摂食障害と母娘関係


私は昔、摂食障害になってしまったことがあります。きっかけはダイエットで、当時過食症気味だった私は食べても食べても物足りなく、絶えず何かを口にしていなければ気が済まない状態になっていました。そしてある日、こうしてはいられない、何とかしなくては、と思い立ち、プチ断食を始めたのです。

数日間断食を始めたと同時に、体に異変が起こり、ものすごい吐き気に襲われ、水すらも受け付けなくなってしまいました。これはもしかして、俗にいう「拒食症」なのではないか、と気づいたんです。過食症の次は拒食症という風に、摂食障害の症状に悩まされたわけです。

これは何とかしなくてはと思い、慌てて断食をやめ、ゆっくりと元の状態に戻すように努力しました。ラッキーなことに、病院に行かずして、拒食症を治すことが出来ました。度合的に軽かったから克服できたのでしょう。

過食症や拒食症などの摂食障害は、一般的に母娘関係がうまく行っていないときにおこりやすい、と言われています。食べることというのは、人間の基本的なことであり、母との関係がうまく行っていないと影響を受けてしまうとのことです。確かにその頃、両親が離婚して、母だけ家を出ていくなど(今もそうですが)私自身、精神的に不安定になっていたのでした。

コメントを残す