ドグマチールの離脱症状


自分に合う薬を模索している時期に「ドグマチール」という薬を飲んでいたことがありました。

心療内科の先生からは、基本的には胃薬みたいな感じ。嘔吐恐怖も少しあるみたいだし吐き気、胃もたれにもいいから。ということで出されました。この薬はちょっと変わった所があって、少量だと胃薬、多めだと脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンの放出を促進する作用があるそうです。

私の場合、抗不安薬と一緒に半年くらい飲み続けだいぶ症状(当時は軽度のうつ)も改善されていたのですが、体重が20キロも太ってしまいました。先生にそのことを相談すると、ドグマチールは(人によっては)太ることもあるとのことで、じゃ、減らしていこっか。となりました。

ドグマチール錠50mgを1日3回を2回して2週間。なんともありません。
1日2回を1回して4週間。なんともありません。
なんだ薬なんてなくても楽勝じゃん~って思ってたんですけど…^^;

1日1回を0回にし、3日目くらい。
なんというか頭に霧がかかったような状態。
そしてそれ以上にものすごい落ち込み。気分が沈む。
私は精神薬のんでいるくせに、離脱症状なんて都市伝説だろーみたいな楽観的な考えだったので、正直ちょっと焦りました。何か悲しいことがあったというわけでもないのに気分が落ち込むという不自然なあの感じ。自分の人生が確実に変な方向へ行っているような気がする不安感。あれはもう体験したくない。

※離脱症状とは、薬を減らしたときや、やめようとする時に身体や心に不快な症状が現れることをいいます。

その後主治医に相談し、1錠を半分にして飲んだり、もっと長いスパンで減薬に取り組んだりしてなんとかドグマチールを断薬することができました。

今考えればあれは確実に離脱症状だったな。
ただ、ドグマチールが悪い薬だとは今でもまったく思いません!辛かった時期を救ってくれたお薬でもあるのです。

離脱症状の真っ只中、「ドグマチール 離脱症状」で検索しまくって体験談ばかり読んでました。
そしてその体験談に救われたという想いもあって、私の体験談も書いてみました。
少しでも不安や疑問があったら、すぐに主治医さんに相談してくださいね!

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