嘔吐恐怖症の裏側

私は嘔吐恐怖症です。人が吐くのも自分が吐くのも、異常に怖がってしまいます。吐くのを見てしまった時は大きくショックを受け、何日間か鬱状態になり、不安定になってしまいます。自分が吐くのも嫌なので、常に吐き気止めを持ち歩いています。

しかし最近、精神分析の治療を受ける度に、ただ単に吐くという行為が怖いだけでなく、その裏側で人に対してどう思われるか気になって、自分の素直な感情がなかなか言えないという自分の性格に気付きました。吐くイコール自分の思いを吐き出すということに繋がっているのうな気がするのです。

人が吐くのが怖い、それはその人が心の中で思ってることを言われた時に自分が傷つくことを言われるのでないかという怖さ。自分が吐くのが怖い、それは自分の中の感情を口に出したら人を傷つけてしまうのではないか、みんな離れていってしまうのではないかという怖さ。そんな風にもしかすると繋がっているのかなと思います。

嘔吐恐怖症の方皆さんに当てはまるとはいいきれませんが、何人かの方は思い当たる節があるのではないでしょか?もしもそれが当てはまるのであれば、恐怖症への治療や考え方も少し変わるのではないでしょうか。表面上の症状と心の奥底での問題とでは違いがあるのかもしれませんね。そこに気付けば症状が改善される可能性もあるかもしれません。

パチンコ依存症


私は今までパチンコをすることは無かったのですが、ふと思いたって一度一円パチンコに行きました。すると見事勝てたのです。と言っても、一円パチンコなので勝金額は知れていますが…。

それでも嬉しくて、いつの間にか毎日のように行きのめりこんでいきました。そして気付けば口座はマイナスマイナス。

ある時パチンコ店のトイレに貼ってある張り紙を見かけました。「あなたはパチンコ依存症になっていませんか?」と書かれてあり、その下に項目がありました。

パチンコをする為に嘘をついたことがある。お金を借りてまでパチンコをしたことがある。パチンコをして強い自責の念にかられたことがある。出ない台だと思っていてもやめられない。など。

実は一つでも当てはまれば、パチンコ依存症なのです。私も当てはまるものが少なからずありました。しかも自覚が無かったのです。

私は、財布にカードも通帳も入れずに、お札もある程度のラインしか入れないという方法を試しました。それでも、不安になったり、行きたくなってうずうずしたりもしました。でもそれを続けたおかげで、するとしても千円以内で、ほとんど行くことも無くなりました。

こうやって書くと簡単にやめられそうに思えますが、私はまだ軽い依存で済んでいたのかもしれません。

色々な方法を試しても、不安が強くなる、おかしくなるほどパチンコできるお金を探してしまう方は、やはり治療が必要だと思われます。

依存症は、薬よりも、カウンセリングが効果的です。なぜしてしまうのか、そこまで執着するのはなぜか、そういった原因を探っていくことが大切です。

もし当てはまる方がいらっしゃったら、治療をお勧めします。

パチンコも依存しすぎずに楽しめるなら、良い趣味、娯楽といえるでしょうね。

気分変調症


鬱病は世間でかなり広く知られるようになりましたが、この「気分変調症」を知らない方はまだたくさんいます。

実はこの気分変調症は鬱病ととてもよく似ている症状で、鬱病になった原因に気分変調症が隠れている場合が多くあります。

鬱病は不安感や心身のだるさ、やる気が起きない、気分が沈みこんでしまうなどの症状がありますが、一般的に何か理由があって発症している為、この症状の期間はある程度決まっています。例えば休職をしてゆっくり休み、心をしっかりと休ませ、ストレスから開放してあげることで半年以上経つとだいぶ良くなってきたという実感をもてることが多々あります。

しかしこの気分変調症はこの鬱の状態が長期に渡って、だいたい2年以上続きます。鬱症状が無い日もありますが、また症状が出たりと、何度も繰り返します。

症状としては鬱状態とほぼ似ています。しかし多くの気分変調症患者は、もともとの考えがマイナス思考であったり、劣等感が強かったり、自分を責めることが多くあります。なので、「性格の問題だ。」「私が弱いからだ」といって、病気だと気付かない場合がとても多いのです。

しかし気分変調症は立派な病気です。だからきちんとした治療を受ければ、治る病気なのです。

もしも心あたりがあるようなら、是非一度受診してみてはいかがでしょうか。

ランチメイト症候群


特に女性に多いといわれているランチメイト症候群。これは食事をする相手のいない人間は価値のない人間であるという思い込みから、特にお昼休みなどにおいてひとりで食事をすることにたいする恐怖心がおこる症状です。

学校や会社で同僚と食事をする機会が多い学生、OLに多く、一人で食事をしたくないが、誘って断られた場合それも自分は価値のない人間だと認めることになってしまうという恐怖心から自分から誘うこともできず、人目を避けてご飯を食べることである。最近ではトイレなどでごはんを食べる人もでてきている。

特に女性は集団で行動することが多く、その場合一人でいると友達のいない人だとレッテルをはられることがある。特に思春期にそういった経験をした人は、自分には価値がないから誘ってもきっといれてもらえないだろうと思い誘えず、それがストレスとなり重傷になると会社へ行けなくなり引きこもってしまう場合もある。

一緒に食べる人が決まっていても、中心人物に合わせて毎日の食事場所が決まってしまい、自分の意見も言えず食べたいものが食べることができない人もいる。この場合もそのことがストレスとなり、ストレスがたまりすぎるとメンタルヘルスなどにつながりかねないと思われる。

チック症の症状について


チック症とは、突然、本人の意志とは関係なく、ぴくぴくっと体が動いたり奇声をあげたりすることが繰り返し行われる症状のことをいいます。他にも、瞬きをしたり、頭を振ったり、肩をぴくぴくと動かすことなどもあります。また、「バカバカ」などと汚い言葉を連発したり、卑猥な言葉などを繰り返し言う汚言症と言われる症状が現れる場合もあります。問題なのは、それが本人の意志ではなく勝手に起こってしまう為、自分で止めることが不可能なのです。

主に幼児や小学生低学年など幼い子供が起こしやすいです。不安を強く感じてしまったり、性格上優しい子や傷つきやすい子、神経質な子がなりやすい傾向にあります。

だいたいの子供が短期間でその症状は消えていきますので、そこまで親が重く受け止める必要性はありません。なんといっても、この病気の原因に親の育て方や接し方は関係性がないといわれています。

ただそういった症状が出る時期は、なるべく本人にストレスを感じないような環境づくりをしたり、緊張を強く感じるような言動を親が控えてあげましょう。とにかくリラックスできるようにしてあげることが、一番本人の心を休ませて上げることになります。

もちろん症状によってはあまりに過剰であったり、親が気になるようでしたら、小児科や児童精神化に通って話しを聞いてみるのも良いと思います。薬物治療で症状を抑えてあげることもできます。

まずは本人が一番症状に苛立ちを覚えていると思います。それを少しでも心落ち着く方向性に周りの人間が作ってあげるのが一番効果的だと思われます。

嘔吐恐怖症


私は学生のころから、吐き気がすることが多く、悩んでいます。例えば、混んでいる電車の中とか、学生のころは授業中の教室で、とか。

その都度逃げるようにしてその場を立ち去っています。実際に戻したことはないんですけどね。その場から去ると、案外治ったりしています。

これは神経や精神系の病気なのかなとずっと思っていました。通学や通勤のときは電車を使っていましたので、電車の中で気分が悪くなるといけないので連結部分に近いところに席をとり、気分が悪くなったら連結に行っていました。また、エチケット袋も必須で、いつもカバンの中に持っていましたし、今も持っています。

実際にそれらを使ったことはないのですが、連結に行ったり、途中下車したりすることは何度もありました。なので、快速電車というものには乗れずにいつも各駅停車の電車に乗っていました。

とにかく戻してしまうことが恐ろしくて、いつも脂汗をかいている状態です。これは、「嘔吐恐怖症」っていうみたいですね。

私は今精神科に通院していますが、私のこれらの症状を医師は、「パニック障害」とも言っています。症状は一時的なもので、電車やバスなどの閉所に行くとなってしまう病気のようです。

咽頭炎


咽頭炎という病気をご存知ですか?のどに違和感があり、なぜかいつも詰まったような感覚が抜けずに気分が悪いという症状のある病気です。私はこの病気に学生のころにかかりました。初めはとにかく喉の調子が悪い感じなので内科を受診したのですが、検査をしても特に異常は見つかりませんでした。そして、診断名は、この「咽頭炎」というものでした。

思えば当時、人間関係のストレスなどがかかっていて悩んでいた時期であったため、精神的なものからきていたのかも知れません。かかったのが内科だったので特に診察の時にもどんな状況なのかを質問されませんでしたが、内科でなくて心療内科か精神科にかかっていればよかったのかも知れません。

とにかく、吐き気もするし、食欲も不振になっていたので病院にかかることに間違いはなかったと思うのですが、当時私にも家族にも医学的知識がなかったので内科にとりあえず行ってしまいました。

あとから知ったことですが、この、喉に違和感がある、という症状は精神科の症状にもあるそうです。

私の場合、結局は漢方薬を処方されましたが治ったのか治らなかったのかわからないまま月日が流れてしまったのでした。

今はこの症状はありませんが、あれはなんだったのか不思議です。

全般性不安障害


不安神経症のなかの「全般性不安障害」についてです。こちらは「パニック障害」と比べると突発的ではなく、慢性的なことが特徴です。英語の頭文字をとってGAD(Generarized Anxiety Disorder)とよばれることもあるようです。

主な症状としては、精神面では特に要因がないのに「家族が事故にあうのではないか」「犯罪に巻き込まれてしまうのではないか」などと感じ不安になってしまうことです。「仕事や学校など日常生活において原因がわからない状態で過剰な不安と心配がある」「過剰な不安や心配を感じている状態が長く続いている」このような状況があり、落ち着かなかったり、疲れやすかったり、集中できず心が空白になってしまったり、眠れなかったりなどの症状がでてきます。

身体面では、頭痛、頭が重い、頭がふらふらする、胃痛、首や肩の凝り、息苦しさ、めまいなどの症状が現れます。身体面の症状がでることで、「私は大きな病気なのでは?」と不安になるケースもあります。しかし、病院にいっても異常はなく、病院を転々としたり、大きな病院でさらに精密検査を受けたりしますが、異常がないといわれてしまいます。

そのまま原因がわからないまま生活を続けていると全般性不安障害から「パニック発作」を発症することや、「うつ病」「アルコール依存症」を発症することもあります。

本人や家族が「気のせいだ」と思わずに、一度心療内科を訪れてみることで早めの治療ができ回復が早くなることもあります。症状を改善するためには自分の病気に対する知識をつけ、必ず治ると確信すること、信頼できるお医者さんを探すことが重要です。

また原因となるストレスなどがわかっている場合にはカウンセラーにかかることも有効です。まずは、上記のような症状に心当たりがあれば、病院を訪れてみましょう。