ジェイゾロフト 断薬


パニック障害で、ジェイゾロフトを2年間飲み続けていました。
25mg→50mg→75mg→50mg→25mg→25mgの半分→25mgの半分を一日おき、という流れでした。

担当のお医者さんの指示で増減していきましたが、断薬となったときのみ自分の判断です。
断薬は自分の意思というか、飲むのを忘れていた…それが続いてしまっていつの間にか飲まなくなってしまった、というのが本当のところです。

飲まなくなってしまってから、通っていた心療内科にも行かなくなってしまいましたが、「まあいっか」という感じ。
先生にはお礼を最後に言いたかったのですが、メチャメチャ混んでいる心療内科に通っていたので、先生に会うのも一日がかりで大変なのです。
なので心の中で、自分勝手に感謝の言葉を贈っています。

肝心なジェイゾロフトの断薬症状ですが、上記のような流れだったため、特に辛いことはありませんでした。
あえて言うならちょっと落ち込んで、なんで理由も無いのに悲しいんだ?あ、ゾロフトのんでないからか?いや違うかな?
というか人間、生きてりゃ理由もなく悲しくなることもあるんでない?なんて思ったり。
…という程度。断薬症状とも言えないですね。

お薬の話。


私は以前自律神経失調症になり、一時期精神安定剤を服薬していました。自律神経失調症って本人的にはどういったかんじなのかというと、不安神経症が強かったので、突然泣き出したり、息ができなくなったりということがよくおこっていました。胃もよく痛くなっていたのですが、病院にいって胃カメラを飲んでも原因がわからず、大きな病院で心療内科にいきましたが先生と会わず、ドグマチールという安定剤を飲んでいると調子が良かったのでしばらく服薬していました。

ある日胃がとてつもなくいたくて、薬を飲んでも効かずに病院にいって、たまたまいったところが内科と心療内科を併設しているところだったので、不安神経症と診断されそこではセルシンを処方されていました。そちらのほうがあっていたのか、体調もだんだん良くなり、薬がなくても生活できるようになってきています。

今病院に行っていて薬をもらっているがなかなか調子が思うようによくならない場合は一度病院を変えてみることを考えてみてもいいかもしれません。うつ病などのメンタルヘルスはやはり医師との信頼関係なども重要になってきます。本人が通いやすかったり、信頼できるところに変わるとまたうまくいくかもしれませんよ

薬の副作用


うつ病などのメンタルヘルスになると精神安定剤などを処方されることが多いです。薬を飲むと確かに楽にはなるのですが、怖いのは副作用ですよね。副作用として多いのが太りやすくなるというのが多いようです。うつ病になった人で病院にいって薬をもらうようになるとみなさんたいてい突然太り始めます。薬の副作用だという人と、うつ病になって食欲などが落ちていたのが、急に食べるようになったり、また仕事などを休むことで運動量が減ることが原因だと言っている人もいるようです。お医者さんでもどちらの見解もあるようなので一概に副作用だとはいえないようですね。

同じ薬を飲んでいても太る人、太らない人がいますので、精神安定剤を飲むと太るから嫌だ!と思う必要はないとおもいます。太ることを気にするよりは、きちんと病気を少しでもよくすることを考えたほうがいいですよね。ただ、過度のダイエットによる拒食症や過食症になっている場合などは安定剤で太ることで薬を飲まなくなるということも考えられます。そのあたりは病院の先生と相談しつつ進めていかれることをおすすめします。まだまだうつ病などのメンタルヘルスはわからないところもたくさんある病気です。きちんと病院に通ってよくしてくださいね。

薬と病院選び


うつ病やパニック障害などのメンタルヘルスにおいて薬に関しては賛否両論あるのが現状です。医師によっても精神安定剤を飲み始めるとやめられなくなり、薬に対する耐性がついて効かなくなってきてどんどん強い薬に変えることになるからやめたほうがいいどいう医師もいます。カウンセリングなどで治療をするほうがいいとしています。

一方ではただ薬を飲むことでいったんは症状がおさまってくるということからすると、薬に頼ったほうがいいという医師もいます。点滴などに安定剤をいれる医師もいます。点滴は即効性がありますし、状況によっては必要だといえるかもしれません。

治療方法についてはこれがただしいというものが存在しません。ですので本人や家族、先生ではなしあって治療を進める必要があります。また本人と先生の治療方針が合っているかも重要ですので症状が緩和しないようであれば、病院を変えるなどの選択も必要になってきます。病院を変えて症状がよくなったという人はとても多いようです。それぞれ医師にも特徴がありますから、本人と合うかが評判よりは重要だといえるでしょう。まわりの意見に惑わされず本人の意見を尊重して病院選びをしたいものですよね。

なかなか完治しない理由


うつ病やパニック障害などのメンタルヘルスは、完治する病気ではないといわれています。なぜならば薬を飲んでいるからと言って治る病気ではないからです。うつ病などでは初めきつい薬を飲み徐々に減らしていくという方法をとられています。薬がない状態に少しずつ体を慣れさせるようにしないと一気に薬をやめてしまうと症状がまた再発してしまうからです。うつ病などの原因はウイルスなどではなくストレスという形のないものです。これを薬で除去することはできないですよね。

また、うつ病の原因は仕事などのストレスが多いです。薬を減らしつつ、仕事にもならしつつというとなかなか一筋縄ではいきません。仕事の環境が前と変わっていなければすぐに再発してしまいますし、周りの理解がなければそれがストレスになってしまうこともあります。またうつ病になった時に休職ができるところもなかなかまだ少ないのが現状で、仕事を辞めてしまっている人も多いです。そうなると、なかなか社会復帰できずそれがストレスの原因となりまたうつ病を再発してしまうことにもなりかねません。

少しずつうつ病などの理解もひろまり会社などでも取り組みがすすめられていますが、病気を発症させないことと、発症した後の復帰サポートの両面からの取り組みが必要になってきますね。

薬の服用は医師と相談


メンタルヘルスになった場合は、基本的に精神安定剤などを処方されることが多くあります。精神安定剤と合わせて、胃痛などの症状が出ている場合はそういった箇所の治療の薬を処方されます。多くの人がやりがちなことは、薬を飲み始めると、楽になって、自分の判断で薬の服用をやめてしまうことです。これは絶対にやめてください。

精神安定剤というのは持続性のある薬ではありません。楽になって来たからと言ってすぐにやめてしまうと、すぐに元の状態に戻ってしまうでしょう。きちんと医師と相談し、少しずつ服用量を減らし、薬をやめていくという方法をとることがベストです。また、メンタルヘルスになった環境などを改善しなければいくら薬を飲み続けていてもよくはなりません。そのままずっと薬に頼った生活をし続けるということは難しいでしょう。

ですので、薬を飲んで少し楽になってきたところで原因をみつけ、環境などを少しずつ改善していくといいでしょう。環境を改善し、ストレスの原因がなくなることで、薬を減らした時にも問題なく日常生活が送れるようになると思われます。

メンタルヘルスにかかった場合始めは薬の力を借りて安定させることが重要です。きちんと医師と相談し正しい服用をしてください。

レキソタンとセニランについての所感


レキソタンとセニランについて今回は記しておこうと思う。

レキソタンのジェネリックがセニランなので、ほぼ2つは同じというか、まあ、出す側にとってはほぼ同じものなのであるけれど――抗不安剤、その名も高き「【最強の】抗不安剤」と呼ばれることもたまにあるとかないとか。
なるほど、データベースによれば作用は一番強く、そしてそこそこ我慢が出来て、不安がすぎさるよう耐えられる間は効いてくれるようである。かくいうわたしも、現在進行形でこの薬の世話になっている。

剤型は5ミリだと、レキソタンが薄いオレンジ色、セニランは白。レキソタンを長いこと服薬していたわたしは、通っているクリニックの都合でジェネリックのセニランに変わった事がなんとなく寂しかったのを覚えている。

多かれ少なかれ、「ジェネリックって効かないんじゃないの?」という疑問はみんな持つことと思うし、わたしもそうだ。(なぜ、セニランに変わってがっかりしたのかというと、レキソタンのオレンジ色がいかにも効きそうで気に入っていたのと、レキソタンの2ミリが白色で、なんとなく成分量が少ない様な気がしたから。)――人は見た目が何割とか、そんなノリで「薬も見た目が8割」だと考える。

見た目から「効くかもしれない」と思わせ、飲ませて、ほんの少し暗示をかけていてくれれば、効果も出るのではないかと思う。

さて、脱線したが服薬感想。
服薬後、たいていの安定剤と呼ばれる物は、眠くなったりする。レキソタンは、基本的に眠くならないようにできているようである。(レキソタンを飲んで昏倒した話はあまり聞かない)一説によると眠気が少ないので、ビジネスマンの患者等が愛用するのだとか。
私の場合は気持ち次第というか、眠気が出てはいけない場面でつらくなる場合があったときには、1錠放り込むようにしている。すると、胸の奥の不安の泥か、靄の様な形のない「存在感」が、しっかりと胸の中におさまり、なりをひそめていくのがわかる。
わたしは鬱がひどく、薬も合わず、PMDDも持っていた際には家で暴れ回ったあと、レキソタンを与えられて鎮静させられていた。眠くなるというか、「落ち着く」と言った感じで、抗鬱剤でとれないこびりつきを一時的に気にしなくしてくれるので、もし眠気で困っている不安な方がいらしたら、お薦めといえなくもない。(※個人の感想。)

セニランも暫く飲んで居るが、慣れてくれば効果は同じ。鎮静作用があるので、躁でどうしようもなく、息切れするぐらいテンションがあがってしまい、肩やあたまがパンパンになってきたら、わたしは一錠放り込むようにしている。不安に苛まれている人間にとっては、レキソタンやセニランで得られる「安心感」は、心のいっぷく、ということばがまさにふさわしい薬だと思う。

リタリンとベタナミンの服用所感

リタリンというお薬は、うつ患者のあいだではそれなりに有名な薬である。合法覚醒剤などと物騒な呼び名で呼ばれる事も多いが、かつてはどうしても底上げの出来ない、どん詰まりのうつに処方されていた薬である。精神賦活剤という、れっきとしたお薬なのであるが、これが効果がほんとうに覚醒剤のようであり、依存性があり、常習性もでてきた。リタリンを安易に、必要の無い患者に処方し金儲けをたくらんだとある医者等の事件があり、リタリンはうつの適応から外れた。

かつてわたしはリタリンを一日6つ飲んで居て、それでやっと動ける程度にはひどかったし、当時の薬の飲み合わせもあったのか、とにかく眠くて何も出来ない、自己嫌悪な日々が続いた。リタリンを飲むとどうなるのかというと、まずやる気が出る。うつが人工的に躁状態になるような、興奮してやる気が出る。あんなにどうやってもでなかった力が出て動ける様になる。

ただし、口が渇く。あと、舌が勝手に動く。朝起きられない。飲んで居ないと眠くて耐えられない。それに、水分を多量に摂取していたし、肌はものすごく荒れた。ブツブツができたし、たくさんのんでいたころは食欲もなかった(というより、食べ物に対する欲がなく、他のことをどんどんやりたい、という感じ)なので、この薬無しで起きられなくなるまで、目的と手段が逆転した様になるまで、そう時間はかからなかったのである。一日6つは、たしかに処方しすぎだ。でも元気ではあったけれど、どんどん痩せた覚えがある。

ちょうどそんなときに、リタリンが例の件でうつから適応外になるので、ベタナミンに変えよう、という主治医からの提案。お先真っ暗、という気分になった。なにしろベタナミンは効果がマイルドで、ちっともあの賦活剤、というような感じがしなかった。20ミリ玉をのんでいたのにもかかわらず。しだいに効かないように思う様になり、ベタナミンからも離れて数年経った。

わたしは相変わらず鬱で、しかしながらお金がなかったので外にハタラキにでることになった。そこで、やはり問題なのが眠気だった。デスクワークに眠気など、首になってしまう。

仕事始めのなじめなさからくるうつで落ち込み、それも合わせてなんとかしてくれと主治医に訴えたところ、先日数年ぶりにベタナミンが出た。一日10ミリを3つ。

ベタナミンについては、血中半減期がリタリンよりずっと長い。そして、反動の睡魔がくる(服用後10~30分後くらい)。これを抜ければ、興奮とまでは行かないがマイルドにうつをとることができる。

しかしながらベタナミンにおいてもやはり依存はあるし、口の渇きも若干はある。食欲は少しだけ減る。顔は荒れない。劇的に目の前が変わるリタリンとはちがうけれど、やはりタイミングで医者にかかれず、在庫がないときなどは、起きにくかったり、少し不安をおぼえたりする。

精神賦活剤は、けっして善の薬ではないとは思うけど、必要な人はいる。現にわたしはこれらの薬なしでは、いままでやってこれなかった、人生に大切な局面が、たくさんあった。

ショック療法というのもあるし、動かしてみて初めて動くこともある。どうしても辛くて、1週間も2週間も待てない、死にそう。そんなとき。ここぞにちょっと、魔法を使う――それくらいの立ち位置でなければならないのではないだろうか。

 

リフレックス服用感想

私は躁鬱Ⅱ型だが、季節型の鬱傾向もある。そういうわけで、ここ最近冷え込んできてからは、眠れない……というより、寝たくない日々。何かやれることがあるんではないのか?何か1秒でも無駄にしてはいないか?などと、ビタミン剤なんかを薬局で買ってきて飲んだりもしている。あとでがっくりくるわ、人の多いところで異常な眠気を感じ、会社に出勤退勤中は眠くて眠くてしょうがない。帰ったら一刻も早く薬をのんで寝たい。

……と思っているのに、夜は中々眠る気になれず、朝は寒さで気持ちまで固くなり……という悪循環。

そんなわけで総合的に見てうつがひどくなったからなのか、単純に眠気が強く出るタイプの薬だからなのか、眠剤といっしょにこれが出された。「リフレックス(レメロン)」。

なんでも一日一回、それも寝る前におすすめだそうな。

わたしは今いろいろ心に案件がたまっっていて、それが引っかかってなかなか「寝る」という行動に移れない。

しかし、これと眠剤を放り込んで、フトンの中でまるまってしまえば、一瞬で朝がきて、朝のうつがないように感じる――抗鬱剤なんだからそうなってもらわないと困るのだけれど、1日1回でいいうえに寝てる間に何とかなるなんて便利だな、と小学生並みの感想しか出てこないけれど、やっぱりそこは抗鬱剤、飲み続けないと意味がないという。というわけで今日はなかなか寝れないけれど、リフレックスだけのんでみた。

……眠い様な、眠くない様な。まだ決定打に欠ける。でもきつい副作用は今の所ないので(本当に眠気くらい)いまのところ私のマストはサインバルタとこれだ。苦くもないし。

 

ちなみに剤形の話をすこしするなら、わたしはリフレックスはそこそこ好きだ。

楕円というのが新しい(?)気がしないでもない、と思う。

エスタゾラム(ユーロジン)服用感想 平日編


前回休日編を書いたが、今回は仕事のある平日前夜に服用した時のことを少しだけ追記として書くことにする。

結論から言って、「眠いのになかなか眠れなかった」という。これは個人的に、金銭面で切羽詰まってくるとやたら無理なスケジュールで仕事を組んだりする己のせいでもあるのだが、とにかく、会社に行くというそのことで緊張してしまい、「寝ても良いのだろうか、いや……」という無限ループに陥って、服用後3時間半は体がフトンにむかっていかなかった。

毎朝、7時過ぎに起きるのだが、それでもやはり飲んでいないと不安にもなる。そのため服用は早めにして、自然な眠気がくるのを待つことにしている。そんな自然な眠気とやらが来たのが、結局服用から3時間ほどたったろだった。結果、ここちのよい電車内等では行き帰り爆睡して携帯を床に落としたりいろいろとはずかしかった。

話を戻そう。1mgで業務に差し障りがあるかといわれれば、NOとしか言いようがない。睡眠の質じたいは上がっている様なので、元気にもなれる。睡眠は、やはり大事だと痛感する。

 

でも、やはり顔つきはぼんやりするし、どこか眠そうなのには間違いがない。ふらつきは慣れたが。睡眠自体の質が上がっているのか、ふしぎと起きにくいこともなかったし、どちらかといえば私の場合躁転してしまって、ちょっと大変な感じなスケジュールを組んだぐらいには、すっきりする。半減期は24Hだというので、丸一日は効いていなくても、日本製でもうちょっと使い勝手のよいものがほしい。

 

エスタゾラム(ユーロジン)服用感想 休日編


私個人の感想なので、全ての人にあてはまるわけではないことを承知いただいたうえで、服用感想を書こうと思う。

出された原因は冬季鬱だ。わたしは冬になるとそれまでよりとても鬱相が強く出てしまう。そういうわけで鬱気分もふくめ、増長させるがごとく早朝覚醒も出ていた。毎日4時間しか眠れていないのに、決まった時間に目が覚めてしまい、眠ることも起きることもできないけだるい情けない時間をすごすのはうんざりだったので、「朝まで眠りたい」というささやかな願いを主治医に伝えてみた。すると、中期型のお薬を出しておきますね、と言われた。

私は市販のドリエルにはじまり、入門の様にリスミーからエリミン、アモバン等も服用したが、今回も同じ様なものが来るのだろうと思っていた。でも、違った。「エスタゾラム アメル1mg」。これは聞いたことがない。そこで、インターネットでしらべてみたり、同じように苦労している友人にきいてみたら、なんと手術の麻酔前に飲む薬だとか、起きられなくなるので有名だとか、いろいろマイナス情報ばかり。

そんなわけでもらってから2日間は、会社のしごともあったので、鬱気と闘いコーヒーをがぶのみして、会社に向かった。のみすぎて躁転してしまいハイになり、逆に「寝るのがもったいない」とさえ思う様になってきて、実際この週末は徹夜をした。なにもしていないが、寝るのだけはいやだったのだ。そして昨晩、ついに服用をはじめた。

のんで3分くらいで、あのかたくなだった「寝るなんて勿体ない」という気持ちがしぼんでいくのがわかった。気分がおちるのではなくて、「まあ、寝ようか。明日もあるし」である。そしてそのまま眠ったわけだが、スーッと眠れ、起きるときややふらついてフトンに突っ伏したけれど、それ以降はまったく?体力の低下を感じることなく、素直に眠ることが出来た。これは、躁で眠れない、でも寝なくてはいけない、でも・・・という人にはよいのではないだろうか。

しかしながら悪いところもある。ふらつきと、眠気がやはり、夕方の今になっても取れない。目がはれぼったいような……。これを平日でやられると、たしかに精密機械なんてものは触れない。そして多分、慣れて眠れなくなる予感がしないほど、きれいに眠ってしまったので、慣れることも(今の所は)なさそう。なので一日、家で雑多な掃除等をしてすごした。でもなんども突っ伏しそうになった。このまま目をとじれたらムチャクチャ楽なのに、なんて重いながら、キーをたたいている。

病的に眠りから逃げている人にお勧め。

ジェイゾロフト 減薬開始


ここ半年ずっと調子が良かったこともあり、今日の受診でジェイゾロフト(SSRI)の減薬を開始しました。
自分の場合は、25mg→50mg→75mg→50mg(今ココ)です。飲み始めから1年半くらい。
パキシルやジェイゾロフトといったSSRIは薬が効き始めるのも遅く、またある程度の期間飲み続けなくてはならないので、正直長くしんどかったです。
今日から50mgですが、どうなることやら。「SSRI 離脱症状」で検索すると、なにやら恐ろしい文章も出てくるし・・・。
少しでも参考になれば、ということで私もSSRI減薬日記?をたまに書いていこうと思います。

いつもの薬局で、「お薬が減ってきましたね。調子がよさそうですね。良かったですね♪」って薬剤師のおばちゃんが言ってくれました。
素直に嬉しかったけれど、例えば3年前とか、自分が薬漬けになるなんて思ってもみなかったなー。などと思い出したりもしました。
いやしかし、不安障害→パニック障害→鬱・強迫観念の発症は極度のネガティブ思考からきた心と脳の病とも言える。
こころをニュートラルにして、前を見なくっちゃ!

抗不安薬についての個人的感想【リーゼ5mg】


抗不安薬は主に不安障害の治療に使用するとされていますが、実際は様々な症状に処方されているみたいです。
不安や緊張はもちろんのこと、手術前の無駄な動揺を無くす、パニック発作の予防、うつ、緊張性頭痛、肩コリまで…。
また、眠気を伴うことも多いことから、睡眠導入剤として処方されている人もいるようです。
私は不安神経症、パニック障害、軽い強迫観念、軽い鬱で何種類かの抗不安薬の経験があります。

まず最初に心療内科で出されたのが「リーゼ」。
かなり効き目がかるい抗不安薬で、一番最初に様子見で出されることが多いようです。
初めてだったからか、これは結構効きました。
当時は意味のわからぬ緊張と不安で本当に苦しかったのですが、リーゼを飲んで1時間もしたらすっかり落ち着いてしまいました。
あの視界が晴れたような、灰色の空が一気に青くなったような感覚は今でも忘れられません。
「ああ、助かったな」という気持ち。(心療内科にかかるのにはやはり抵抗ありましたが^^;)

なかなか調子も良かったのですが、仕事のストレスと度重なるパニック発作のおかげで、文字通り心も体もボロボロになり。。。
抗不安薬にお世話になる人生がはじまったのでした。

パキシルの離脱症状


私は、27年間摂食障害で苦しんでいます。

ある時期、パキシルを投与されていました。
パキシルの効用詳細は置いておくとして、「あー、どうでもいい!」という気持ちになれるということでした。

私は重度の排出型拒食症で、毎日過食嘔吐を強迫的に繰り返していました。
「過食してはいけない」と思うと、あまのじゃくのように過食してしまい「太ってはいけない」と嘔吐してしまう日々。

パキシルが効いているのか、良く分かりませんでした。
パキシルについてよく調べると、自殺願望が強くなる、薬価だ高い、禁断症状がひどいなど、怖い記事が色々あり、効いているのか分からない薬なら止めたい、と思うようになりました。

その頃、鬱が高じ通院も辛くなって手元のパキシルも無くなってしまいました。
どうせ止めたい薬なんだから、断薬してみよう。
今まで、投与された薬を自分から止めてみても、別に著しい離脱症状がなかった私はパキシルを甘く見ていたのです。

翌日からひどい離脱症状が始まりました。
ひとい動悸と手足の震戦。駅の階段を降りるのもやっとです。

物音が大きく聞こえ、何もかもが今までよりはっきりと見えるのに、頭が全く回らないので仕事になりません。
何しろ手の震戦が酷すぎて、パソコンさえ打てないのです。
更に頻繁に体が強張り、ビクッビクッと震えました。
上司も怪訝な目で私を見ます。

1週間位症状が続き、私はやっと病院に行きました。
勝手に断薬する恐ろしさがやっと分かったのです。
薬は医師と相談しながら正しく服用せねばならない、ということを実感した体験でした。

パキシルの副作用

パキシルは抗鬱剤の一種です。どの薬にも多かれ少なかれ副作用はありますが、パキシルはよく使われる薬なので副作用をしっかりと理解しておくことが必要です。

眠気や倦怠感、口の渇き、めまいや頭痛、便秘や吐き気など一般的な副作用が多く見られます。私も最初は眠気と吐き気、嘔吐がありましたが、薬の量を調節することによって徐々に体に慣らしていきました。2ヶ月経った頃には普通に飲むことができました。こういった症状であれば、担当医と相談して調節していくことで改善されるものだと思われます。

しかし過去に問題になったように、錯乱状態になったり、自殺行為をしようとしたり、幻覚や痙攣などの副作用が現れるととても危険です。場合によっては治す為の薬が、余計に症状をひどくさせる場合もあるのです。こういった症状が現れたら、速やかに病院を訪れましょう。これは上記のように、慣れれば治るというものではないからです。本人が自覚すること、そして周りが気づき対処することが大切です。

こういったことを知ると怖い…と思いがちでしょうが、どの薬にも合う合わないといったことや、副作用はあるのです。しかし自分が薬をよく理解した上で飲めば、とても良い薬なのです。実際にパキシルは世界でも多く使われている薬です。それだけ効果が期待できる結果があるからです。

知識をもった上でパキシルと上手く付き合い、自分の心が楽になることが一番ですね。

ドグマチールの離脱症状


自分に合う薬を模索している時期に「ドグマチール」という薬を飲んでいたことがありました。

心療内科の先生からは、基本的には胃薬みたいな感じ。嘔吐恐怖も少しあるみたいだし吐き気、胃もたれにもいいから。ということで出されました。この薬はちょっと変わった所があって、少量だと胃薬、多めだと脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンの放出を促進する作用があるそうです。

私の場合、抗不安薬と一緒に半年くらい飲み続けだいぶ症状(当時は軽度のうつ)も改善されていたのですが、体重が20キロも太ってしまいました。先生にそのことを相談すると、ドグマチールは(人によっては)太ることもあるとのことで、じゃ、減らしていこっか。となりました。

ドグマチール錠50mgを1日3回を2回して2週間。なんともありません。
1日2回を1回して4週間。なんともありません。
なんだ薬なんてなくても楽勝じゃん~って思ってたんですけど…^^;

1日1回を0回にし、3日目くらい。
なんというか頭に霧がかかったような状態。
そしてそれ以上にものすごい落ち込み。気分が沈む。
私は精神薬のんでいるくせに、離脱症状なんて都市伝説だろーみたいな楽観的な考えだったので、正直ちょっと焦りました。何か悲しいことがあったというわけでもないのに気分が落ち込むという不自然なあの感じ。自分の人生が確実に変な方向へ行っているような気がする不安感。あれはもう体験したくない。

※離脱症状とは、薬を減らしたときや、やめようとする時に身体や心に不快な症状が現れることをいいます。

その後主治医に相談し、1錠を半分にして飲んだり、もっと長いスパンで減薬に取り組んだりしてなんとかドグマチールを断薬することができました。

今考えればあれは確実に離脱症状だったな。
ただ、ドグマチールが悪い薬だとは今でもまったく思いません!辛かった時期を救ってくれたお薬でもあるのです。

離脱症状の真っ只中、「ドグマチール 離脱症状」で検索しまくって体験談ばかり読んでました。
そしてその体験談に救われたという想いもあって、私の体験談も書いてみました。
少しでも不安や疑問があったら、すぐに主治医さんに相談してくださいね!

抗うつ薬SSRI(パキシル)の基礎知識


SSRI(エスエスアールアイ)はSelective Serotonin Reuptake Inhibitorsの略で副作用の少ない抗うつ薬として今、注目を浴びています。

三環系といわれるSSRI登場前の抗うつ薬は、眠気・口渇・便秘(抗コリン作用が原因のもの)という副作用が多いとされてきました。

SSRIはそのあたりの副作用も改善されているようですが、副作用がまったく無いというわけではないようです。
セロトニンの濃度のバランスが崩れることによって引き起こるセロトニン症候群、薬の減薬や中断によって引き起こるSSRI離脱症候群等、それなりに副作用はあると言われています。

以前(3年ほど前)会社でのストレスからパニック障害という不安障害の一種に罹ってしまい、心療内科でSSRIの一種であるパキシルを出されました。
SSRIはうつ病だけでなく、うつ状態、パニック障害、強迫神経症、社会不安障害にも用いられるようです。

ちなみにその時一緒に出た薬は、リーゼ(抗不安薬)、ナウゼリン(吐き気止め)でした。
吐き気止めが出された理由ですが、心療内科の先生に尋ねると「パキシルを初めとするSSRIは、飲み始めの副作用として吐き気が出ることが多くある」との事でした。
病院でそんなことをいわれてビビってしまい、SSRIの飲み始めが3日も遅れてしまいました^^;

結果として吐き気等の副作用も無く、パニック障害の症状も一進一退でしたが徐々に改善され始めたので、私にとっては合っていた薬だったと思います。

精神薬は通常の薬よりも合う・合わないという「人によりけり」のパターンが多いと聞きました。 自分に合ったお薬が見つかるまで、様子を見ながら薬を変えていくという治療法が現代の精神医学のカタチなのだと思います。

薬に頼るのか頼らないのかは結局最後は自分で決めることになります。
ただ私個人の考えとして、現状が辛く苦しいのならお医者さん(専門家)の意見を聞くべきだと思います。
…実は病院や先生も合う合わないがあるのですが、その話はまたいつかということで。

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