは一番身近な家族が理解してあげることが一番重要です。

食事が食べれなくなったとき


何かストレスが原因で食事を食べてもおいしくなかったり、食べてもはいてしまったりしたことはありませんか?またはダイエットをしていて思うように体重が減らず、食べるのが怖くなったりしていませんか?

そういった時は早めに心療内科に行ってください。たとえばストレスが原因で胃の動きが悪くなっていて食べれない場合などは胃薬をもらうだけでずいぶんと楽になります。また精神的なものが原因な場合には安定剤をもらうことで、気持ちが落ち着き、初期の段階であればそれだけで食欲が回復する場合もあります。ダイエットをしていて食べるのが怖くなった場合にはきちんとカウンセリングなどをうけて、過度の摂食障害になる前に対策をうちましょう。

薬などで緩和させたあと重要なのは食事をいかに楽しく食べれる環境を作るかです。家で一人で食べているとさみしい気分になりますよね。初めのうちは一番気心のしれた友達と食べてみてはいかがでしょうか。友達には事情を話、無理して食べなくてもいいような環境をつくっておきましょう。おいしいと思える範囲で食べたいものから食べてみて、きちんと食べられるようになったら、少しずつ量を増やしていくことをおすすめします。ちょっとご飯を食べたいと思えないなーというのは体からのSOSのサインです。ぜひ見逃さないようにしてください。

前向きでなくてもいい


ネガティブに物事を考える人に、たいていの人は「前向きに考えよう」と提案しがちです。

私もずっと「前向き」という言葉を言われ続けてきました。そして、逆に、前向きに考えられない自分が嫌になる時も多々ありました。プラス思考の人を何度羨ましく思ったか分かりません。

しかし、最近、前向きでなくてもいいのでは?と思うのです。無理に前向きになろうとしたって、上記の通り、前向きになれなかったときに自分を責めてしまいがちです。それでは余計鬱々としてしまうでしょう。

前向きでなくてもいい、でもネガティブにならなくてもいい、そのままありのままでいいと思うようになりました。目の前の現実、実際に起こったことを考えるのではなく、それを受け入れいるようにしました。今、こういうことが起こった。今、こう思った。このようにただ受け入れるだけということを意識するだけで、心はとっても軽くなりました。

実際に色々物事をネガティブに考えてしまう人は、真面目で、一つ一つを丁寧に考えている人が多いのです。とても良いことでもあると思います。しかし、考えすぎれば、マイナス方面にもいきやすいのです。だから、ありのまま受け止める、ただそれだけを実行するのです。

最初は慣れなくて、考えていない自分が嫌かもしれません。なんだか物足りなくなるかもしれません。

でも、そうすることで心への負担は大きく変わるのではないかと私は思います。

禁煙したい


精神的に弱くても、病気を持っていても、禁煙したいと思う人はたくさんいるのではないでしょうか。私もその一人です。

しかし何度も挑戦しては挫折の繰り返しです。

ニコチンガムも効かず、パッチは肌がかぶれ、電子パイポも失敗しました。そうやって失敗するたびに、自分が嫌になり病気にも影響して鬱々となってしまっていました。

そんな時、禁煙を補助する飲む薬があることを知り、まだ方法があった!と喜びました。何も知らずに、禁煙治療をしている病院へ相談に行くと、精神的に弱い人、そして精神安定剤を飲んでいては出せないと断られてしまいました。ショックでした。精神的な病というだけで、禁煙治療を薦めてもらえないなんて。

しかし最近になり、なんとなくその治療法を思い出し、インターネットで検索してみました。そうすると、精神病があるからと言って、その薬が禁止ではないと知りました。ただ、禁煙中は不安に陥りやすいので、充分に気をつけなければならないという注意が強調されていました。

早速、主治医に相談を持ちかけると、なんとあっさりオーケーをもらえたのです。もちろんそれは、今の私の状態が安定しているからという状況判断の上です。

でもとても嬉しかったです。挑戦できる可能性があることが分かったのですから。

実際インターネットなどで、精神病だからその薬を試せないと嘆いている人を多数見かけました。

私と同様、知らない人は多いようです。でもまず、主治医に相談してみてください。

今の状態、薬によっては、オッケーを出してもらえるかもしれません。すぐには無理でも、主治医と相談しながら挑戦できる時を考えていくのも手だと思います。

私は今からその薬を試す予定ですが、精神的に弱くても禁煙できたんだ!と自信を持って言えるときを楽しみに頑張りたいと思います。

メンタルヘルスに陥りやすい人


同じように長時間労働していたり、睡眠時間が短い人でも、メンタルヘルスに陥りやすい人と、そうでない人がいますよね。どういった人がメンタルヘルスに陥りやすいのでしょうか。

メンタルヘルスに陥りやすい人は、何事も後回しにしやすい傾向があります。仕事や、やらなければいけないことを後回しにすることで、あれをやらなきゃいけないなー嫌だなーというきもちがずっとつきまとうことになってしまいます。またちょっと調子が悪いなと思ったときにも病院行くのもなーと後回しにしてしまい悪化させてしまうということもあるでしょう。

他には目の前の仕事ややるべきことを楽しめていない人です。徹夜で何故やらなければいけないのかがわからない仕事をするのはしんどいですが、徹夜で友達と遊ぶのは実はそんなにしんどくなかったりしますよね。今目の前にやらなければならない仕事があるなら、なぜこれを今やる必要があるのかを考えて、ちゃんと目的意識をもってやることでモチベーションが上がります。お客さんのためというのでも構いませんし、この仕事を頑張れば給料がもらえる!などがあればすこしいつもより頑張れそうですよね。あとは自分がやる必要がないものがあればそれは、改善することもできます。そういったことでメンタルヘルスを遠ざけることができるわけです。

動機・めまいなどの症状


パニック障害の場合、動機やめまいが症状としてでるばあいが多くあります。息ができなくなり死んでしまうのではないかと思うほどの発作が起きることもあります。しかし、動機息切れなどの症状は別の病気にかかっている場合も考えられるため、症状が起こった場合はきちんと検査などが必要になります。

たとえば動機の場合は、不整脈などの心疾患、甲状腺の病気である場合があります。動機や息切れなどが長期的に続く場合には循環器内科、呼吸器内科での診察へまずいったほうがいいでしょう。そしてめまいも同じように、メニエール病などの耳の疾患や、脳腫瘍などの脳の疾患という可能性もあります。こちらも長期的に続く場合には脳神経外科や耳鼻科を受診したほうがいいでしょう。

きちんと受診し、検査も受けて全く異常がないなどの場合には精神疾患であることが考えられます。その場合にはきちんと心療内科を受診し、薬などでの治療を行いましょう。

ほかにも全般性不安障害や、うつ病、適応障害などでも動機や息切れ、めまいなどの症状がでることも多くあるようです。ストレスを感じたときにおこりやすいことではありますが、時間がないからと放置せず、早めに検査を受けたり、治療を受けたりするようにしましょう。

冬になり、憂鬱になりませんか?


春になるとめきめきやる気が出てきて、暑く一生懸命な夏を過ごし・・・・。
秋になって虫が鳴くころ、ふと寂しく感じる・・・。
気温が下がって、日照時間も少なくなる・・・。

気分が下がるヒト、いませんか?

冬はスキーだ!クリスマスだ!新年だ!と、盛り上がるヒトもいるかもしれないけど・・・。

私は、9月の終わり、秋がやってくる頃からだんだん気持ちが低下してきます。
虫の音を聴いて涙流したり・・・。

朝が早いので、起きても真っ暗。
夏は4時頃からお日様と付き合っていけたのに・・。
そして、やたら眠くなる。
ヒトとも会いたくない。
ただ、家にこもって、ぬくぬくの布団にくるまり、温かくなるまで寝て過ごしたい・・・。
冬眠ですね・・・^-^;

これは、季節性情緒障害、という症状です。
やはり、日照時間が短くなるのが原因とされています。
私も、朝4時頃起きたら、電気を煌々と付けて、外が明るくなるまで過ごしてるんですが・・・。
やっぱり、布団の暖かさや惰眠の気持ちよさに引っ張られてしまいます。

秋・冬はメランコリー・・・って程度の方はやり切れると思いますが、何処にも行きたくない、何もしたくない・・・・。と思ってしまい、実際、枕とお友達になってしまっている方は・・・。

一回、心療内科を受診することをお勧めします。
「別に~、それほど深刻とも思わないしぃ~」って思う方は、朝起きた時、夏の光と同じような灯りを浴びて(蛍光灯で充分です)、日照の調節をしましょう。
それだけで、随分違います。

クリスマス、お正月、スキー、スノボ、そして寒さが緩む初春・・・・。
梅の美しい季節。
この季節を、鬱で起きれない、誰とも会いたくない・・・、って過ごしてしまうのは勿体ない!

少しでも、情緒に異常を感じたら、お医者さんに相談しましょうね^^

メンタルヘルスの身体面の症状


メンタルヘルスとは心の病気です。そして少なくない人が身体面での症状をうったえることが多いでしょう。身体面の症状がでているが、病院に行ってきちんとした検査を受けてみても、原因がわからない場合などはメンタルヘルスである可能性が高くなります。

たとえば体がだるい、つかれがとれないなどの症状がある場合で、たとえばきちんと休んでみても疲れが取れない場合などがあります。また生活に支障をきたしている場合などは、すぐに病院に行って血液検査や胃カメラなどきちんとした検査を受け、検査結果に異常が見当たらない場合は心療内科などを受診しましょう。すぐに心療内科に行かない理由としては、体がだるいという症状がメンタルヘルスだけのものではないからです。高血圧、貧血、糖尿病などさまざまな病気である可能性もありますので一度血液検査などをうけることはとても大切です。

体がだるい、疲れがとれないなど症状がある場合に考えられるメンタルヘルスは「仮面うつ病」や「統合失調症」、「適応障害」や「身体表現性障害」などいろいろな原因が考えられます。ですのでこちらも自分で判断せず、専門の医師に診察を受け、症状ごとにあった治療を受ける必要があります。

薬の服用は医師と相談


メンタルヘルスになった場合は、基本的に精神安定剤などを処方されることが多くあります。精神安定剤と合わせて、胃痛などの症状が出ている場合はそういった箇所の治療の薬を処方されます。多くの人がやりがちなことは、薬を飲み始めると、楽になって、自分の判断で薬の服用をやめてしまうことです。これは絶対にやめてください。

精神安定剤というのは持続性のある薬ではありません。楽になって来たからと言ってすぐにやめてしまうと、すぐに元の状態に戻ってしまうでしょう。きちんと医師と相談し、少しずつ服用量を減らし、薬をやめていくという方法をとることがベストです。また、メンタルヘルスになった環境などを改善しなければいくら薬を飲み続けていてもよくはなりません。そのままずっと薬に頼った生活をし続けるということは難しいでしょう。

ですので、薬を飲んで少し楽になってきたところで原因をみつけ、環境などを少しずつ改善していくといいでしょう。環境を改善し、ストレスの原因がなくなることで、薬を減らした時にも問題なく日常生活が送れるようになると思われます。

メンタルヘルスにかかった場合始めは薬の力を借りて安定させることが重要です。きちんと医師と相談し正しい服用をしてください。

日頃から規則正しい生活


メンタルヘルスの予防の一つに日頃からの規則正しい生活をこころがけることがあります。なぜ、日頃から規則正しい生活を心がけるのがよいかというと、自律神経が関係しています。メンタルヘルスになってしまう原因の一つとして自律神経のバランスが崩れてしまって不調がでることがあります。そのため、規則正しい生活をすることで、自律神経を整えることができるわけです。

具体的にいうと、朝起きたらできるだけすぐに窓を開けで太陽の光をあびるようにしましょう。そして朝は果物だけでも構わないので何か食べるようにしましょう。昼間はしっかりと働き、夜は寝る1時間前くらいからはテレビや携帯電話などの強い光を見ないようにするのがお勧めです。間接照明の中で本を読んだり音楽をきいたりすることで体を眠るモードにします。

こういったことを日々心がけるだけでも、自律神経のバランスは崩れにくくなるでしょう。特に季節の変わり目などは自律神経が崩れやすくやっています。そういう時期こそ規則正しい生活を心がけましょう。また三食きちんと決まった時間に食べるのもよいでしょう。毎日が同じリズムで動くことが一番体に負担をかけない生活の仕方です。ぜひメンタルヘルス予防のためにもとりいれてみてはいかがでしょうか。

メンタルヘルス検診


最近長時間労働などからメンタルヘルスになるひとが増えています。そのため企業などによっては、定期的に社員に対してアンケートをとり、社員の健康状態のチェックを行ったりしているところもあいます。憂鬱な状態などが長期的に続いている自覚症状がある場合などには、医師や保健師による検査をすすめられることがあります。こういった体制が整うことで、メンタルヘルスの早期発見につながることがあります。

しかし、こういった制度はまだまだとりいれられているのは一部の企業だけで、実際にはメンタルヘルスになり、悪化し、働けなくなる状態まで放置し、働けなくなって会社をやめざるをえなくなってしまうケースも少なくはありません。早期に発見することができても、会社を休んだ後に復帰する体制が全く整っていなかったりして、復帰してもすぐに再発してしまったり、状況が悪化し、ますます仕事に行けなくなってしまう場合もあります。

労働安全衛生法などできちんと検診を義務化することで早期発見すること、復帰のための基準作りも必要となります。また周囲がきちんとメンタルヘルスにたいして理解をし、メンタルヘルスになった人をサポートすることができるようにすることも重要です。

ダイエットによる摂食障害と付き合う


ダイエットによる摂食障害を克服するためには、食事をおいしく食べれるようにするところまで戻すことが必要です。食べる=太るという間違った認識から、食べることに恐怖感を感じ、ストレスを感じ、食べれなくなったり、はいたりしてしまいます。

一番初めにすることは体重計を隠すことです。また痩せすぎだから食べなさいなどは禁句です。本人は自分はすごく太っているのだと思い込んでしまっているため逆効果になりかねません。たとえばヘルシーな食事、野菜などからでもいいので本人が食べたいと思えるようにすることが重要です。また病院にいって安定剤などの薬をもらうことも必要ですし、拒食になっている場合は点滴などをうってもらうのもよいでしょう。まずは本人の精神面を安定させることが必要です。

そして食べる気になったら、少しずつでもいいので食べたことをほめてあげましょう。残していても、残さず食べなさいなどはいってはいけません。本人がおなかがいっぱいだといえばそこでやめ、またおなかがすいたら少し食べたらいいよというようにしましょう。少しずつでいいので病院の先生と相談をしながら本人がおいしく食べれるようにすることが一番です。できれば家族一緒に楽しくご飯を食べれる環境にしてあげるのもいいでしょう。

ダイエットによる摂食障害の怖さ


思春期以降は特に女性においてはダイエットを気にしない人は本当に少ないのではないでしょうか。雑誌のモデルさんや女優さんと比べてはついつい自分の体形を見てしまい、なんとかしないと!とダイエットに走る人も多いと思います。そこで怖いのは、食べないダイエットにはしってしまうことです。食べる量を減らすと初めはすんなりと体重は落ちますが、だんだん体重が落ちなくなってきます。これは食べる量を減らすことで体の代謝が落ちるのが原因です。ある程度の量は食べつつ体重を落とさないと、必ず痩せなくなります。

ここで自分のダイエットが間違っていると気づけばいいのですが、気づかずに、食べたら太るというイメージがあると食事がおいしくなくなり、食べることに恐怖感を感じ、食べてもはいてしまうという拒食症におちいります。人によってはそのあと、ストレスにより暴食にはしる過食症に走る場合もあります。過食症も食べた後にはいてしまうため、体には全くよくありません。

拒食と過食を繰り返している場合、早いうちに病院に行くことをおすすめします。時間はかかるかもしれませんが、周りの支えなども頼りにしながら治療をすすめれば治すことができます。モデルさんや女優さんでも摂食障害になって克服した人がいますので、そういった本もぜひ読んでみてください。

レキソタンとセニランについての所感


レキソタンとセニランについて今回は記しておこうと思う。

レキソタンのジェネリックがセニランなので、ほぼ2つは同じというか、まあ、出す側にとってはほぼ同じものなのであるけれど――抗不安剤、その名も高き「【最強の】抗不安剤」と呼ばれることもたまにあるとかないとか。
なるほど、データベースによれば作用は一番強く、そしてそこそこ我慢が出来て、不安がすぎさるよう耐えられる間は効いてくれるようである。かくいうわたしも、現在進行形でこの薬の世話になっている。

剤型は5ミリだと、レキソタンが薄いオレンジ色、セニランは白。レキソタンを長いこと服薬していたわたしは、通っているクリニックの都合でジェネリックのセニランに変わった事がなんとなく寂しかったのを覚えている。

多かれ少なかれ、「ジェネリックって効かないんじゃないの?」という疑問はみんな持つことと思うし、わたしもそうだ。(なぜ、セニランに変わってがっかりしたのかというと、レキソタンのオレンジ色がいかにも効きそうで気に入っていたのと、レキソタンの2ミリが白色で、なんとなく成分量が少ない様な気がしたから。)――人は見た目が何割とか、そんなノリで「薬も見た目が8割」だと考える。

見た目から「効くかもしれない」と思わせ、飲ませて、ほんの少し暗示をかけていてくれれば、効果も出るのではないかと思う。

さて、脱線したが服薬感想。
服薬後、たいていの安定剤と呼ばれる物は、眠くなったりする。レキソタンは、基本的に眠くならないようにできているようである。(レキソタンを飲んで昏倒した話はあまり聞かない)一説によると眠気が少ないので、ビジネスマンの患者等が愛用するのだとか。
私の場合は気持ち次第というか、眠気が出てはいけない場面でつらくなる場合があったときには、1錠放り込むようにしている。すると、胸の奥の不安の泥か、靄の様な形のない「存在感」が、しっかりと胸の中におさまり、なりをひそめていくのがわかる。
わたしは鬱がひどく、薬も合わず、PMDDも持っていた際には家で暴れ回ったあと、レキソタンを与えられて鎮静させられていた。眠くなるというか、「落ち着く」と言った感じで、抗鬱剤でとれないこびりつきを一時的に気にしなくしてくれるので、もし眠気で困っている不安な方がいらしたら、お薦めといえなくもない。(※個人の感想。)

セニランも暫く飲んで居るが、慣れてくれば効果は同じ。鎮静作用があるので、躁でどうしようもなく、息切れするぐらいテンションがあがってしまい、肩やあたまがパンパンになってきたら、わたしは一錠放り込むようにしている。不安に苛まれている人間にとっては、レキソタンやセニランで得られる「安心感」は、心のいっぷく、ということばがまさにふさわしい薬だと思う。

メンタルをコントロールする


メンタルヘルスにならないためには、自分でメンタルをコントロールできるようになる必要があります。人間だれしも、大きなストレスを受けることはあるでしょう。その時に、そのストレスをうまく処理することができれば、後々引きずることもありませんし、それが原因でメンタルヘルスを起こすこともありません。

コントロールするコツは、とことんそのストレスと向き合うことです。それがなぜストレスなのかと自分に問いかけるようにしてみましょう。たとえばミスをして上司に怒られたことがストレスなら、なぜ、それがストレスなのかと問いかけます。上司の自分への評価がさがることが原因なのかもしれないとおもったらさらに自分に問いかけます。なぜ、上司の自分への評価が下がるとストレスなのか。ではそうならないためにはどうしたらいいのか問いかけます。次に同じミスをしないようにする、やほかの仕事で好成績を残すなどの前向きな気持ちになるまで続けます。そして前向きな気持ちになってきたら、じゃあミスしないためにはどうしたらいいのか、マニュアルをつくればいいのなら、マニュアルをつくりはじめます。ほかの仕事で好成績を残すなら、好成績を残せる方法をとことん考えるようにし、結論がでたら、とりかかります。そうすればストレスがやる気へと変わっていきます。このようにコントロールすることで、メンタルヘルスを遠ざけましょう。

自分でできるメンタルヘルス対策


メンタルヘルスに一度なってしまうとなかなか完治することはありません。ですから日頃から自分できちんと体のメンテナンスを行うことで、メンタルヘルスを遠ざけましょう。

まずは、できるだけ規則正しい生活をすることが必要です。毎日仕事を遅くまで頑張るときも時には必要かもしれませんが、睡眠はきちんととるようにしましょう。休みの日にまとめて寝るのは逆効果の場合もあります。そして、楽しい仕事で長時間労働をする場合はメンタルヘルスになる可能性は少ないですが、ただつらいだけの仕事を長時間続けるのも危険ですので注意しましょう。

時々は携帯の電源を切るなどして自分の時間を作るようにしましょう。最近では携帯電話の普及でいつでも連絡が取れるようになってしまったことから、常になにかとつながっていたりして気をつかうこともあるでしょう。たまにはまったく誰とも連絡を取らずにじっとしてみることも必要です。何時間もというわけではなく静かな場所で自分が好きなものを堪能したり、そんなちょっとした時間で構いませんので取り入れるようにしましょう。

また、不安は不安を呼ぶという言葉がありますが、少し不安を感じたときは、その不安を解消するためにはどうしたらいいかを考えてみるのもいいでしょう。不安を見ないようにすると気になってしまいます。そんな時はとことん向き合って、こう来たらこう返せば大丈夫!と思えるようにしてみるのもいいかもしれません。

 

自分がメンタルヘルスかもと思ったら


なんとなく寝つけない、突然情緒不安定になり涙がとまらなくなる、過食、拒食がとまらないなどがあればまずは病院に行きましょう。信頼できる人がいるならその人に一緒に来てもらって一緒に話を聴いてもらうのもいいかもしれません。まずは、自分が悪いのではなく病気になっているのかもしれないと思いましょう。

病院でメンタルヘルスと診断されたらできるだけ家族に一緒に話を聞いてもらうようにしましょう。なかなかひとりでメンタルヘルスの治療をすすめていくのは大変です。しんどい時つらい時に一番そばにいてくれる人に自分の病状を理解してもらうことで、サポートしてくれる味方になってくれることもあるでしょう。

また、体がしんどい場合は無理して学校や仕事に行く必要はありません。痛みのない、熱の出ない病気だってあるのです。体の調子が悪いので休ませてもらいますと伝えてゆっくり休養しましょう。このまま仕事に行けなくなるのではと不安になるかもしれませんが、今はまずゆっくり休むことが重要です。そして病院から処方された薬をきちんと飲むことと、定期的に病院へ行くようにしましょう。できれば病院はあまり遠くないほうが通いやすいかもしれませんね。

まずは医師の診断を受けて治療に専念するようにしてくださいね。

リタリンとベタナミンの服用所感

リタリンというお薬は、うつ患者のあいだではそれなりに有名な薬である。合法覚醒剤などと物騒な呼び名で呼ばれる事も多いが、かつてはどうしても底上げの出来ない、どん詰まりのうつに処方されていた薬である。精神賦活剤という、れっきとしたお薬なのであるが、これが効果がほんとうに覚醒剤のようであり、依存性があり、常習性もでてきた。リタリンを安易に、必要の無い患者に処方し金儲けをたくらんだとある医者等の事件があり、リタリンはうつの適応から外れた。

かつてわたしはリタリンを一日6つ飲んで居て、それでやっと動ける程度にはひどかったし、当時の薬の飲み合わせもあったのか、とにかく眠くて何も出来ない、自己嫌悪な日々が続いた。リタリンを飲むとどうなるのかというと、まずやる気が出る。うつが人工的に躁状態になるような、興奮してやる気が出る。あんなにどうやってもでなかった力が出て動ける様になる。

ただし、口が渇く。あと、舌が勝手に動く。朝起きられない。飲んで居ないと眠くて耐えられない。それに、水分を多量に摂取していたし、肌はものすごく荒れた。ブツブツができたし、たくさんのんでいたころは食欲もなかった(というより、食べ物に対する欲がなく、他のことをどんどんやりたい、という感じ)なので、この薬無しで起きられなくなるまで、目的と手段が逆転した様になるまで、そう時間はかからなかったのである。一日6つは、たしかに処方しすぎだ。でも元気ではあったけれど、どんどん痩せた覚えがある。

ちょうどそんなときに、リタリンが例の件でうつから適応外になるので、ベタナミンに変えよう、という主治医からの提案。お先真っ暗、という気分になった。なにしろベタナミンは効果がマイルドで、ちっともあの賦活剤、というような感じがしなかった。20ミリ玉をのんでいたのにもかかわらず。しだいに効かないように思う様になり、ベタナミンからも離れて数年経った。

わたしは相変わらず鬱で、しかしながらお金がなかったので外にハタラキにでることになった。そこで、やはり問題なのが眠気だった。デスクワークに眠気など、首になってしまう。

仕事始めのなじめなさからくるうつで落ち込み、それも合わせてなんとかしてくれと主治医に訴えたところ、先日数年ぶりにベタナミンが出た。一日10ミリを3つ。

ベタナミンについては、血中半減期がリタリンよりずっと長い。そして、反動の睡魔がくる(服用後10~30分後くらい)。これを抜ければ、興奮とまでは行かないがマイルドにうつをとることができる。

しかしながらベタナミンにおいてもやはり依存はあるし、口の渇きも若干はある。食欲は少しだけ減る。顔は荒れない。劇的に目の前が変わるリタリンとはちがうけれど、やはりタイミングで医者にかかれず、在庫がないときなどは、起きにくかったり、少し不安をおぼえたりする。

精神賦活剤は、けっして善の薬ではないとは思うけど、必要な人はいる。現にわたしはこれらの薬なしでは、いままでやってこれなかった、人生に大切な局面が、たくさんあった。

ショック療法というのもあるし、動かしてみて初めて動くこともある。どうしても辛くて、1週間も2週間も待てない、死にそう。そんなとき。ここぞにちょっと、魔法を使う――それくらいの立ち位置でなければならないのではないだろうか。

 

子供がメンタルヘルスになったら。


子供の年齢にもよるとは思いますが、子供がメンタルヘルスになった時にはやはり、一番そばにいて社会復帰の手助けをしてあげれるのは親です。逆に親の対応によってはますます子供のメンタルヘルスが悪化する場合もあるので注意が必要です。眠れない日が続いているなどメンタルヘルスではないかと感じたらまずは病院に連れて行くこと、そして病院でアドバイスを聴くのが一番いいですね。

はっきりとわからない場合でも、子供から発信される小さなSOSを見逃さないで下さい。子供がおなかが痛いや胃が痛いなどといって、病院にいっても異常がないとわかった時は一度、心療内科などを受診することをおすすめします。その時に絶対に言ってはいけない一言は「仮病じゃないか」ということです。口に出さなくても態度にだすだけでもいけません。異常がない場合でもメンタルヘルスの症状などで、本当に痛くなることはあります。痛みのつよさは人それぞれですが、人によっては、本当に動けないくらいにおなかがいたいのです。そしておなかなどの病気ではないため、気が付くと簡単に治まったりするのです。まずはその症状を理解してあげて、それを少しでも良くするために違う病院に行こうかといってあげられるのが一番ですね。

リフレックス服用感想

私は躁鬱Ⅱ型だが、季節型の鬱傾向もある。そういうわけで、ここ最近冷え込んできてからは、眠れない……というより、寝たくない日々。何かやれることがあるんではないのか?何か1秒でも無駄にしてはいないか?などと、ビタミン剤なんかを薬局で買ってきて飲んだりもしている。あとでがっくりくるわ、人の多いところで異常な眠気を感じ、会社に出勤退勤中は眠くて眠くてしょうがない。帰ったら一刻も早く薬をのんで寝たい。

……と思っているのに、夜は中々眠る気になれず、朝は寒さで気持ちまで固くなり……という悪循環。

そんなわけで総合的に見てうつがひどくなったからなのか、単純に眠気が強く出るタイプの薬だからなのか、眠剤といっしょにこれが出された。「リフレックス(レメロン)」。

なんでも一日一回、それも寝る前におすすめだそうな。

わたしは今いろいろ心に案件がたまっっていて、それが引っかかってなかなか「寝る」という行動に移れない。

しかし、これと眠剤を放り込んで、フトンの中でまるまってしまえば、一瞬で朝がきて、朝のうつがないように感じる――抗鬱剤なんだからそうなってもらわないと困るのだけれど、1日1回でいいうえに寝てる間に何とかなるなんて便利だな、と小学生並みの感想しか出てこないけれど、やっぱりそこは抗鬱剤、飲み続けないと意味がないという。というわけで今日はなかなか寝れないけれど、リフレックスだけのんでみた。

……眠い様な、眠くない様な。まだ決定打に欠ける。でもきつい副作用は今の所ないので(本当に眠気くらい)いまのところ私のマストはサインバルタとこれだ。苦くもないし。

 

ちなみに剤形の話をすこしするなら、わたしはリフレックスはそこそこ好きだ。

楕円というのが新しい(?)気がしないでもない、と思う。

寛解という言葉を使うわけ


メンタルヘルスにかかって、病院に通うことになった場合、治療が進んでいき、薬が効いてきて、薬もいらない状態になってくると、寛解という言葉を使われる先生も多いと思います。何故完治ではなく完快というのでしょうか。普通に風邪を引いた場合などは風邪の菌がいなくなり完治といわれますが、メンタルヘルスの場合は、日常生活ができるくらいには回復したということだからです。

寛解という言葉は病気による症状が好転したり、ほぼ消失し、コントロールされた状態ということになります。ですので薬を飲まなくてよくなったからと言ってすぐに前と同じような生活をしていたり、同じストレスにさらされれば、症状がまた出てくる可能性が大きいです。この後に仕事に復帰する場合などは、徐々に慣らし運転をし、初めは職場に出勤することから始め、短時間勤務をしてから復帰するのがいいとされています。また新しい業務などは負担になるため、本人が長年やってきた業務であれば、変えずにそのまま行うことがよいとされています。ただ職場の人間関係などが原因の場合はそのまま前の部署に戻すと悪化する可能性もあるので注意が必要です。このように、寛解という言葉をつかわれるということは、治っているわけではないと周りも本人も自覚して、日常生活を少しずつ取り戻すことが大切です。

エスタゾラム(ユーロジン)服用感想 平日編


前回休日編を書いたが、今回は仕事のある平日前夜に服用した時のことを少しだけ追記として書くことにする。

結論から言って、「眠いのになかなか眠れなかった」という。これは個人的に、金銭面で切羽詰まってくるとやたら無理なスケジュールで仕事を組んだりする己のせいでもあるのだが、とにかく、会社に行くというそのことで緊張してしまい、「寝ても良いのだろうか、いや……」という無限ループに陥って、服用後3時間半は体がフトンにむかっていかなかった。

毎朝、7時過ぎに起きるのだが、それでもやはり飲んでいないと不安にもなる。そのため服用は早めにして、自然な眠気がくるのを待つことにしている。そんな自然な眠気とやらが来たのが、結局服用から3時間ほどたったろだった。結果、ここちのよい電車内等では行き帰り爆睡して携帯を床に落としたりいろいろとはずかしかった。

話を戻そう。1mgで業務に差し障りがあるかといわれれば、NOとしか言いようがない。睡眠の質じたいは上がっている様なので、元気にもなれる。睡眠は、やはり大事だと痛感する。

 

でも、やはり顔つきはぼんやりするし、どこか眠そうなのには間違いがない。ふらつきは慣れたが。睡眠自体の質が上がっているのか、ふしぎと起きにくいこともなかったし、どちらかといえば私の場合躁転してしまって、ちょっと大変な感じなスケジュールを組んだぐらいには、すっきりする。半減期は24Hだというので、丸一日は効いていなくても、日本製でもうちょっと使い勝手のよいものがほしい。

 

壁にぶつかって進めなくなったら


日常の中で、壁にぶつかって前に進めなくなることがあります。どうあがいても、目の前の環境はそう簡単には変わらないですし、どうしようと悩むことがあります。それをやることを止めようか、諦めようか、中断しようかと考えます。ですがそんな中でも、私は努力してきたのに途中で終わるなんて嫌だという気持ちもありました。

進むにはどうしたら良いでしょうか。一つは「方法を変える」ことです。方法を変えれば進めるかもしれません。ということは、最初にやった方法がただ間違っていたということだけで、絶対的に前に進めないということは無いということです。目的が明確ならば、方法を変えて行ってみようと考えました。例えて言うならば、車で行くべき道を自転車で行ったならば、時間内にたどりつけませんよね。途中で山も谷もあるかもしれません。ですから車という方法で行ってみようということです。

もう一つは「目的を再び考える、変える」ということです。目的が本当にそれで正しいのか再確認し、間違っていたならば、新しい目的をつくることです。これも例えて言うならば、Aという目的地が正しいのに、Bという目的地に向かって進みます。そうなると、せっかく自転車から車で行くという方法に変えたのに、Bという目的地に行くわけですからAにたどり着くことができません。

ぶつかったら他の方法でやる、ぶつかったら目的を再確認する、そのように新たに道を探してみましょう。思ってもみなかったことがみつかるかもしれません。

何をやってもうまくいかない


仕事やプライベート、人間関係、家庭環境など、私が困難な状況に置かれたときに、何をやってもうまくいかないと落胆していたことがありました。さらに周りと比べてしまうから、周りの人はうまくいっているようなのに、どうして私ばかりがこうなんだろうと考えているうちに、精神的にも肉体的にも調子を崩すことがありました。

ですが、よくよく考えてみると、うまくいっている人もそうでない人も、誰にでも必ず困難はあるし、苦しい状況に置かれることがあると思いました。それらをどう乗り越えて行くかは、それぞれ精神力や考え方によって行いが異なります。私はとても悲観的でしたので、考え方を変えてみようと思いました。

「いつでも私は有利な状況にある」と認識しようと心がけました。困難があれば、それに付随して成長できるでしょうし、メンタルも強くなるでしょうし、くよくよ考えていたことが後の人生に大きな結果をもたらすこともあると思ったのです。困難な状況に陥った時ほど、学ぶことが多いのです。ピンチはチャンスと言いますが、まさにその通りで、困難なことは有利なことなのです。そう認識するよう心がけていれば、心の器が広くなり、乗り越えることのできる精神力がつきますし、ほんのちょっとのことでは揺らがなくなり、自信がわいてきます。

自分はいつも有利だ!と思って乗り越えましょうね。