お薬の話。


私は以前自律神経失調症になり、一時期精神安定剤を服薬していました。自律神経失調症って本人的にはどういったかんじなのかというと、不安神経症が強かったので、突然泣き出したり、息ができなくなったりということがよくおこっていました。胃もよく痛くなっていたのですが、病院にいって胃カメラを飲んでも原因がわからず、大きな病院で心療内科にいきましたが先生と会わず、ドグマチールという安定剤を飲んでいると調子が良かったのでしばらく服薬していました。

ある日胃がとてつもなくいたくて、薬を飲んでも効かずに病院にいって、たまたまいったところが内科と心療内科を併設しているところだったので、不安神経症と診断されそこではセルシンを処方されていました。そちらのほうがあっていたのか、体調もだんだん良くなり、薬がなくても生活できるようになってきています。

今病院に行っていて薬をもらっているがなかなか調子が思うようによくならない場合は一度病院を変えてみることを考えてみてもいいかもしれません。うつ病などのメンタルヘルスはやはり医師との信頼関係なども重要になってきます。本人が通いやすかったり、信頼できるところに変わるとまたうまくいくかもしれませんよ

誰にでもなる可能性はある


うつ病やパニック障害などに代表されるメンタルヘルスですが、その中でも自律神経失調症と診断される人は意外と多いです。誰にでもなる可能性がある病気であるといえるでしょう。自律神経失調症とは交感神経と副交感神経のバランスが悪くなり、様々な症状が出る病気です。

原因もいろいろあり、気温の変化などが原因で起こる場合もありますし、ストレスが原因なこともあります。ほかにも姿勢が悪く骨の位置がずれてしまっていると自律神経を圧迫してしまい自律神経失調症になりやすくなることもあるみたいですね。

症状としては食欲不振だったり、感情のコントロールができない。朝起きれないなど本当にさまざまな症状がでます。特徴的なのはどれも、検査などをしても全く原因がわからないということです。食べたものを吐いてしまったりなど拒食症のような症状が出る場合もありますし、不眠の症状がでるひともいます。どれもひどくなってくるとパニック障害の症状が強くなったりします。ほかのメンタルヘルスでも自律神経のバランスが崩れることにより起こるものが多いですので、自律神経のバランスを整えるように心がけることは必要ということですね。誰でもなる可能性があるので症状が出たときは早めに病院に行くようにしましょう。

自律訓練法


自律訓練法とは、自律神経の働きを整えるためのセルフコントロール法です。心療内科などの医療機関の多くで実施されているようです。もともとはドイツの精神科医が考えた自己催眠法です。心身の緊張状態をやわらげてリラックスするのが目的です。

やり方は何段階にもわかれていますが、段階を踏めば踏むほど副作用の問題もあるようで、専門家での指導のもとで行うほうがよいようです。一番簡単なものは自分でもできそうなのでご紹介しますね。

横になった状態か、椅子に腰かけた状態で行います。ゆったりと呼吸して、全身をリラックスさせます。そして目を閉じて「気持ちが落ち着いている」と心の中で数回唱えます。落ち着くまで、何も考えずにただ「気持ちが落ち着いている」と繰り返すだけです。そして終わった後大きく深呼吸します。座っている状態でもできますので、仕事中や、学校でも簡単にできそうですね。これだけでも繰り返せば、リラックスの効果が得られるようですので、試してみる価値はありそうですね。

一時的な効果は得らてもなかなか症状が改善しない場合は病院などで専門家の指導のもとで次の段階に進んでみるのも必要かもしれません。この訓練で慣れてくると数分でリラックスできるようにもなり、ストレス軽減にも効果があるようです。

自律神経失調症


自律神経失調症とは交感神経と副交感神経のバランスが崩れるためにおこる病気です。パニック障害やうつ病の兆候がみられることが多い為、そちらの病名で診断されることもあります。ストレスが要因のため適応障害と診断されることもあるようです。

自律神経のバランスが崩れることによって、めまいや立ちくらみ、吐き気や頭痛、微熱や過呼吸などの体の症状がでます。人間不信や情緒不安定、不安感やイライラの症状もあり、人間不信に陥ることからこちらの症状を隠す人もあり、まわりから仮病なのではないかと思われてしまうこともあります。

原因は他のメンタルヘルスと同じく、睡眠不足やストレスが大きいですが、更年期が原因でホルモンバランスが乱れ発症することもあるようです。遺伝的に自律神経が乱れている人もいらっしゃるようです。

治療法としては、抗不安薬などでの薬物療法もありますが、自律神経のバランスをもとにもどすために、行動療法として睡眠の周期を整えるなどもあるようです。自律訓練法でストレスを軽減させることで症状が改善されていることもあります。ほかにも鍼灸・マッサージ・カウンセリングが有効とされている場合もありますので、お医者さんと相談しながら治癒させることが重要ですね。