支えることと共依存


家族がメンタルヘルスになってしまった場合などは、そのメンタルヘルスいなってしまった家族を支えなくてはなりません。しかし、時々支えていることに価値を感じてしまい、共依存という関係になる家族などもあります。支えることと共依存なにが違うかというと、家族の看病に価値を見出してしまい、治ることを心のどこかで恐れている場合が共依存に該当するといえるでしょう。そして看病されているほうもそれをわかっていて、病気を治そうとする意志が弱くなっていたり、看病しているほうが回復する機会を阻む場合もあります。

共依存には明確な定義があるわけではありませんし、メンタルヘルスの症状によって対策も様々です。対策の一つとしては、一定の距離を置かせるということが重要になってきます。距離を置くことで、看病されている側も、依存しているわけにはいかないと気づき、自立させることで回復につながる場合があるようです。ただ、これはただまわりが距離を置くようにすすめればいいというものではなく専門の医師に相談のもとで行うほうがよいでしょう。看病されている側が自立できても看病している側が自立できなければすぐ元の状態に戻ってしまう可能性があります。

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