人に相談することからも安定を得られる


心が雨模様の時は、一人で考え込んでしまいますよね。私は人に相談しないタイプだったので、一人であれやこれやと考え、結局ネガティブにしか考えられなくなり、負のループにはまってしまうことが多かったです。なぜなら、自分が経験したことは自分にしかわからないですし、事実と真実は異なります。ですから、「見た目」「聞いた内容」で人に意見を求めて判断されることは、真実とは異なるような気がしたからです。

話さないことで負のループから抜け出せなくなっていた私は、やっとのことで信頼できる人に相談しました。すると話を聞いてもらうだけで、自分の中のもやもやが解けて楽になりました。話すことは心を楽にしてくれるものです。また、自分だけが持っていた価値観や自己主観などを他の角度から見る良い機会になります。そこで対人間の視野が広まりもしますし、大いに今後の参考になります。一人で考えて自己完結すると、それで良い時もありますが、自分の考え方だけに留まってしまうこともあるのです。相談することは自分を磨くチャンスにもなるのです。

また、私は女性ですから、女性の視点でお話をしますが、女性の方は、女性に相談することをおすすめします。同性にしかわからない感情や考えがありますし、共感してくれたり、慰めてくれたりします。

男性に話すとなると、対応が少し異なってきます。女性が相談したことに対して、男性はなんとか助けてあげたいという責任感が生まれるそうで、「~した方がい」「それは○○すべきだよ」というように、ただ共感してほしかった女性は、話を聞いてくれていないように受け取ってしまいがちです。もし、何等かの答えを求めて、自分がどう実行すべきなのかを求めているならば、男性ならはっきりと答えてくれると思います。もし、男性にただ話を聞いてもらいたいときは、事前にそのように言っておくのがよいでしょう。そして、心が安定してきたら、実行すべきことをアドバイスしてもらうのも良いと思います。

一概に男性、女性で区別はできませんが、私の経験上そのようなことが多い気がします。相談してすっきりして、良い心境で過ごしましょう。

労働者の自殺の増加


不景気による労働時間、労働負担増加や、職場でのパワーハラスメントの問題などが原因でメンタルヘルスによる労災認定件数が増えてきています。またその中の自殺者もふえており、平成9年には2件の労災認定、どちらも自殺されたものでした。それが平成20年には労災認定件数が269件、うち66人の自殺者となっています。

労災認定増加の背景には、以前は自殺までならないと労災申請自体されていなかったというケースも多かったというのもあると思われます。メンタルヘルスということが社会的にも認められるようになったことで、長時間労働などが原因とされるメンタルヘルスに関して労災申請がされるようになってきました。そのことによって明らかになってきたところと、長引く不況により、労働環境が悪化し増えている面もあると思われます。

自殺者総数は3万人を超えるといわれています。そのうち労働者の自殺者数も8千人から9千人前後といわれています。それからみると労災認定されている自殺が66件というのは少ない数値といえるでしょう。仕事が原因での自殺と証明できなかったり、申請をしてないということもあります。職場の環境を改善してメンタルヘルスを減らすことは自殺者数を減らすことにもつながります。企業も含めきちんと考える必要があるでしょう。

働くことによるストレス


近年、24時間街が動いていることが増えてきました。また派遣労働者などの増加により、低賃金で働き続け、働いても働いても今の生活から抜け出せないワーキングプアなども問題になっています。経済や産業構造が変化しているこの時代において、仕事や今後の将来に関して、強い不安や、悩み、ストレスを感じている人が多くなってきています。

厚生労働省がだしている「労働者健康状況調査」では職場での生活によってストレスを感じている労働者の割合は昭和57年に比べて平成19年では8%も増加しています。少子化に伴い人口は減少していることでしょうから、人数でいうと割合以上に大きく増えていることになります。

そんなストレスの原因のトップは、職場の人間関係の問題です。これは不景気に伴い、残業が増えたり、コミュニケーションをとる場がなくなることなどから、個人プレーになってしまったりや、パワーハラスメントと呼ばれる、上司からの嫌がらせなどの問題もあります。また仕事の質や量、適正に合わない仕事をしなくてはならない環境もストレスの原因になっていたり、不景気に伴い会社の将来性がないこと、昇進・昇給がないことへの不安などからストレスになる場合もあります。

職場でのメンタルヘルスをサポートするサービスも流行っているようです。東京や横浜を拠点に出張整体を行っている鍼信さん
鍼灸師や柔道整復師などの現代病やメンタルヘルスの専門家を企業へ派遣。会議室などの空いたスペースで手軽に治療が受けれるサービスのようです。

うつ病になりやすい環境


人間は、環境によって大きく影響を受けます。
そして、うつ病についても、うつ病になりやすい環境や状況があるそうです。

うつ病になりやすい環境、状況というのは

・ストレスを受けやすい環境
・環境に大きな変化を伴うような状況

のようです。

ストレスを受けやすい環境の具体的な例とては、職場において
「ノルマが激しい」
「能力を超えた仕事を要求される」
「いつも時間に追われて仕事をしている」
「休みや休憩が少なく、肉体的にも負担が大きい」
「日々、競争にさらされる」
「日々、苦情を受ける」
など
があるようです。

一方で、
環境に大きな変化を伴うような状況はといえば、
「結婚」「離婚」「死別」「出産」「子供の独立」
「転職」「リストラ」「退職」「昇進」
「引越し」「進学」「転校」
など
があるようです。

考えてみれば、
人間は動物の一種であり、動物自体、環境によって生き延びたり、絶滅したり、
環境に応じて姿形を変えてきたので、当然と言えば当然なのでしょう。

特に、他の惑星などの環境では、生命は存在できないし、
環境が大きく変わるというのは命の危険に繋がる大事なことなのですね。
そういう意味でも、私たちの身の回りの環境も、
私たちの命の存在を脅かす重要な要因なのですね。

世界の人々が、心のレベルで少しでも平穏に暮らせるよう
ストレスのかかる環境を無くしていきたいものですね。

うつ病になりやすい性格


先日、WHOからもうつ病の人間が3億5千万以上との推計が出されました。
どうやら、日本だけでなく、世界的にうつ病が蔓延しているようです。

世界中の人の心を癒すことは、中々難しいですが、それでもせめて、
自分の周囲の人ぐらいには気を配ってあげ、うつ病になるのを防げれば
良いものですね。

ということで、うつ病について少しばかり調べてみました。

うつ病になりやすいかどうかの1つとして、その人の性格が大きく影響するようです。

<うつ病になりやすい人の特徴>
・頑固
・几帳面
・完璧主義
・仕事熱心
・まじめ
・人に任せられない
・他人の目が気になる
・周囲に気を使いすぎる
など

<うつ病になりにくい人の特徴>
・融通が利く
・おおざっぱ
・いい加減
・楽天的
など

それぞれを総合してみた印象ですが、

うつ病になりやすい人は、
まじめで、自分、物事はこうでなくてはいけないと思い込んで、そこに
固執してしまうようなイメージを受けます。
また、必要以上に周囲に気を使って、自分を押し殺してしまうような
感じなのでしょう。

一方で、うつ病になりにくい人は、
楽天的で、状況のあるがままを柔軟に受け入れられる人のような気がします。
また、周囲に気を使っても、無理せず自分のできる範囲で適度に
できるようなイメージを受けます。

もし、うつ病については、もう少し勉強して、
周りにうつ病になりそうな人がいたら、
少しでも気を使ってあげたいと思います。

叱られた時の考え方


自分のことを褒めてくれる時には好感をもち、よく従いますが、その相手に少しでも注意されたり叱られたりすると、その人を突き放してしまうことがあります。相手とはそれきり仲良くできないし、気まずく、苦しい思いをしながら一緒にいなければなりません。

対話は、言葉の裏に「心」「情」というものがあることを忘れてはならないと思います。心を受け取らず、文字だけを受け取ると、怒りや寂しさがこみあげてきます。そして、その人は自分にとっての敵だというように、悪い人だと絶対視する感情や考えが浮かぶようにもなります。

ではどのように考えれば良いでしょうか。例えば、親から褒められたら喜ぶし、叱られたとしても根本的に嫌いになったり、心から嫌いで縁を切るという感情を抱くことはほとんどの方が無いと思います。それは、幼いころから自分のことを受け入れてくれ、認めてくれる存在であったからです。少なからず「心」が通じているし、愛をもって接してくれているのがわかるから、叱られても親を「悪い親」と絶対視することはないでしょう。

また、ハサミをふりまわす子を親は当然叱りますね。「そんなことをしていたらダメだ」と。でもどうして親は叱るでしょうか。子を傷つけたいわけではありませんね。子を愛しているから、けがをすると危ないから叱るのです。親は子を想って言っているし、痛めつけたい心など全くないはずです。

ただ、社会で親と違うのは、自分のことを深くまで知らない人に言われると、言葉そのものだけを受け取ってしまいがちです。特に日本人は真面目だから、言葉通りにしなければならないと考えて行います。まるでロボットのようです。ですから、叱られて反省して次の行いに向かうのは良いことですが、叱ってくれたその人の「心」を汲んでみなければなりません。意外と、嫌な印象から愛情だったのだと考えがかわることがあります。職場や学校でぜひ「心」の会話をしてみて下さいね。

心の健康づくり計画


事業所においてメンタルヘルスケアを推進する場合には「心の健康づくり計画」を作成することを推奨されています。心の健康づくり計画を作成するときには、事業者だけが作るのではなく、労働者の意見もきちんと取り入れ、事業所の実情に合わせた取り組みを行うことが重要になっています。

心の健康づくり計画に盛り込む事項は「事業者がメンタルヘルスケアを積極的に推進する旨の表明に関すること」「事業場における心の健康づくりの体制の整備にかんすること」「事業場における問題点の把握およびメンタルヘルスケアの実施に関すること」「メンタルヘルスケアを行うために必要な人材の確保及び事業場外資源の活用に関すること」「労働者の健康情報の保護に関すること」「心の健康づくり計画の実施状況の評価及び計画の見直しに関すること」「その他労働者の心の健康づくりに必要な措置に関すること」があげられています。

この計画では心の健康づくりの方針、組織作りと中長期目標の設定を行鵜ことが必要です。そして作った後は実施するだけで終わるのではなく、きちんと評価を行い、その評価に対してしっかりと見直しを行うことで、より良い計画づくり、組織作りをしていくことが重要です。

労働者の心の健康の保持増進のための指針


厚生労働省は「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を定めています。これは職場におけるメンタルヘルス対策を増進するためのもので、事業者が務めるべき措置など原則的な実施方法について定めています。事業者がメンタルヘルスケアを積極的に推進することを表明して、「心の健康づくり計画」を策定します。またその実施に当たっては「4つのケア」というものが重要になります。「4つのケア」が継続的に、そして計画的に行われるような教育研修や情報提供を行って職場環境の改善やメンタルヘルスへの対応、そして休職者が円滑に職場復帰できるような支援を行えるような環境作りをする必要があります。

またメンタルヘルスケアを推進する際には、心の健康問題の特性、労働者の個人情報保護への配慮、人事労務管理との関係、家庭・個人生活などの職場以外の問題などに留意する必要があります。具体的には心の健康問題は発生過程は個人差が多いことや、健康情報を含む労働者の個人情報の保護、労働者の意志の尊重、職場の配置変更、人事異動を含めて人事労務管理にもかんけいすること、職場以外のストレス要因にも留意することながあります。こういったことを留意して、各事業所は推進していくことを求められています。

 

中間管理職の精神疾患 急増


今日、メンタルヘルスのセミナーに出席してきました。
「中間管理職の人にうつ病などの精神疾患にかかっている人」が増えているらしい。

確かに、中間管理職は、
経営陣や上司等の上からは、経営サイドから実現不可能な売上目標、
コスト削減など無理難題を押し付けられ、
部下からは現場サイドから職場の不満、業務遂行上の問題改善をぶつけられるなど、
中間という言葉が指すように、まさに上下から板ばさみ状態になりやすく、
つらい立場ですね。

上司と部下の両方との関係がうまく保てることにこしたことはないですが、
せめてどちらか一方との関係がうまく保てていれば、救いがあるように思います。
自分の周りを見てみると、中間管理職の上と下で言うことが違っていても、
自分の立ち位置を決めてしまっている人は、比較的うまくやっている人が
多い気がします。

問題なのは上司ともマイナスの関係、部下ともマイナスの関係になって
しまっている中間管理職の人で、

想像するに、
こういう人は、自分一人で抱え込んでしまったり、人に相談出来なかったり、
人に頼れなかったり、自分の我を通そうとしていまう人が多い気がします。

普段、うちら平社員の間では、担当課長などの指示に対して、
「また適当なことを言って」
「現場のことをわかってないなぁ」
「課長は命令するだけだからいいよなぁ」
なんて愚痴をこぼしていますが、

中間管理職の間で精神疾患が増えているなどと聞いて、改めて状況を想像して
みると、なんだかかわいそうに思えてきますね。

明日は、課長に優しくしてあげようと思います。
いつまで続くかわかりませんが。。。

自律神経の鍛え方


自律神経も強くすることができます。日頃の行動を少し変えるだけで始められることもあります。まずは大切なのは、同じ時間に起きて同じ時間に寝るという規則正しい生活をすることです。起きたらすぐ太陽をの光をしっかり浴びましょう。散歩をするのもよいですので、朝少し早く起きて近所を散歩してみるのもいいかもしれません。

そして日頃からきちんと体を動かす癖をつけましょう。通勤時はエレベーターやエスカレータを使うのではなく、できる限り階段を利用しましょう。そして食事をするときによく噛むことで栄養を効果的に摂取することができたり、消火もよくなります。その上自律神経をととのえることにつながります。たんぱく質をしっかり摂取することも必要となります。ご飯は食べてすぐ寝ると銀杏の動きが活発になることで、きちんと睡眠がとれなくなるので寝る3時間前までに食べるほうがよいでしょう。

寝る前には体を温めることも必要です。少しぬるめのお湯に30分程度つかって体をあたためます。テレビやパソコンなどは少し早めに終わらせて、間接照明など絵寝る準備をしましょう。そして布団に入ったら腹式呼吸をしてリラックスしましょう。

また精神的ストレスをためないためにも日頃から笑うことも重要です。笑ってストレスを吹き飛ばしましょう。

心も体も健康であるために


人生を楽しく生きるためには、やはり心身が健康であることが一番です。そして体だけをただ鍛えていても心身の健康というものは得ることができません。心が健康でなければ体にも不調をきたすことが多いからです。

心が健康であるためには、規則正しい生活が必要です。現代では便利になってしまったことで体に負担をかけていることがたくさんあります。いつでもコミュニケーションが取れるため、遅くまでメールやパソコンでインターネットをしてしまったり、遅くまでお店があいているからついつい夜遅くにいろんなものを食べてしまったりしてしまいます。

一番いい生活の仕方は体が欲する時間に食べたり寝たりすることですが、なかなかそうはうまくいきません。まずは朝起きる時間を余裕をもって設定し、朝起きた後に太陽の光を浴びて体を目覚めさせること、余裕をもって仕事に臨むことでスケジュールに追われるストレスなどは軽減できますし、午前中の効率もとてもよくなります。効率が良くなれば、早く帰ることができるようになります。早く帰って自分の時間をもつことでストレスを感じた場合も発散でき、次の日にはまた元気に仕事に行くことができます。

心が元気でいると体も元気でいることにつながります。日頃の生活習慣を見直すことで心のバランスも保てることができます。

ランチメイト症候群


特に女性に多いといわれているランチメイト症候群。これは食事をする相手のいない人間は価値のない人間であるという思い込みから、特にお昼休みなどにおいてひとりで食事をすることにたいする恐怖心がおこる症状です。

学校や会社で同僚と食事をする機会が多い学生、OLに多く、一人で食事をしたくないが、誘って断られた場合それも自分は価値のない人間だと認めることになってしまうという恐怖心から自分から誘うこともできず、人目を避けてご飯を食べることである。最近ではトイレなどでごはんを食べる人もでてきている。

特に女性は集団で行動することが多く、その場合一人でいると友達のいない人だとレッテルをはられることがある。特に思春期にそういった経験をした人は、自分には価値がないから誘ってもきっといれてもらえないだろうと思い誘えず、それがストレスとなり重傷になると会社へ行けなくなり引きこもってしまう場合もある。

一緒に食べる人が決まっていても、中心人物に合わせて毎日の食事場所が決まってしまい、自分の意見も言えず食べたいものが食べることができない人もいる。この場合もそのことがストレスとなり、ストレスがたまりすぎるとメンタルヘルスなどにつながりかねないと思われる。

恐怖症


恐怖症とはある特定の対象に対して不可解なまでの恐怖を感じることです。よく聞くものとしては対人恐怖症や女性恐怖症、閉所恐怖症などがあります。恐怖症のなかにも単一恐怖と社会恐怖があります。

単一恐怖は日本では特定恐怖とよばれ、何か特定の物だったり状況であったりに意味もなく恐怖心を抱いてしまい、それを避けることです。特定の状況というところでは閉所恐怖症などがこれに該当します。また特定の物にたいして恐怖を感じるということでは尖端恐怖症などもあります。そして社会恐怖は、人の前で何か失敗するのではないかと恐れて、人がたくさんいる場所を避けようとすることです。対人恐怖症であったり、赤面恐怖症というものもあります。

恐怖が長期間にわたって続くことが恐怖症の特徴です。強い恐怖心で苦痛を感じ、その苦痛に耐えきれずその状況や物を意識的に避けてしまいます。また通常小さい時にはなにかしら怖いものがあり。大人になるにつれて怖いものはなくなってくるものです。しかし、恐怖症では年齢を重ねるごとに恐怖心が増すというのも特徴です。

ひどくなってくると、日常生活や社会生活をうまく送ることができなくなり引きこもりになってしまうことも多くあります。

うつ病の人=世界で3億5000万人超へ


「10月19日、世界保健機構(WHO)が、うつ病など精神疾患で苦しむ人が
世界で3億5000万人を超えるとの推計を出した」というニュースを見ました。

3億5000万人と言われても、ピンと来ないですが、
WHOのHPを見ると2012年現在の人口が約68億人なので、
世界的に見ると約5%(20人に1人)はうつ病の計算になります。

(ちなみに、日本の人口が約1億2700万人なので、世界中のうつ病の人を
集めると日本人の約2.8倍もの人がいるということですね。)

イメージがまだあまり湧かないですが、、、
私の学生時代は、小中高いずれも一クラス約40人だったので、
割合で考えて、クラスに2人はうつ病の子がいるって感じなのでしょう。

確かに口べたでおとなしい子はいたけれども、
心の病気に掛っている人がクラスに2人いると考えるとやはり多いですね。。。

私が見た資料では、地域別のデータはなかったけれど、温かい地方の方が
うつ病が少ない気がするので、
実に安直ながら、うつ病で悩んでいる人は、南国に行くのが良いのではないだろうか?
と本気で思うわけです。

うつ病の治療として、南国への長期旅行を国が補助をするなんてことになったら、
みんな仮病を使うのだろうなぁ

実際、自殺率で見てみても、
赤道直下、南国、ラテン系といったイメージの当てはまる国は上位には
入っていないようで、、、

上位としてよく上がる国は、
韓国、日本、旧ソ連(リトアニア、カザフスタン、ベラルーシ、ロシアなど)です。
(北欧などは、自殺率が高いイメージが高いのですが、実際はそうでもないのですね)

我が日本も常連入りしていますし、ニュースでもよく耳にします。

改めて、周りのみんなは、生きずらい国で生まれながら、
負けずに、頑張って生きているなぁなどと関心をします

私の周りでは、うつ病の人(カミングアウトしている人)はおりませんが、
こういうニュースを見ると、みんなの心の平穏を願いたくなります。

心が窮屈になったら目をつぶって脳を休ませましょう


生きていると、心が窮屈になって落ち着かなくなることがあるでしょう。苦しくて孤独を感じたり、何をすべきかわからなくなったり、落胆したりすることで、心が締め付けられることがあります。

一旦すべてのことを横に置いて、何も考えない時間をつくりましょう。心を空っぽにしてからだの力を抜くのっです。5分間目をつぶって瞑想してみるのも良いでしょう。温泉などで、湯船につかっているときに目をつぶって休んでいる人を見かけたことがあると思います。神経が疲れてしまったときは、何も考えずに心、脳を休ませることで、少しでも心に余裕をもたせてあげることができます。

「落ち着く」「力を抜く」「集中する」などのようなことには、目をつぶって脳を休ませることが近道の一つでもあります。心が落ち着くと、冷静になり、考えていたことの整理がつきます。そのうちに、自分にとって何が大切なのかが浮かんだり、どうやって前に進めば良いのかがわかったり、アイディアを思いついたり、自分の存在価値を確かめることもできます。冷静になると、見えなかったものが見えるようになると思うのです。

また、集中力が増すこともあります。目をつぶって余計なことを考えなくなるので、雑多な考えが浮かばなくなり、集中する訓練にもなります。うまく心とからだのリフレッシュを行って下さいね。

メンタルヘルスの経済的支援制度


統合失調症、うつ病、不安障害、強迫性人格障害などなんらかのメンタルヘルスの症状がでてしまい、働くことができなくなった場合、病院に通えるのかと不安になることもあると思います。

上記のようなメンタルヘルスの症状で、通院をする場合、精神通院医療費の公的負担・自立支援医療として、医療費の自己負担の上限額が所得によって決められています。ただし、入院などの費用、病院以外で受けるカウンセリングなど公的保険が対象とならない治療・投薬、メンタルヘルスと関係のない部分の治療費などは対象外です。申請は市町村の窓口で行っており、申請が通ると受給者証(自立支援医療受給者証)が交付されます。あとは受給者証をもって各都道府県又は指定都市が指定した指定自立支援医療機関となっている病院に行くだけです。受給者証は1年期限になっており1年ごとに更新が必要です。

入院などで高額な医療費がかかった場合は高額療養費制度もあります。こちらも所得に応じて自己負担限度額が決められており、自己負担限度額を超えた分を後日加入して医療保険から返してもらうことができます。

都道府県の心身障害者医療費助成制度 もあります。これは都道府県ごとに定められているため詳しい内容は各都道府県、各市町村に問い合わせる必要があります。

経済的に苦しいことがさらにストレスにならないようこういった制度を利用しましょう。

 

メンタルヘルスの理解


メンタルヘルスは昔に比べるとずいぶん社会的にも認められ、誰もが知っている状態になってきました。しかし、まだまだ誤解があり、自分はかかることはないから大丈夫と思っている人もいる状態です。メンタルヘルスは簡単に言ってしまえば心の風邪です、早い段階で気づき、薬を飲んで安んでいれば簡単に治りますし、逆に大丈夫といって無理してしまえば風邪と同じでこじらせてしまい、なかなか治りにくくなったりもします。

ただし、メンタルヘルスも風邪も薬を飲んで治療をすれば、治る病気です。最近では以前にくらべると医学も進歩し副作用が少ない薬も増えています。ただ、唯一風邪と違うのは「早く治そう」と焦ってしまうと無理をしてしまい、回復が遅れることもあることです。焦らずにじっくりなおすことが必要な病気だといえます。

また熱などの症状が出ないため、休んでいるとサボってしまっているような気に本人はなってしまいます。そんな時に他人の些細な一言で傷つき、回復が遅れることもあります。ですので、ひとりひとりが正しい知識をもち、まわりにメンタルヘルスで休まなくてはいけない状況の人がでたときにはゆっくり休んで治してね、大丈夫だよと心から言える状況が必要といえます。

季節の変わり目


季節の代わり目は体調が悪くなりやすい時期かもしれません。健康な人でも風邪をひいたり、だるさを感じたりしますが、心の状態も良くない人も多いようです。

実際に私も季節の変わり目になると不安定になりやすくなります。それまで元気よく過ごしていたのに、急に落ち込みやすくなったり、外出することが億劫になったりします。また寝込んでしまったこともあります。

こういった時は無理をせず体と同時に心も休ませてあげることが大切ですね。例えば好きな曲を聴いたり、アロマを焚いてみたり、外出が億劫なら少しゆっくりするのも良いと思います。ストレッチや軽い運動なども効果的でしょう。変化するということは心に大きな負担をかけることです。だから無理をしない、これが一番です。

このように季節と同時に変化するのは、自立神経の働きと関係性があるようです。気温差が激しいと自立神経が温度の変化についていくことが出来ず、自律神経の働きが鈍くなってしまいます。そうなることで、体や心のバランスも上手くとることが出来なくなるのです。

季節の変わり目は、少し自分をゆったりモードにしてあげることを心がけましょう。そうすれば季節の変わり目も上手に乗り越えられると思いますよ。

SNS依存とは


電車や街中、様々なところでスマートフォンを手にしてSNSをチェックしている人を見かけるようになりました。とても便利になりましたが、朝起きたらSNSをチェックし、日中も隙ができればチェックするというように、いつの間にかネットにのまれてしまっている方も多いのではないでしょうか。確認しないと気が済まない、いつもネット上の情報や自分が書いた日記などが気になって仕方がなく、時間を奪われるようになり、疲れるようにもなります。

私自身もいつの間にかそのように依存してしまっていたことに気が付きました。脳に情報をいっぱいに詰め込みすぎて、脳が疲れてしまうのです。他に考えるべきこともあるのに、気が付けばスマートフォンをいじっているのです。

この依存を解消するには、まずはスマートフォンでSNSをチェックするのをやめることです。確認できるものを遠ざけることによって、他のことに集中できるようになります。禁断症状が出ることもありますが、本来自分が考えるべきこと、行うべきことがきるようにもなります。

外部的要素(SNSなど)で満たされ、自分というアイデンティティが薄くなっていると思った私には、自分の価値観、存在意義が高まったような気がしました。自分が行うべきことに集中できるようになったのです。好きなことに打ち込めるようになりましたし、食事や就寝前など、当たり前に送っている生活に満足できるようになってきました。友人との対話や仕事でも、なんとなく脳が疲れていたのに、より友人との会話が深まり、仕事にも集中できるようになりました。いかに自分の脳が奪われ、時間が奪われ、アイデンティティが薄れていたものかを実感しました。

”いつでもどこでも”の自由さの裏には、自己管理しなければならないという自制心が必要となります。自己管理できるのか、自制心を保つことができるのか、依存する前にそれを判断することも知恵かと思います。

共感してくださった方は実践してみてくださいね。

チック症の症状について


チック症とは、突然、本人の意志とは関係なく、ぴくぴくっと体が動いたり奇声をあげたりすることが繰り返し行われる症状のことをいいます。他にも、瞬きをしたり、頭を振ったり、肩をぴくぴくと動かすことなどもあります。また、「バカバカ」などと汚い言葉を連発したり、卑猥な言葉などを繰り返し言う汚言症と言われる症状が現れる場合もあります。問題なのは、それが本人の意志ではなく勝手に起こってしまう為、自分で止めることが不可能なのです。

主に幼児や小学生低学年など幼い子供が起こしやすいです。不安を強く感じてしまったり、性格上優しい子や傷つきやすい子、神経質な子がなりやすい傾向にあります。

だいたいの子供が短期間でその症状は消えていきますので、そこまで親が重く受け止める必要性はありません。なんといっても、この病気の原因に親の育て方や接し方は関係性がないといわれています。

ただそういった症状が出る時期は、なるべく本人にストレスを感じないような環境づくりをしたり、緊張を強く感じるような言動を親が控えてあげましょう。とにかくリラックスできるようにしてあげることが、一番本人の心を休ませて上げることになります。

もちろん症状によってはあまりに過剰であったり、親が気になるようでしたら、小児科や児童精神化に通って話しを聞いてみるのも良いと思います。薬物治療で症状を抑えてあげることもできます。

まずは本人が一番症状に苛立ちを覚えていると思います。それを少しでも心落ち着く方向性に周りの人間が作ってあげるのが一番効果的だと思われます。

心も体も換気をして調子を整えましょう


外から帰ると部屋の中のもわっとした空気、気になったことはありませんか?私は換気の大切さをあまり理解していなかったのですが、換気をすることで精神的にも、肉体的にも良い方向へ向かう効果があることを知りました。

換気をする効果は、消臭や室温を調整をもたらすこと以外にもあります。その一つが除湿です。私の体はとても湿度に影響されやすく、それがわからなかった時は夏は冷房をつけていました。しかし不快感が拭い去れなかったので、冷房を除湿に切り替えたり、換気をしたりしたところ、爽快感が増しました。むくんだ体も和らぎ、呼吸も楽になり、就寝するときも気持ちがよかったです。

また、カビの発生にも予防があります。見えないところで湿気がたまってカビが発生し、カビのせいで体調不良を起こすこともあります。カビは胞子なので空気中を浮遊するので吸い込みやすく、様々なアレルギー症状を起こすことがあります。

もう一つは除塵です。空気中のほこりには、目に見えない有害な雑菌が付着していることもあります。もし一人暮らしであれば、狭い部屋にキッチンや洗濯物など多様な家具が置いてあるので様々な種類の埃が舞っている可能性があります。

私が頻繁に換気を行うようにしたところ、呼吸をはじめ、体が楽になったのを実感できました。また、精神的にも楽に過ごせるようになりました。最近のマンションやアパートは気密性がとても高いですね。意識して換気することを心がけましょう。心も体も解放してくれる手助けになりますよ。

嘔吐恐怖症の症状について


嘔吐恐怖症とはとにかく嘔吐すること、又は嘔吐している人を見ることなどに過剰に恐怖を感じてしまう症状です。実際に私も嘔吐恐怖症なのですが、少し気分が悪いだけで「吐いてしまうのではないか」という不安に襲われ、手が震えたり体が冷えてきたり、過剰に落ち着かなくなって、処方されている吐き気止めの薬を飲んでしまいます。

また、電車に乗って体調が悪そうな人、酔っ払っている人をみるだけでも、色々な想像が頭を駆け巡り、その場にいられなくなります。ひどいときは他人の様子だけで不安になり電車を降りてしまうこともあります。

他にもストレスが溜まりすぎたり、疲れがひどくなると、私は必ず自分や人が嘔吐する夢を見てしまいます。夢の中でも恐怖に駆られ、目が覚めてからもなかなか頭から離れません。

治療法としては少しずつ慣らしていく行動療法が主流となっています。私もですが、パニック障害の方に現れやすい症状といわれています。まだまだ吐き気止めは手放せませんが、いつかは薬なしで受け止められるようになりたいと願っています。そのために今は病院の先生と発想の転換の仕方を考えていっています。

不安というものは誰にでもあります。それをいかに自分の中で受け入れるか、自分で対処できるかということが、病気を治す大事な一歩だと思います。

体と心の連動


くよくよしている貴方、悩み多き貴方!
ちょっとショーウィンドウに自分の姿を映してください。
背中は猫背、下っ腹が出ていませんか?
また、重心が思い切り後ろ(踵)に乗っていませんか?

「だって、悩みだらけでこんな姿勢になっちゃうんだもの・・・」
そういう時は、逆の発想をしてみてください。
心が落ち込んでいるから体がうつむいてしまっているなら、姿勢を正すことにより、心にも余裕が出てきます。

 まず、お臍から指3本くらいの所に手を当てて見てください。
前に出っ張り、何となく気持ち悪くはありませんか?
お尻の穴から空気が抜け出てしまっている感じ。

この場所は、体の重心を左右する「丹田」というツボです。
丹田に手をやりながら、しっかり重心をとらえている、と感じるところまで骨盤を立てて下さい。
骨盤が後ろに下がり過ぎていても、前に傾き過ぎていても、何となくお尻の力が抜けて気持ち悪い、と感じます。

丹田がずっしり体を支えている状態を確認したら、思い切り体を伸ばして下さい。
お腹と背中が伸びていますね。
しかし、肩も上がっています。

そこで、肩の力を抜きながら肩甲骨を下に下げます。
丹田に重心を置いたままです。
その時、体全体が下がってしまうと、またクヨクヨ姿勢に戻ってしまいます。

あくまでも、丹田に重心を置いている、という意識を忘れずに。
難しいようですが、単に

①丹田を意識して、骨盤を立てる
②思い切り伸びをする
③腕だけ脱力する

という3つの意識だけです。

それでも俯き加減だな、と感じたら、みぞおちに手を置き、上に立ててあげます。
その時、丹田に力が無いと骨盤が後ろに行ってしまうので、丹田は常に意識してください。

どうですか?しゃんとした姿勢になるはず。
今まで下を向いていた体が前向きになります。
これだけで、物事を前向きに考えることができるようになります。

「もうダメ!」「怖い!」という時、いつの間にか体の筋肉全体が強張っています。
呼吸も浅く、深呼吸ができません。
そういう時、息を吸いながら両手をギュッと握りしめてください。
親指を中に入れると、より力が出ます。
筋肉がより緊張している、と感じますね。
3つ数えて、拳の力を抜き、息を吐いて脱力します。
そうすると、強張っていた筋肉が緩み、気持ちが楽になります。
余り何回もやると疲れるので、2~3回がベストです。
心にもやもやすることがあると、自然と呼吸も浅くなり勝ちです。

呼吸を深くするために、胸を開く練習をします。
寝る前、布団やベッドの上でカンタンに行えます。

①仰向けに寝て、両足は骨幅くらいに開きます
②両腕を横に伸ばしてから、肘を90度(神経質にならず、自分で90度くらいかな~と思う所で)に曲げ、両手を拳にし、ぎゅっと握ります
(親指を中に入れる方が力が出ます)
③背中をぐーつとそらし、両腕の肩甲骨を引き寄せる感じをイメージして下さい。その時、思い切り息を吸います。
④足首もそらし、踵を浮かせます。肘とお尻だけで上体を支えているイメージで。
⑤息を吸い切った、と感じたら上体を戻しながら、一気に息を吐いて脱力してください。胸が開くようになり、深呼吸が楽にできるようになります。

この動作も、1~2回で充分です。
息を吐き切ったら、そのまま寝ちゃって下さい。
体から緊張が抜け、すー、と眠りにつくこともできます。

しょぼん、としている時は、無理やりでも良いので笑顔を作ってみてください。
悲壮感が消えてしまうのが分かるでしょう。
笑顔を作りながら悩むのは、難しいものです。
どうしても笑顔を作れない場合は、両指で口角をぐっと上げるだけでも効果があります。

このように、心と体は連動しています。
心がへこんでしまった時、体からアプローチを掛けて心を立て直すという方法があることを思い出し、実行してみて下さいね。
ワイパックスを1錠飲むよりも効果がありますよ^^。

メンタルヘルスマネジメント検定


昨今メンタルヘルスが増加していることに伴い、企業も対策を打つ必要があると認識しているところが多いです。なぜならばせっかく育ててきた人材が、メンタルヘルスで休職をされてしまうと企業としても痛手だからです。また、不況でなかなか人を雇えない状況ですと、ひとりが休んでしまうとその仕事の負担がほかの人にかかってしまい、今まで問題のなかった人に過度のストレスがかかり休職をしてしまうということも考えられます。そのまま続けば会社全体の人件費効率をも悪くしてしまう問題です。

そんな中で取得を推奨されているのが多い資格として「メンタルヘルス・マネジメント検定」があります。働く人たちが心身ともに健康で働けるようにメンタルヘルスの予防に重点が置かれた試験になっています。また組織全体でどのように対応するのが良いのか、人事労務管理の観点からどのようにすればよいかなどが試験に出るため、実際そのような立場にいる人にとっては実践的な勉強といえます。

マネジメントをする立場にある役職者だけでなく、常に現場の第一線で働くスタッフも含め学習することで、メンタルヘルスになることを事前に予防でき、明るい職場作りにつながることでしょう。

一度に頑張りすぎてしまう人へ


目標のために飲まず食わずとは言いませんが、全力投球で突っ走ってしまうことがありますよね。一気に完全にやり遂げようと走るがために、途中で疲れきってしまうことがあります。そしてまたやる気を出して一気に行って、また途中で疲れ切ってしまうことを繰り返すのです。

マラソンをするとき、同じ距離を一定の速度で走るのと、ダッシュとストップを繰り返して走るのとでは、前者の方が楽ですよね。これと同じく、一定のペースで楽に続けることも大切なのです。

やりきろうという心構えも大切ですが、「続ける」という考えも大切だと思うのです。すぐに成果はでないけれども、絶えずやり遂げるまでコツコツ続けてくということです。一度に頑張りすぎないことと、途中で止めず、絶えず続けることが秘訣です。

そして時になって、コツコツと続けて努力したことが積み重なって、一定条件を超えたときに急速に大きくなったり、結果が出たりするのです。それに、持久力がつきます。最近は本当に持久力は大事だと思っています。瞬発力はあるのですが、なかなか長続きしません。ですから、最初は1しかできないとしても、毎日1を続けたらいつかは2になりますし、それを続けていけば良いと思うのです。

一度にやらなければならないこともあるでしょうから、うまく優先順位をつけながら組み合わせてやってみて下さいね。

大変なことがあって諦めたくなったとき


心に負担なことが起こってどうしようかと焦り、不安になり、諦めたくなる時があるでしょう。仕事や学業、人間関係と私たちをとりまく環境状況に、時に押しつぶされそうになることがあります。そのようなとき私は、目の前のことに背を向けて諦めたくなることがあります。

成し遂げようとしていること、やるべきことは人それぞれにあると思います。しかし、目的を成すことだけが良いことでしょうか。もちろん、結果として成し遂げられたら嬉しいですよね。ですが、困難にぶつかったとき、心が折れそうでどうしようもなく諦めたくなったとき、とても苦しいですよね。

私が困難にぶつかり、不安定な時期がありました。そこである人が一言くれたのです。「本当に大きいことは、最後まで行うことだよ」と。私はこの一言に助けられました。成功することが大きなことではなく、結果がどうであれ、それが問題ではなく最後まで行うかどうかが問題だと思いました。

私はできるだけ粘ろうと決心して行いました。結果としてはまだまだでしたが、精いっぱい最後まで行ったことに達成感を感じ、次もまたコツコツやろうという気になったのです。また、最後まで行ったからこそ、それまでの経験が役に立ったこともありました。そうしているうちにいつの間にか、目的を成すようになったのです。

結果が出ても、それで終わりではありません。最後というのは、人生が終わってみなければわからないし、結果が出たとしても一つの通過点としての結果にすぎないと思います。ですから、共感して下さった方は、諦めたくなった時、この言葉を思い出してみてくださいね。

鬱病になりやすい性格・特徴


鬱病になりやすい性格の特徴は、「真面目」・「几帳面」・「完璧主義」の人が多いそうです。私は「真面目」には、当てはまらないと思うのですが・・

「几帳面」→これは、仕事に関してだけなのですが当てはまります。仕事は、細かい所までやり遂げないと、家に帰ってからも気になってしまいます。
一概には言えないかと思いますが、当てはまっている所があっても「私は大丈夫」って、きっと皆さん思いますよね。私もそうです。
知らず知らずのうちに、心が蝕まれないように。自分を分析するのも、大切なのではないでしょうか?

完璧主義の人の心のバランスが崩れる時、たとえば95%出来ているのに5%達成出来ない時などです。皆さんは、どうでしょうか?
95%も達成出来た!!と思うでしょうか・・それとも、あと5%達成出来なかった。と思うでしょうか?人それぞれですよね。

大抵の人は、あと5%を何とかして達成しようとするのではないでしょうか。
そして、努力しても達成出来なかった時に例えば1%足りないだけでも自分は、無能な人間だと思い込んでしまうそうです。出来ている事まで否定してしまわないようにしましょう。100%達成できるよう努力するのはとても、大切な事です。でも達成出来ないからといって、全てを否定しなくても良いのです。私も、100%達成出来るよう努力をしています。

ただ、達成出来なかった時も「ここまでやったんだから」と自分に言い聞かせるようにしています。

不眠症の対策


ちょっと最近正しい睡眠ができてないなと感じたら早めの対策が必要です。たかが寝つきが悪いくらいと軽く考えていると、悪化し、健康的に日常生活が送れなくなってしまします。

まずは症状が軽い時は眠るために、睡眠時、睡眠前の環境を変えてみることです。睡眠障害は自律神経のバランスが崩れ怒っている場合もあります。寝る前に温かいものを飲んだり、お風呂にはゆっくりつかるなどの体を温めることがとても重要です。また近頃では携帯電話で漫画が読めたり、ゲームができたりするため眠るぎりぎりまでゲームをしていたりする人も多いのではないのでしょうか。携帯電話の画面の光は強く、これも不眠の原因となったりします。眠る数時間前には携帯電話の電源を落とすか、音などがならないようにしてしまうのも一つの手です。代わりに間接照明の部屋の中で本を読んだり、音楽を聴いたりする方がよいでしょう。同様の理由でテレビもねる数時間まえには消してしまうほうが良いです。

また自律神経のバランスを整えるために、朝起きたら朝日を浴びる。昼間はだらだらしすぎず活動的に過ごす。お休みの日でしたら軽く体を動かしてもいいかもしれません。あまり疲れるスポーツではなく、ウォーキングなどで気分転換することで自律神経が整い不眠の改善につながります。

不眠症の種類


不眠というわけではないけれど、ぐっすり眠って朝爽快に目覚めることができる!という人は意外と少ないのではないでしょうか。しっかり眠って疲れをとることもメンタルヘルス予防の一つです。

今回は不眠症の種類についてみていきましょう。不眠症には寝つきは悪く、なかなか眠りにつくことはできないけれど、一度寝てしまうと朝まで起きないという場合の、「入眠困難」。また寝つきは良いのだけれども、まだ朝でもないのに何度も目が覚めてしまいぐっすり寝た感じがしない「中途覚醒」。7時に起きよう!と思っているのにそれよりもずいぶん早く目覚めてしまい眠れなくなる「早朝覚醒」などがあります。また気が付きにくいものには寝つきもよく、長い時間寝ているのに、全然眠気が収まらない熟睡困難などがあります。

誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?このような不眠の原因にはストレスはもちろんあります。仕事や学校で何か嫌なことがある、次の日嫌いな会議や授業があるとなると眠れないということもあるでしょう。

それ以外の原因には寝るときの環境の悪さもあります。温度、騒音、枕の高さなども睡眠にとても影響します。またカフェインが含まれているコーヒーや緑茶を飲むことで眠れなくなる場合もあります。

相談を受けた時の対処法


メンタルヘルスの症状がでる前にストレスがある状態で、相談することで本人が前向きになり病気にならないという場合もあります。職場の同僚や友人から相談を受けた時、どのようにするのが一番良いのでしょうか。

まず一番重要なのは「話を聴く」ということです。「聞く」ではなく「聴く」とあえて書きましたが、私たちは相談されるとつい、早く答えをだして助けてあげなきゃいけないという気持ちになってしまいがちです。そのため話の途中でアドバイスや助言をしてしまうことがあります。

しかし、話している本人にとっては話を聴いてほしいだけかもしれません。まずは相手の話を全部聴いてあげることが重要です。アドバイスをするのではなく、頭の中で悩んでることの整理を手伝うくらいの気持ちで聴いてあげるほうがいいかもしれません。

悩んでいる本人の頭の中は、自分が何で困っているかわかっていないことが大半です。そのためその状態でアドバイスされるよりは、整理し、何が困っているかを明確にしたうえで、本人がその問題にどう対処していくかを考えるのが一番よいと考えます。そして相談者が出した結論について、もっとこうしたらそれがよくなると思うよ!などの前向きなアドバイスをしてあげることで、前向きな考えへと導けるのではないでしょうか。