自律訓練法


自律訓練法とは、自律神経の働きを整えるためのセルフコントロール法です。心療内科などの医療機関の多くで実施されているようです。もともとはドイツの精神科医が考えた自己催眠法です。心身の緊張状態をやわらげてリラックスするのが目的です。

やり方は何段階にもわかれていますが、段階を踏めば踏むほど副作用の問題もあるようで、専門家での指導のもとで行うほうがよいようです。一番簡単なものは自分でもできそうなのでご紹介しますね。

横になった状態か、椅子に腰かけた状態で行います。ゆったりと呼吸して、全身をリラックスさせます。そして目を閉じて「気持ちが落ち着いている」と心の中で数回唱えます。落ち着くまで、何も考えずにただ「気持ちが落ち着いている」と繰り返すだけです。そして終わった後大きく深呼吸します。座っている状態でもできますので、仕事中や、学校でも簡単にできそうですね。これだけでも繰り返せば、リラックスの効果が得られるようですので、試してみる価値はありそうですね。

一時的な効果は得らてもなかなか症状が改善しない場合は病院などで専門家の指導のもとで次の段階に進んでみるのも必要かもしれません。この訓練で慣れてくると数分でリラックスできるようにもなり、ストレス軽減にも効果があるようです。

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