お互いがぎこちなくなったときは、会って対話の時間を


恋人同士でけんかをしたとき、けんかをすることがあるでしょう。一緒にいることができないときは、メールや電話といった方法がとられます。このようなコミュニケーションは大切ですし、便利ですが、お互いがすれ違ってしまうこともあります。一言のメールで、ある人は前向きに受け取り、ある人は否定的に受け取ることがあります。その一言によって不安が生じたり、その人を想う気持ちが異なってきたりもします。

対話する上で80%くらいは誤解が生じると聞いたことがあります。個々で育ってきた環境、性格、考え方、表現方法、その時の気分などで発せられる言葉は異なってきます。それを受け取る側も、同じように個々の考え方や状況がありますので、たとえ内容が通じたとしても、少なからず、その深さや感覚が異なってくるわけです。

そうであるのに、メールや電話で済ましてしまうことは、時に傷つき、本当の気持ちが言えなかったりします。相手の表情もわからないですし、相手の言葉ばかりが刺さり、その心をくみ取ることがより難しくなります。そのようなことを防ぐためにも「対話」は非常に大切なものになると思います。時間をとって、自分の考え、気持ちを性格に伝え合うのです。そうしたら、相手が自分を責めていた言葉だと思っていたことが、本当は自分のために愛をもって言ってくれた言葉だとわかったりもします。また、その場の感情で話すのではなく、どのように話そうか、心を整理した上で話すことが大事です。

「誤解」で擦れ違いが生じることは、とてももったいないことではないですか?相手の表情を見ることができ、真実に話すことができるのは、やはり直接会っての対話ではないでしょうか。

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