嘔吐恐怖症の症状について


嘔吐恐怖症とはとにかく嘔吐すること、又は嘔吐している人を見ることなどに過剰に恐怖を感じてしまう症状です。実際に私も嘔吐恐怖症なのですが、少し気分が悪いだけで「吐いてしまうのではないか」という不安に襲われ、手が震えたり体が冷えてきたり、過剰に落ち着かなくなって、処方されている吐き気止めの薬を飲んでしまいます。

また、電車に乗って体調が悪そうな人、酔っ払っている人をみるだけでも、色々な想像が頭を駆け巡り、その場にいられなくなります。ひどいときは他人の様子だけで不安になり電車を降りてしまうこともあります。

他にもストレスが溜まりすぎたり、疲れがひどくなると、私は必ず自分や人が嘔吐する夢を見てしまいます。夢の中でも恐怖に駆られ、目が覚めてからもなかなか頭から離れません。

治療法としては少しずつ慣らしていく行動療法が主流となっています。私もですが、パニック障害の方に現れやすい症状といわれています。まだまだ吐き気止めは手放せませんが、いつかは薬なしで受け止められるようになりたいと願っています。そのために今は病院の先生と発想の転換の仕方を考えていっています。

不安というものは誰にでもあります。それをいかに自分の中で受け入れるか、自分で対処できるかということが、病気を治す大事な一歩だと思います。

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