摂食障害と併発しやすいもの


摂食障害になった場合に併発して起こりやすい病気があります。肥満、骨粗しょう症、貧血などです。肥満は過食症になった場合はもちろんですが、拒食と過食を繰り返す場合にもなりやすいです。

なぜかというと拒食と過食を繰り返す場合、拒食の時期にはいったん食べ物を摂取しないため一時的に体重が減りますが、この時に体が飢餓状態なってしまいます。そのため、過食になった時に一気に体が栄養分などを吸収してしまいます。そのため太りやすくなってしまうのです。ダイエットで一時的に痩せてリバウンドしやすいのと一緒ですね。

また摂食障害になると、同じものばかりを食べやすくなってしまいます。過食の場合では脂っこいものや甘いものだけを摂取する人も多いでしょう。そういった場合には大切な栄養素であるカルシウムや鉄分などの摂取量が減っていまい、骨粗しょう症や貧血などになりやすくなるといえるでしょう。また脂っこいものや甘いものを大量に食べすぎると体質などによっては糖尿病なども併発する可能性があるといえます。

他にも栄養が偏ることにより、ビタミンBなどが不足した場合には、口内炎ができたり、吹き出物ができたりしやすくなるでしょう。このように摂食障害と併発する病気もありますので、注意が必要です。

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