大変なことがあって諦めたくなったとき


心に負担なことが起こってどうしようかと焦り、不安になり、諦めたくなる時があるでしょう。仕事や学業、人間関係と私たちをとりまく環境状況に、時に押しつぶされそうになることがあります。そのようなとき私は、目の前のことに背を向けて諦めたくなることがあります。

成し遂げようとしていること、やるべきことは人それぞれにあると思います。しかし、目的を成すことだけが良いことでしょうか。もちろん、結果として成し遂げられたら嬉しいですよね。ですが、困難にぶつかったとき、心が折れそうでどうしようもなく諦めたくなったとき、とても苦しいですよね。

私が困難にぶつかり、不安定な時期がありました。そこである人が一言くれたのです。「本当に大きいことは、最後まで行うことだよ」と。私はこの一言に助けられました。成功することが大きなことではなく、結果がどうであれ、それが問題ではなく最後まで行うかどうかが問題だと思いました。

私はできるだけ粘ろうと決心して行いました。結果としてはまだまだでしたが、精いっぱい最後まで行ったことに達成感を感じ、次もまたコツコツやろうという気になったのです。また、最後まで行ったからこそ、それまでの経験が役に立ったこともありました。そうしているうちにいつの間にか、目的を成すようになったのです。

結果が出ても、それで終わりではありません。最後というのは、人生が終わってみなければわからないし、結果が出たとしても一つの通過点としての結果にすぎないと思います。ですから、共感して下さった方は、諦めたくなった時、この言葉を思い出してみてくださいね。

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