メンタルヘルスを初期で発見するには


メンタルヘルスは初期の時点できちんと病院で治療を受けると比較的早く状態が回復します。初期で発見するためにはまわりの気づきが重要です。本人が気づくころにはかなり進行しているケースが多いです。どういったところに気を付ければよいのでしょうか。

たとえば職場の場合ですと、いつもと様子の違う部下や同僚がいないかどうかというのに気を配る必要があるでしょう。最近は不況の影響による人員カットなどでひとりひとりの仕事が忙しくほかの人の様子まで気を配る時間がなく、気が付くとメンタルヘルスになって休まれてしまうということもあります。たとえば今まで仕事を効率よくこなしていた人が突然仕事の効率が悪くなったり、思考力や判断力の低下がみられる場合や表情や動作の活気がないなど初期症状はそういったところから現れてきます。不自然な言動やミスや事故も徴候ですね。そしてだんだん遅刻や早退、欠勤をしだすようになったり、無断欠勤をしたりしてしまいます。できれば欠勤などになる前に気づいてあげて、部下や同僚の話をきいてあげたり、病院へ行くように勧めたりできるとよいですね。

少しの気遣いで、メンタルヘルスになる人を防ぐことができます。同じ職場で働く仲間同士、相手の状況をみつつ仕事ができる環境にしたいものですね。

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