エスタゾラム(ユーロジン)服用感想 休日編


私個人の感想なので、全ての人にあてはまるわけではないことを承知いただいたうえで、服用感想を書こうと思う。

出された原因は冬季鬱だ。わたしは冬になるとそれまでよりとても鬱相が強く出てしまう。そういうわけで鬱気分もふくめ、増長させるがごとく早朝覚醒も出ていた。毎日4時間しか眠れていないのに、決まった時間に目が覚めてしまい、眠ることも起きることもできないけだるい情けない時間をすごすのはうんざりだったので、「朝まで眠りたい」というささやかな願いを主治医に伝えてみた。すると、中期型のお薬を出しておきますね、と言われた。

私は市販のドリエルにはじまり、入門の様にリスミーからエリミン、アモバン等も服用したが、今回も同じ様なものが来るのだろうと思っていた。でも、違った。「エスタゾラム アメル1mg」。これは聞いたことがない。そこで、インターネットでしらべてみたり、同じように苦労している友人にきいてみたら、なんと手術の麻酔前に飲む薬だとか、起きられなくなるので有名だとか、いろいろマイナス情報ばかり。

そんなわけでもらってから2日間は、会社のしごともあったので、鬱気と闘いコーヒーをがぶのみして、会社に向かった。のみすぎて躁転してしまいハイになり、逆に「寝るのがもったいない」とさえ思う様になってきて、実際この週末は徹夜をした。なにもしていないが、寝るのだけはいやだったのだ。そして昨晩、ついに服用をはじめた。

のんで3分くらいで、あのかたくなだった「寝るなんて勿体ない」という気持ちがしぼんでいくのがわかった。気分がおちるのではなくて、「まあ、寝ようか。明日もあるし」である。そしてそのまま眠ったわけだが、スーッと眠れ、起きるときややふらついてフトンに突っ伏したけれど、それ以降はまったく?体力の低下を感じることなく、素直に眠ることが出来た。これは、躁で眠れない、でも寝なくてはいけない、でも・・・という人にはよいのではないだろうか。

しかしながら悪いところもある。ふらつきと、眠気がやはり、夕方の今になっても取れない。目がはれぼったいような……。これを平日でやられると、たしかに精密機械なんてものは触れない。そして多分、慣れて眠れなくなる予感がしないほど、きれいに眠ってしまったので、慣れることも(今の所は)なさそう。なので一日、家で雑多な掃除等をしてすごした。でもなんども突っ伏しそうになった。このまま目をとじれたらムチャクチャ楽なのに、なんて重いながら、キーをたたいている。

病的に眠りから逃げている人にお勧め。

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