怖いと思うこと。


メンタルヘルスの一つに恐怖症というものがあります。恐怖、怖いと感じることは人間だれしもあることです。それは、同じ過ちを繰り返さないためであったり、危険を回避するために備えられた感情ともいえるでしょう。たとえば、高いところが怖い場合は、以前高いところから落ちた経験があるからかもしれませんし、高いところから落ちたときの危険を考えて回避するために怖いと感じている場合もあります。恐怖症というのはこの怖いという気持ちが、通常の範囲を超えてしまうことで、日常の生活に支障をきたしている場合です。

通常の範囲を超えて恐怖心を感じてしまうので、本人も恐怖の理由がわからないことが多くあります。たとえば女性恐怖症、男性恐怖症では相手が異性であるというだけで恐怖を感じてしまいます。こういったことは周りからも理解されないことが多いですし、なかなか精神科を受診する人が少ない状況もあります。

しかし恐怖症はほかのメンタルヘルスを一緒に発症する場合もあります。そういった場合や、恐怖の対象から逃げることができない場合などは精神科を受診して治療をするほうが良いでしょう。早めに治療することで一緒に発症したほかのメンタルヘルスも早く回復させることができるでしょう。

コメントは停止中です。