うつ病になりやすい環境


人間は、環境によって大きく影響を受けます。
そして、うつ病についても、うつ病になりやすい環境や状況があるそうです。

うつ病になりやすい環境、状況というのは

・ストレスを受けやすい環境
・環境に大きな変化を伴うような状況

のようです。

ストレスを受けやすい環境の具体的な例とては、職場において
「ノルマが激しい」
「能力を超えた仕事を要求される」
「いつも時間に追われて仕事をしている」
「休みや休憩が少なく、肉体的にも負担が大きい」
「日々、競争にさらされる」
「日々、苦情を受ける」
など
があるようです。

一方で、
環境に大きな変化を伴うような状況はといえば、
「結婚」「離婚」「死別」「出産」「子供の独立」
「転職」「リストラ」「退職」「昇進」
「引越し」「進学」「転校」
など
があるようです。

考えてみれば、
人間は動物の一種であり、動物自体、環境によって生き延びたり、絶滅したり、
環境に応じて姿形を変えてきたので、当然と言えば当然なのでしょう。

特に、他の惑星などの環境では、生命は存在できないし、
環境が大きく変わるというのは命の危険に繋がる大事なことなのですね。
そういう意味でも、私たちの身の回りの環境も、
私たちの命の存在を脅かす重要な要因なのですね。

世界の人々が、心のレベルで少しでも平穏に暮らせるよう
ストレスのかかる環境を無くしていきたいものですね。

うつ病になりやすい性格


先日、WHOからもうつ病の人間が3億5千万以上との推計が出されました。
どうやら、日本だけでなく、世界的にうつ病が蔓延しているようです。

世界中の人の心を癒すことは、中々難しいですが、それでもせめて、
自分の周囲の人ぐらいには気を配ってあげ、うつ病になるのを防げれば
良いものですね。

ということで、うつ病について少しばかり調べてみました。

うつ病になりやすいかどうかの1つとして、その人の性格が大きく影響するようです。

<うつ病になりやすい人の特徴>
・頑固
・几帳面
・完璧主義
・仕事熱心
・まじめ
・人に任せられない
・他人の目が気になる
・周囲に気を使いすぎる
など

<うつ病になりにくい人の特徴>
・融通が利く
・おおざっぱ
・いい加減
・楽天的
など

それぞれを総合してみた印象ですが、

うつ病になりやすい人は、
まじめで、自分、物事はこうでなくてはいけないと思い込んで、そこに
固執してしまうようなイメージを受けます。
また、必要以上に周囲に気を使って、自分を押し殺してしまうような
感じなのでしょう。

一方で、うつ病になりにくい人は、
楽天的で、状況のあるがままを柔軟に受け入れられる人のような気がします。
また、周囲に気を使っても、無理せず自分のできる範囲で適度に
できるようなイメージを受けます。

もし、うつ病については、もう少し勉強して、
周りにうつ病になりそうな人がいたら、
少しでも気を使ってあげたいと思います。

中間管理職の精神疾患 急増


今日、メンタルヘルスのセミナーに出席してきました。
「中間管理職の人にうつ病などの精神疾患にかかっている人」が増えているらしい。

確かに、中間管理職は、
経営陣や上司等の上からは、経営サイドから実現不可能な売上目標、
コスト削減など無理難題を押し付けられ、
部下からは現場サイドから職場の不満、業務遂行上の問題改善をぶつけられるなど、
中間という言葉が指すように、まさに上下から板ばさみ状態になりやすく、
つらい立場ですね。

上司と部下の両方との関係がうまく保てることにこしたことはないですが、
せめてどちらか一方との関係がうまく保てていれば、救いがあるように思います。
自分の周りを見てみると、中間管理職の上と下で言うことが違っていても、
自分の立ち位置を決めてしまっている人は、比較的うまくやっている人が
多い気がします。

問題なのは上司ともマイナスの関係、部下ともマイナスの関係になって
しまっている中間管理職の人で、

想像するに、
こういう人は、自分一人で抱え込んでしまったり、人に相談出来なかったり、
人に頼れなかったり、自分の我を通そうとしていまう人が多い気がします。

普段、うちら平社員の間では、担当課長などの指示に対して、
「また適当なことを言って」
「現場のことをわかってないなぁ」
「課長は命令するだけだからいいよなぁ」
なんて愚痴をこぼしていますが、

中間管理職の間で精神疾患が増えているなどと聞いて、改めて状況を想像して
みると、なんだかかわいそうに思えてきますね。

明日は、課長に優しくしてあげようと思います。
いつまで続くかわかりませんが。。。

うつ病の人=世界で3億5000万人超へ


「10月19日、世界保健機構(WHO)が、うつ病など精神疾患で苦しむ人が
世界で3億5000万人を超えるとの推計を出した」というニュースを見ました。

3億5000万人と言われても、ピンと来ないですが、
WHOのHPを見ると2012年現在の人口が約68億人なので、
世界的に見ると約5%(20人に1人)はうつ病の計算になります。

(ちなみに、日本の人口が約1億2700万人なので、世界中のうつ病の人を
集めると日本人の約2.8倍もの人がいるということですね。)

イメージがまだあまり湧かないですが、、、
私の学生時代は、小中高いずれも一クラス約40人だったので、
割合で考えて、クラスに2人はうつ病の子がいるって感じなのでしょう。

確かに口べたでおとなしい子はいたけれども、
心の病気に掛っている人がクラスに2人いると考えるとやはり多いですね。。。

私が見た資料では、地域別のデータはなかったけれど、温かい地方の方が
うつ病が少ない気がするので、
実に安直ながら、うつ病で悩んでいる人は、南国に行くのが良いのではないだろうか?
と本気で思うわけです。

うつ病の治療として、南国への長期旅行を国が補助をするなんてことになったら、
みんな仮病を使うのだろうなぁ

実際、自殺率で見てみても、
赤道直下、南国、ラテン系といったイメージの当てはまる国は上位には
入っていないようで、、、

上位としてよく上がる国は、
韓国、日本、旧ソ連(リトアニア、カザフスタン、ベラルーシ、ロシアなど)です。
(北欧などは、自殺率が高いイメージが高いのですが、実際はそうでもないのですね)

我が日本も常連入りしていますし、ニュースでもよく耳にします。

改めて、周りのみんなは、生きずらい国で生まれながら、
負けずに、頑張って生きているなぁなどと関心をします

私の周りでは、うつ病の人(カミングアウトしている人)はおりませんが、
こういうニュースを見ると、みんなの心の平穏を願いたくなります。