拒食症になった時


今まで幾度となく拒食症になってきた経験から今回は書きたいと思います。私の場合は重度ではなく、安定剤を飲むとおちついてきて少しずつ食べれるようになっていたので体を壊すまではいきませんでしたが、重度になるとやはり体に影響がでてくることも多いので、自分も周りも理解が必要な症状であるとおもっています。

食べれないと人に言うと、無理やり食べさせる人と、ダイエットしていると勘違いする人の二パターンに別れることがとても多いですが、拒食症の場合は、ダイエットが原因などでなることも多いですが、ストレスなどによりご飯を食べてもおいしいと感じないという場合もあります。ダイエットの場合は食べると太るという強迫観念により拒食症になってしまうことが多いですが、ストレスの場合はなぜか食べれない、おいしいと感じない、口に入れようとすると気分が悪くなるなどがあります。

どちらの場合も無理やりに食べさせることは悪影響です。何故食べられなくなっているかの原因を考えそれをなくすようんいしていかないとただ無理やり食べさせると吐いたりして胃に負担がかかってしまうこともあります。自分で気づいた場合はぜひ病院に行くことをおすすめします。安定剤などをもらってまずはストレスを抑えることから始めましょう。

 

摂食障害と併発しやすいもの


摂食障害になった場合に併発して起こりやすい病気があります。肥満、骨粗しょう症、貧血などです。肥満は過食症になった場合はもちろんですが、拒食と過食を繰り返す場合にもなりやすいです。

なぜかというと拒食と過食を繰り返す場合、拒食の時期にはいったん食べ物を摂取しないため一時的に体重が減りますが、この時に体が飢餓状態なってしまいます。そのため、過食になった時に一気に体が栄養分などを吸収してしまいます。そのため太りやすくなってしまうのです。ダイエットで一時的に痩せてリバウンドしやすいのと一緒ですね。

また摂食障害になると、同じものばかりを食べやすくなってしまいます。過食の場合では脂っこいものや甘いものだけを摂取する人も多いでしょう。そういった場合には大切な栄養素であるカルシウムや鉄分などの摂取量が減っていまい、骨粗しょう症や貧血などになりやすくなるといえるでしょう。また脂っこいものや甘いものを大量に食べすぎると体質などによっては糖尿病なども併発する可能性があるといえます。

他にも栄養が偏ることにより、ビタミンBなどが不足した場合には、口内炎ができたり、吹き出物ができたりしやすくなるでしょう。このように摂食障害と併発する病気もありますので、注意が必要です。

食事が食べれなくなったとき


何かストレスが原因で食事を食べてもおいしくなかったり、食べてもはいてしまったりしたことはありませんか?またはダイエットをしていて思うように体重が減らず、食べるのが怖くなったりしていませんか?

そういった時は早めに心療内科に行ってください。たとえばストレスが原因で胃の動きが悪くなっていて食べれない場合などは胃薬をもらうだけでずいぶんと楽になります。また精神的なものが原因な場合には安定剤をもらうことで、気持ちが落ち着き、初期の段階であればそれだけで食欲が回復する場合もあります。ダイエットをしていて食べるのが怖くなった場合にはきちんとカウンセリングなどをうけて、過度の摂食障害になる前に対策をうちましょう。

薬などで緩和させたあと重要なのは食事をいかに楽しく食べれる環境を作るかです。家で一人で食べているとさみしい気分になりますよね。初めのうちは一番気心のしれた友達と食べてみてはいかがでしょうか。友達には事情を話、無理して食べなくてもいいような環境をつくっておきましょう。おいしいと思える範囲で食べたいものから食べてみて、きちんと食べられるようになったら、少しずつ量を増やしていくことをおすすめします。ちょっとご飯を食べたいと思えないなーというのは体からのSOSのサインです。ぜひ見逃さないようにしてください。

ダイエットと摂食障害


特に女性は外見が気になりますよね。テレビをみればスリムな女優さんやモデルさんばかり、アイドルもすらっとしている子ばかりです。最近では小学生からスタイルの良い子が増えてきています。日本の食事から欧米の食事に変わってきていることから体形もずいぶんと変わってきました。

その影響もあってか、最近若年層で過度のダイエットから摂食障害になる人が増えています。摂食障害とは拒食症、過食症などを総称したものです。食事をとることに障害のある病気です。

ダイエットをしているからといって拒食症になるというわけではなく、過食症になり、食べてしまった自分が許せなくて、ストレスがたまり、今度は拒食症になり、また我慢ができなくなって食べてしまいを繰り返すという人もいます。また過度な食事制限によるダイエットのストレスから、過食症になってしまう人もいます。

ダイエットが原因の場合は、拒食の状態の本人に「食べなさい」とすすめても、「食べると太る」という発想からなかなか食事を口にすることができない人が多いです。正しい栄養指導などを行って「食べると太る」という間違った概念をただす必要があります。ひどい場合は体重計を隠してしまったり、鏡を隠してしまったりということが必要です。家族のフォローだけではなく、きちんと医師の治療をうけることも重要ですね。

 

摂食障害と母娘関係


私は昔、摂食障害になってしまったことがあります。きっかけはダイエットで、当時過食症気味だった私は食べても食べても物足りなく、絶えず何かを口にしていなければ気が済まない状態になっていました。そしてある日、こうしてはいられない、何とかしなくては、と思い立ち、プチ断食を始めたのです。

数日間断食を始めたと同時に、体に異変が起こり、ものすごい吐き気に襲われ、水すらも受け付けなくなってしまいました。これはもしかして、俗にいう「拒食症」なのではないか、と気づいたんです。過食症の次は拒食症という風に、摂食障害の症状に悩まされたわけです。

これは何とかしなくてはと思い、慌てて断食をやめ、ゆっくりと元の状態に戻すように努力しました。ラッキーなことに、病院に行かずして、拒食症を治すことが出来ました。度合的に軽かったから克服できたのでしょう。

過食症や拒食症などの摂食障害は、一般的に母娘関係がうまく行っていないときにおこりやすい、と言われています。食べることというのは、人間の基本的なことであり、母との関係がうまく行っていないと影響を受けてしまうとのことです。確かにその頃、両親が離婚して、母だけ家を出ていくなど(今もそうですが)私自身、精神的に不安定になっていたのでした。