ジェイゾロフト 断薬


パニック障害で、ジェイゾロフトを2年間飲み続けていました。
25mg→50mg→75mg→50mg→25mg→25mgの半分→25mgの半分を一日おき、という流れでした。

担当のお医者さんの指示で増減していきましたが、断薬となったときのみ自分の判断です。
断薬は自分の意思というか、飲むのを忘れていた…それが続いてしまっていつの間にか飲まなくなってしまった、というのが本当のところです。

飲まなくなってしまってから、通っていた心療内科にも行かなくなってしまいましたが、「まあいっか」という感じ。
先生にはお礼を最後に言いたかったのですが、メチャメチャ混んでいる心療内科に通っていたので、先生に会うのも一日がかりで大変なのです。
なので心の中で、自分勝手に感謝の言葉を贈っています。

肝心なジェイゾロフトの断薬症状ですが、上記のような流れだったため、特に辛いことはありませんでした。
あえて言うならちょっと落ち込んで、なんで理由も無いのに悲しいんだ?あ、ゾロフトのんでないからか?いや違うかな?
というか人間、生きてりゃ理由もなく悲しくなることもあるんでない?なんて思ったり。
…という程度。断薬症状とも言えないですね。

ジェイゾロフト 減薬開始


ここ半年ずっと調子が良かったこともあり、今日の受診でジェイゾロフト(SSRI)の減薬を開始しました。
自分の場合は、25mg→50mg→75mg→50mg(今ココ)です。飲み始めから1年半くらい。
パキシルやジェイゾロフトといったSSRIは薬が効き始めるのも遅く、またある程度の期間飲み続けなくてはならないので、正直長くしんどかったです。
今日から50mgですが、どうなることやら。「SSRI 離脱症状」で検索すると、なにやら恐ろしい文章も出てくるし・・・。
少しでも参考になれば、ということで私もSSRI減薬日記?をたまに書いていこうと思います。

いつもの薬局で、「お薬が減ってきましたね。調子がよさそうですね。良かったですね♪」って薬剤師のおばちゃんが言ってくれました。
素直に嬉しかったけれど、例えば3年前とか、自分が薬漬けになるなんて思ってもみなかったなー。などと思い出したりもしました。
いやしかし、不安障害→パニック障害→鬱・強迫観念の発症は極度のネガティブ思考からきた心と脳の病とも言える。
こころをニュートラルにして、前を見なくっちゃ!

抗不安薬についての個人的感想【リーゼ5mg】


抗不安薬は主に不安障害の治療に使用するとされていますが、実際は様々な症状に処方されているみたいです。
不安や緊張はもちろんのこと、手術前の無駄な動揺を無くす、パニック発作の予防、うつ、緊張性頭痛、肩コリまで…。
また、眠気を伴うことも多いことから、睡眠導入剤として処方されている人もいるようです。
私は不安神経症、パニック障害、軽い強迫観念、軽い鬱で何種類かの抗不安薬の経験があります。

まず最初に心療内科で出されたのが「リーゼ」。
かなり効き目がかるい抗不安薬で、一番最初に様子見で出されることが多いようです。
初めてだったからか、これは結構効きました。
当時は意味のわからぬ緊張と不安で本当に苦しかったのですが、リーゼを飲んで1時間もしたらすっかり落ち着いてしまいました。
あの視界が晴れたような、灰色の空が一気に青くなったような感覚は今でも忘れられません。
「ああ、助かったな」という気持ち。(心療内科にかかるのにはやはり抵抗ありましたが^^;)

なかなか調子も良かったのですが、仕事のストレスと度重なるパニック発作のおかげで、文字通り心も体もボロボロになり。。。
抗不安薬にお世話になる人生がはじまったのでした。

ドグマチールの離脱症状


自分に合う薬を模索している時期に「ドグマチール」という薬を飲んでいたことがありました。

心療内科の先生からは、基本的には胃薬みたいな感じ。嘔吐恐怖も少しあるみたいだし吐き気、胃もたれにもいいから。ということで出されました。この薬はちょっと変わった所があって、少量だと胃薬、多めだと脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンの放出を促進する作用があるそうです。

私の場合、抗不安薬と一緒に半年くらい飲み続けだいぶ症状(当時は軽度のうつ)も改善されていたのですが、体重が20キロも太ってしまいました。先生にそのことを相談すると、ドグマチールは(人によっては)太ることもあるとのことで、じゃ、減らしていこっか。となりました。

ドグマチール錠50mgを1日3回を2回して2週間。なんともありません。
1日2回を1回して4週間。なんともありません。
なんだ薬なんてなくても楽勝じゃん~って思ってたんですけど…^^;

1日1回を0回にし、3日目くらい。
なんというか頭に霧がかかったような状態。
そしてそれ以上にものすごい落ち込み。気分が沈む。
私は精神薬のんでいるくせに、離脱症状なんて都市伝説だろーみたいな楽観的な考えだったので、正直ちょっと焦りました。何か悲しいことがあったというわけでもないのに気分が落ち込むという不自然なあの感じ。自分の人生が確実に変な方向へ行っているような気がする不安感。あれはもう体験したくない。

※離脱症状とは、薬を減らしたときや、やめようとする時に身体や心に不快な症状が現れることをいいます。

その後主治医に相談し、1錠を半分にして飲んだり、もっと長いスパンで減薬に取り組んだりしてなんとかドグマチールを断薬することができました。

今考えればあれは確実に離脱症状だったな。
ただ、ドグマチールが悪い薬だとは今でもまったく思いません!辛かった時期を救ってくれたお薬でもあるのです。

離脱症状の真っ只中、「ドグマチール 離脱症状」で検索しまくって体験談ばかり読んでました。
そしてその体験談に救われたという想いもあって、私の体験談も書いてみました。
少しでも不安や疑問があったら、すぐに主治医さんに相談してくださいね!

抗うつ薬SSRI(パキシル)の基礎知識


SSRI(エスエスアールアイ)はSelective Serotonin Reuptake Inhibitorsの略で副作用の少ない抗うつ薬として今、注目を浴びています。

三環系といわれるSSRI登場前の抗うつ薬は、眠気・口渇・便秘(抗コリン作用が原因のもの)という副作用が多いとされてきました。

SSRIはそのあたりの副作用も改善されているようですが、副作用がまったく無いというわけではないようです。
セロトニンの濃度のバランスが崩れることによって引き起こるセロトニン症候群、薬の減薬や中断によって引き起こるSSRI離脱症候群等、それなりに副作用はあると言われています。

以前(3年ほど前)会社でのストレスからパニック障害という不安障害の一種に罹ってしまい、心療内科でSSRIの一種であるパキシルを出されました。
SSRIはうつ病だけでなく、うつ状態、パニック障害、強迫神経症、社会不安障害にも用いられるようです。

ちなみにその時一緒に出た薬は、リーゼ(抗不安薬)、ナウゼリン(吐き気止め)でした。
吐き気止めが出された理由ですが、心療内科の先生に尋ねると「パキシルを初めとするSSRIは、飲み始めの副作用として吐き気が出ることが多くある」との事でした。
病院でそんなことをいわれてビビってしまい、SSRIの飲み始めが3日も遅れてしまいました^^;

結果として吐き気等の副作用も無く、パニック障害の症状も一進一退でしたが徐々に改善され始めたので、私にとっては合っていた薬だったと思います。

精神薬は通常の薬よりも合う・合わないという「人によりけり」のパターンが多いと聞きました。 自分に合ったお薬が見つかるまで、様子を見ながら薬を変えていくという治療法が現代の精神医学のカタチなのだと思います。

薬に頼るのか頼らないのかは結局最後は自分で決めることになります。
ただ私個人の考えとして、現状が辛く苦しいのならお医者さん(専門家)の意見を聞くべきだと思います。
…実は病院や先生も合う合わないがあるのですが、その話はまたいつかということで。

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