治っているかがわかりづらいからこそ


メンタルヘルスにおいては完治はなく、かんかいであるといわれることが多いです。症状が緩やかになったように見えてもちょっとしたことで再発しやすいこともあるからですし、治っているようにみえてしまうことがあるからでしょう。このように治っているかわかりづらいからこそ、本人の自立を妨げてしまうことになってしまう場合もあります。

治っているかわかりづらいと、本人もついついちょっとしたときにメンタルヘルスを言い訳にしてしまいます。起きれなくても、面接に行くのがめんどくさいのも、外にでるのが嫌なのもメンタルヘルスが原因の場合もありますし、そうでない場合もあります。またメンタルヘルスになってから過度に家族などが優しくなった場合なども、このままでいれば家族が優しいとおもうとついつい自立したくないという気持ちも出てきてしまうでしょう。

しかし家族も本人もなかなか治ったのかわからないのがメンタルヘルスですので、一概に治ってるんだからと周りがあわてさせることもよくありません。本人が、もう大丈夫。頑張ろうと思えるまではそっと支えてあげるほうがいいのかもしれません。サポートしつつ少しずつ日常生活にもどしていくというのを病院の先生と相談しながら行うのがいいでしょうね。

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