言われたことに対してとっさに出る感情を抑える対処法


相手に思いもよらぬ良くない言葉を言われたとき、心がとても驚きますよね。時にはカッとなって、自分も相手に攻撃的な言葉を発してしまったり、時には言葉が突き刺さって一人で考え込んでしまったり。

そんな時は、カッとなったり、落ち込むことより先に、立ち止まって10秒、20秒、考えてみましょう。「なぜ相手はこのようなことを言ったのだろうか」と冷静になって考えるのです。そうしたら、意外と、相手の心が不安定だったからこそ、良くない言葉を発っしたりしたんだなということがわかることがあります。相手に嫌なことや、大変なことがあったのかもしれません。もしかしたら、悲しいことがあったのかもしれません。

原因は自分にもあるかもしれないけれど、相手の言葉の裏に隠された心の状態によっても、発せられる言葉や行いが違ってきます。ですから、良くない言葉を言われたあなただけの責任ではないということです。

私はそれに気が付いた時、むしろよくない言葉を発した相手を憐れむ心がわいてきたことがあります。決して相手を卑下して思うのではなく、「何かあったんだろうか」と本当に心配になりました。それで、相談にものるようになったのです。

発せられた言葉の裏には、その人の心の状態の不安定さがあることもあると心得ておきましょう。それだけで、冷静にもなれますし、分析したり、チームワークをうまくやる助けにもなりますよ。

 

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