不景気による労働時間、労働負担増加や、職場でのパワーハラスメントの問題などが原因でメンタルヘルスによる労災認定件数が増えてきています。またその中の自殺者もふえており、平成9年には2件の労災認定、どちらも自殺されたものでした。それが平成20年には労災認定件数が269件、うち66人の自殺者となっています。
労災認定増加の背景には、以前は自殺までならないと労災申請自体されていなかったというケースも多かったというのもあると思われます。メンタルヘルスということが社会的にも認められるようになったことで、長時間労働などが原因とされるメンタルヘルスに関して労災申請がされるようになってきました。そのことによって明らかになってきたところと、長引く不況により、労働環境が悪化し増えている面もあると思われます。
自殺者総数は3万人を超えるといわれています。そのうち労働者の自殺者数も8千人から9千人前後といわれています。それからみると労災認定されている自殺が66件というのは少ない数値といえるでしょう。仕事が原因での自殺と証明できなかったり、申請をしてないということもあります。職場の環境を改善してメンタルヘルスを減らすことは自殺者数を減らすことにもつながります。企業も含めきちんと考える必要があるでしょう。
近年、24時間街が動いていることが増えてきました。また派遣労働者などの増加により、低賃金で働き続け、働いても働いても今の生活から抜け出せないワーキングプアなども問題になっています。経済や産業構造が変化しているこの時代において、仕事や今後の将来に関して、強い不安や、悩み、ストレスを感じている人が多くなってきています。
厚生労働省がだしている「労働者健康状況調査」では職場での生活によってストレスを感じている労働者の割合は昭和57年に比べて平成19年では8%も増加しています。少子化に伴い人口は減少していることでしょうから、人数でいうと割合以上に大きく増えていることになります。
そんなストレスの原因のトップは、職場の人間関係の問題です。これは不景気に伴い、残業が増えたり、コミュニケーションをとる場がなくなることなどから、個人プレーになってしまったりや、パワーハラスメントと呼ばれる、上司からの嫌がらせなどの問題もあります。また仕事の質や量、適正に合わない仕事をしなくてはならない環境もストレスの原因になっていたり、不景気に伴い会社の将来性がないこと、昇進・昇給がないことへの不安などからストレスになる場合もあります。
職場でのメンタルヘルスをサポートするサービスも流行っているようです。東京や横浜を拠点に出張整体を行っている鍼信さん。
鍼灸師や柔道整復師などの現代病やメンタルヘルスの専門家を企業へ派遣。会議室などの空いたスペースで手軽に治療が受けれるサービスのようです。
事業所においてメンタルヘルスケアを推進する場合には「心の健康づくり計画」を作成することを推奨されています。心の健康づくり計画を作成するときには、事業者だけが作るのではなく、労働者の意見もきちんと取り入れ、事業所の実情に合わせた取り組みを行うことが重要になっています。
心の健康づくり計画に盛り込む事項は「事業者がメンタルヘルスケアを積極的に推進する旨の表明に関すること」「事業場における心の健康づくりの体制の整備にかんすること」「事業場における問題点の把握およびメンタルヘルスケアの実施に関すること」「メンタルヘルスケアを行うために必要な人材の確保及び事業場外資源の活用に関すること」「労働者の健康情報の保護に関すること」「心の健康づくり計画の実施状況の評価及び計画の見直しに関すること」「その他労働者の心の健康づくりに必要な措置に関すること」があげられています。
この計画では心の健康づくりの方針、組織作りと中長期目標の設定を行鵜ことが必要です。そして作った後は実施するだけで終わるのではなく、きちんと評価を行い、その評価に対してしっかりと見直しを行うことで、より良い計画づくり、組織作りをしていくことが重要です。
厚生労働省は「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を定めています。これは職場におけるメンタルヘルス対策を増進するためのもので、事業者が務めるべき措置など原則的な実施方法について定めています。事業者がメンタルヘルスケアを積極的に推進することを表明して、「心の健康づくり計画」を策定します。またその実施に当たっては「4つのケア」というものが重要になります。「4つのケア」が継続的に、そして計画的に行われるような教育研修や情報提供を行って職場環境の改善やメンタルヘルスへの対応、そして休職者が円滑に職場復帰できるような支援を行えるような環境作りをする必要があります。
またメンタルヘルスケアを推進する際には、心の健康問題の特性、労働者の個人情報保護への配慮、人事労務管理との関係、家庭・個人生活などの職場以外の問題などに留意する必要があります。具体的には心の健康問題は発生過程は個人差が多いことや、健康情報を含む労働者の個人情報の保護、労働者の意志の尊重、職場の配置変更、人事異動を含めて人事労務管理にもかんけいすること、職場以外のストレス要因にも留意することながあります。こういったことを留意して、各事業所は推進していくことを求められています。
今日、メンタルヘルスのセミナーに出席してきました。
「中間管理職の人にうつ病などの精神疾患にかかっている人」が増えているらしい。
確かに、中間管理職は、
経営陣や上司等の上からは、経営サイドから実現不可能な売上目標、
コスト削減など無理難題を押し付けられ、
部下からは現場サイドから職場の不満、業務遂行上の問題改善をぶつけられるなど、
中間という言葉が指すように、まさに上下から板ばさみ状態になりやすく、
つらい立場ですね。
上司と部下の両方との関係がうまく保てることにこしたことはないですが、
せめてどちらか一方との関係がうまく保てていれば、救いがあるように思います。
自分の周りを見てみると、中間管理職の上と下で言うことが違っていても、
自分の立ち位置を決めてしまっている人は、比較的うまくやっている人が
多い気がします。
問題なのは上司ともマイナスの関係、部下ともマイナスの関係になって
しまっている中間管理職の人で、
想像するに、
こういう人は、自分一人で抱え込んでしまったり、人に相談出来なかったり、
人に頼れなかったり、自分の我を通そうとしていまう人が多い気がします。
普段、うちら平社員の間では、担当課長などの指示に対して、
「また適当なことを言って」
「現場のことをわかってないなぁ」
「課長は命令するだけだからいいよなぁ」
なんて愚痴をこぼしていますが、
中間管理職の間で精神疾患が増えているなどと聞いて、改めて状況を想像して
みると、なんだかかわいそうに思えてきますね。
明日は、課長に優しくしてあげようと思います。
いつまで続くかわかりませんが。。。
自律神経も強くすることができます。日頃の行動を少し変えるだけで始められることもあります。まずは大切なのは、同じ時間に起きて同じ時間に寝るという規則正しい生活をすることです。起きたらすぐ太陽をの光をしっかり浴びましょう。散歩をするのもよいですので、朝少し早く起きて近所を散歩してみるのもいいかもしれません。
そして日頃からきちんと体を動かす癖をつけましょう。通勤時はエレベーターやエスカレータを使うのではなく、できる限り階段を利用しましょう。そして食事をするときによく噛むことで栄養を効果的に摂取することができたり、消火もよくなります。その上自律神経をととのえることにつながります。たんぱく質をしっかり摂取することも必要となります。ご飯は食べてすぐ寝ると銀杏の動きが活発になることで、きちんと睡眠がとれなくなるので寝る3時間前までに食べるほうがよいでしょう。
寝る前には体を温めることも必要です。少しぬるめのお湯に30分程度つかって体をあたためます。テレビやパソコンなどは少し早めに終わらせて、間接照明など絵寝る準備をしましょう。そして布団に入ったら腹式呼吸をしてリラックスしましょう。
また精神的ストレスをためないためにも日頃から笑うことも重要です。笑ってストレスを吹き飛ばしましょう。
人生を楽しく生きるためには、やはり心身が健康であることが一番です。そして体だけをただ鍛えていても心身の健康というものは得ることができません。心が健康でなければ体にも不調をきたすことが多いからです。
心が健康であるためには、規則正しい生活が必要です。現代では便利になってしまったことで体に負担をかけていることがたくさんあります。いつでもコミュニケーションが取れるため、遅くまでメールやパソコンでインターネットをしてしまったり、遅くまでお店があいているからついつい夜遅くにいろんなものを食べてしまったりしてしまいます。
一番いい生活の仕方は体が欲する時間に食べたり寝たりすることですが、なかなかそうはうまくいきません。まずは朝起きる時間を余裕をもって設定し、朝起きた後に太陽の光を浴びて体を目覚めさせること、余裕をもって仕事に臨むことでスケジュールに追われるストレスなどは軽減できますし、午前中の効率もとてもよくなります。効率が良くなれば、早く帰ることができるようになります。早く帰って自分の時間をもつことでストレスを感じた場合も発散でき、次の日にはまた元気に仕事に行くことができます。
心が元気でいると体も元気でいることにつながります。日頃の生活習慣を見直すことで心のバランスも保てることができます。
特に女性に多いといわれているランチメイト症候群。これは食事をする相手のいない人間は価値のない人間であるという思い込みから、特にお昼休みなどにおいてひとりで食事をすることにたいする恐怖心がおこる症状です。
学校や会社で同僚と食事をする機会が多い学生、OLに多く、一人で食事をしたくないが、誘って断られた場合それも自分は価値のない人間だと認めることになってしまうという恐怖心から自分から誘うこともできず、人目を避けてご飯を食べることである。最近ではトイレなどでごはんを食べる人もでてきている。
特に女性は集団で行動することが多く、その場合一人でいると友達のいない人だとレッテルをはられることがある。特に思春期にそういった経験をした人は、自分には価値がないから誘ってもきっといれてもらえないだろうと思い誘えず、それがストレスとなり重傷になると会社へ行けなくなり引きこもってしまう場合もある。
一緒に食べる人が決まっていても、中心人物に合わせて毎日の食事場所が決まってしまい、自分の意見も言えず食べたいものが食べることができない人もいる。この場合もそのことがストレスとなり、ストレスがたまりすぎるとメンタルヘルスなどにつながりかねないと思われる。
「10月19日、世界保健機構(WHO)が、うつ病など精神疾患で苦しむ人が
世界で3億5000万人を超えるとの推計を出した」というニュースを見ました。
3億5000万人と言われても、ピンと来ないですが、
WHOのHPを見ると2012年現在の人口が約68億人なので、
世界的に見ると約5%(20人に1人)はうつ病の計算になります。
(ちなみに、日本の人口が約1億2700万人なので、世界中のうつ病の人を
集めると日本人の約2.8倍もの人がいるということですね。)
イメージがまだあまり湧かないですが、、、
私の学生時代は、小中高いずれも一クラス約40人だったので、
割合で考えて、クラスに2人はうつ病の子がいるって感じなのでしょう。
確かに口べたでおとなしい子はいたけれども、
心の病気に掛っている人がクラスに2人いると考えるとやはり多いですね。。。
私が見た資料では、地域別のデータはなかったけれど、温かい地方の方が
うつ病が少ない気がするので、
実に安直ながら、うつ病で悩んでいる人は、南国に行くのが良いのではないだろうか?
と本気で思うわけです。
うつ病の治療として、南国への長期旅行を国が補助をするなんてことになったら、
みんな仮病を使うのだろうなぁ
実際、自殺率で見てみても、
赤道直下、南国、ラテン系といったイメージの当てはまる国は上位には
入っていないようで、、、
上位としてよく上がる国は、
韓国、日本、旧ソ連(リトアニア、カザフスタン、ベラルーシ、ロシアなど)です。
(北欧などは、自殺率が高いイメージが高いのですが、実際はそうでもないのですね)
我が日本も常連入りしていますし、ニュースでもよく耳にします。
改めて、周りのみんなは、生きずらい国で生まれながら、
負けずに、頑張って生きているなぁなどと関心をします
私の周りでは、うつ病の人(カミングアウトしている人)はおりませんが、
こういうニュースを見ると、みんなの心の平穏を願いたくなります。
統合失調症、うつ病、不安障害、強迫性人格障害などなんらかのメンタルヘルスの症状がでてしまい、働くことができなくなった場合、病院に通えるのかと不安になることもあると思います。
上記のようなメンタルヘルスの症状で、通院をする場合、精神通院医療費の公的負担・自立支援医療として、医療費の自己負担の上限額が所得によって決められています。ただし、入院などの費用、病院以外で受けるカウンセリングなど公的保険が対象とならない治療・投薬、メンタルヘルスと関係のない部分の治療費などは対象外です。申請は市町村の窓口で行っており、申請が通ると受給者証(自立支援医療受給者証)が交付されます。あとは受給者証をもって各都道府県又は指定都市が指定した指定自立支援医療機関となっている病院に行くだけです。受給者証は1年期限になっており1年ごとに更新が必要です。
入院などで高額な医療費がかかった場合は高額療養費制度もあります。こちらも所得に応じて自己負担限度額が決められており、自己負担限度額を超えた分を後日加入して医療保険から返してもらうことができます。
都道府県の心身障害者医療費助成制度 もあります。これは都道府県ごとに定められているため詳しい内容は各都道府県、各市町村に問い合わせる必要があります。
経済的に苦しいことがさらにストレスにならないようこういった制度を利用しましょう。
メンタルヘルスは昔に比べるとずいぶん社会的にも認められ、誰もが知っている状態になってきました。しかし、まだまだ誤解があり、自分はかかることはないから大丈夫と思っている人もいる状態です。メンタルヘルスは簡単に言ってしまえば心の風邪です、早い段階で気づき、薬を飲んで安んでいれば簡単に治りますし、逆に大丈夫といって無理してしまえば風邪と同じでこじらせてしまい、なかなか治りにくくなったりもします。
ただし、メンタルヘルスも風邪も薬を飲んで治療をすれば、治る病気です。最近では以前にくらべると医学も進歩し副作用が少ない薬も増えています。ただ、唯一風邪と違うのは「早く治そう」と焦ってしまうと無理をしてしまい、回復が遅れることもあることです。焦らずにじっくりなおすことが必要な病気だといえます。
また熱などの症状が出ないため、休んでいるとサボってしまっているような気に本人はなってしまいます。そんな時に他人の些細な一言で傷つき、回復が遅れることもあります。ですので、ひとりひとりが正しい知識をもち、まわりにメンタルヘルスで休まなくてはいけない状況の人がでたときにはゆっくり休んで治してね、大丈夫だよと心から言える状況が必要といえます。
季節の代わり目は体調が悪くなりやすい時期かもしれません。健康な人でも風邪をひいたり、だるさを感じたりしますが、心の状態も良くない人も多いようです。
実際に私も季節の変わり目になると不安定になりやすくなります。それまで元気よく過ごしていたのに、急に落ち込みやすくなったり、外出することが億劫になったりします。また寝込んでしまったこともあります。
こういった時は無理をせず体と同時に心も休ませてあげることが大切ですね。例えば好きな曲を聴いたり、アロマを焚いてみたり、外出が億劫なら少しゆっくりするのも良いと思います。ストレッチや軽い運動なども効果的でしょう。変化するということは心に大きな負担をかけることです。だから無理をしない、これが一番です。
このように季節と同時に変化するのは、自立神経の働きと関係性があるようです。気温差が激しいと自立神経が温度の変化についていくことが出来ず、自律神経の働きが鈍くなってしまいます。そうなることで、体や心のバランスも上手くとることが出来なくなるのです。
季節の変わり目は、少し自分をゆったりモードにしてあげることを心がけましょう。そうすれば季節の変わり目も上手に乗り越えられると思いますよ。
電車や街中、様々なところでスマートフォンを手にしてSNSをチェックしている人を見かけるようになりました。とても便利になりましたが、朝起きたらSNSをチェックし、日中も隙ができればチェックするというように、いつの間にかネットにのまれてしまっている方も多いのではないでしょうか。確認しないと気が済まない、いつもネット上の情報や自分が書いた日記などが気になって仕方がなく、時間を奪われるようになり、疲れるようにもなります。
私自身もいつの間にかそのように依存してしまっていたことに気が付きました。脳に情報をいっぱいに詰め込みすぎて、脳が疲れてしまうのです。他に考えるべきこともあるのに、気が付けばスマートフォンをいじっているのです。
この依存を解消するには、まずはスマートフォンでSNSをチェックするのをやめることです。確認できるものを遠ざけることによって、他のことに集中できるようになります。禁断症状が出ることもありますが、本来自分が考えるべきこと、行うべきことがきるようにもなります。
外部的要素(SNSなど)で満たされ、自分というアイデンティティが薄くなっていると思った私には、自分の価値観、存在意義が高まったような気がしました。自分が行うべきことに集中できるようになったのです。好きなことに打ち込めるようになりましたし、食事や就寝前など、当たり前に送っている生活に満足できるようになってきました。友人との対話や仕事でも、なんとなく脳が疲れていたのに、より友人との会話が深まり、仕事にも集中できるようになりました。いかに自分の脳が奪われ、時間が奪われ、アイデンティティが薄れていたものかを実感しました。
”いつでもどこでも”の自由さの裏には、自己管理しなければならないという自制心が必要となります。自己管理できるのか、自制心を保つことができるのか、依存する前にそれを判断することも知恵かと思います。
共感してくださった方は実践してみてくださいね。
チック症とは、突然、本人の意志とは関係なく、ぴくぴくっと体が動いたり奇声をあげたりすることが繰り返し行われる症状のことをいいます。他にも、瞬きをしたり、頭を振ったり、肩をぴくぴくと動かすことなどもあります。また、「バカバカ」などと汚い言葉を連発したり、卑猥な言葉などを繰り返し言う汚言症と言われる症状が現れる場合もあります。問題なのは、それが本人の意志ではなく勝手に起こってしまう為、自分で止めることが不可能なのです。
主に幼児や小学生低学年など幼い子供が起こしやすいです。不安を強く感じてしまったり、性格上優しい子や傷つきやすい子、神経質な子がなりやすい傾向にあります。
だいたいの子供が短期間でその症状は消えていきますので、そこまで親が重く受け止める必要性はありません。なんといっても、この病気の原因に親の育て方や接し方は関係性がないといわれています。
ただそういった症状が出る時期は、なるべく本人にストレスを感じないような環境づくりをしたり、緊張を強く感じるような言動を親が控えてあげましょう。とにかくリラックスできるようにしてあげることが、一番本人の心を休ませて上げることになります。
もちろん症状によってはあまりに過剰であったり、親が気になるようでしたら、小児科や児童精神化に通って話しを聞いてみるのも良いと思います。薬物治療で症状を抑えてあげることもできます。
まずは本人が一番症状に苛立ちを覚えていると思います。それを少しでも心落ち着く方向性に周りの人間が作ってあげるのが一番効果的だと思われます。
くよくよしている貴方、悩み多き貴方!
ちょっとショーウィンドウに自分の姿を映してください。
背中は猫背、下っ腹が出ていませんか?
また、重心が思い切り後ろ(踵)に乗っていませんか?
「だって、悩みだらけでこんな姿勢になっちゃうんだもの・・・」
そういう時は、逆の発想をしてみてください。
心が落ち込んでいるから体がうつむいてしまっているなら、姿勢を正すことにより、心にも余裕が出てきます。
まず、お臍から指3本くらいの所に手を当てて見てください。
前に出っ張り、何となく気持ち悪くはありませんか?
お尻の穴から空気が抜け出てしまっている感じ。
この場所は、体の重心を左右する「丹田」というツボです。
丹田に手をやりながら、しっかり重心をとらえている、と感じるところまで骨盤を立てて下さい。
骨盤が後ろに下がり過ぎていても、前に傾き過ぎていても、何となくお尻の力が抜けて気持ち悪い、と感じます。
丹田がずっしり体を支えている状態を確認したら、思い切り体を伸ばして下さい。
お腹と背中が伸びていますね。
しかし、肩も上がっています。
そこで、肩の力を抜きながら肩甲骨を下に下げます。
丹田に重心を置いたままです。
その時、体全体が下がってしまうと、またクヨクヨ姿勢に戻ってしまいます。
あくまでも、丹田に重心を置いている、という意識を忘れずに。
難しいようですが、単に
①丹田を意識して、骨盤を立てる
②思い切り伸びをする
③腕だけ脱力する
という3つの意識だけです。
それでも俯き加減だな、と感じたら、みぞおちに手を置き、上に立ててあげます。
その時、丹田に力が無いと骨盤が後ろに行ってしまうので、丹田は常に意識してください。
どうですか?しゃんとした姿勢になるはず。
今まで下を向いていた体が前向きになります。
これだけで、物事を前向きに考えることができるようになります。
「もうダメ!」「怖い!」という時、いつの間にか体の筋肉全体が強張っています。
呼吸も浅く、深呼吸ができません。
そういう時、息を吸いながら両手をギュッと握りしめてください。
親指を中に入れると、より力が出ます。
筋肉がより緊張している、と感じますね。
3つ数えて、拳の力を抜き、息を吐いて脱力します。
そうすると、強張っていた筋肉が緩み、気持ちが楽になります。
余り何回もやると疲れるので、2~3回がベストです。
心にもやもやすることがあると、自然と呼吸も浅くなり勝ちです。
呼吸を深くするために、胸を開く練習をします。
寝る前、布団やベッドの上でカンタンに行えます。
①仰向けに寝て、両足は骨幅くらいに開きます
②両腕を横に伸ばしてから、肘を90度(神経質にならず、自分で90度くらいかな~と思う所で)に曲げ、両手を拳にし、ぎゅっと握ります
(親指を中に入れる方が力が出ます)
③背中をぐーつとそらし、両腕の肩甲骨を引き寄せる感じをイメージして下さい。その時、思い切り息を吸います。
④足首もそらし、踵を浮かせます。肘とお尻だけで上体を支えているイメージで。
⑤息を吸い切った、と感じたら上体を戻しながら、一気に息を吐いて脱力してください。胸が開くようになり、深呼吸が楽にできるようになります。
この動作も、1~2回で充分です。
息を吐き切ったら、そのまま寝ちゃって下さい。
体から緊張が抜け、すー、と眠りにつくこともできます。
しょぼん、としている時は、無理やりでも良いので笑顔を作ってみてください。
悲壮感が消えてしまうのが分かるでしょう。
笑顔を作りながら悩むのは、難しいものです。
どうしても笑顔を作れない場合は、両指で口角をぐっと上げるだけでも効果があります。
このように、心と体は連動しています。
心がへこんでしまった時、体からアプローチを掛けて心を立て直すという方法があることを思い出し、実行してみて下さいね。
ワイパックスを1錠飲むよりも効果がありますよ^^。
昨今メンタルヘルスが増加していることに伴い、企業も対策を打つ必要があると認識しているところが多いです。なぜならばせっかく育ててきた人材が、メンタルヘルスで休職をされてしまうと企業としても痛手だからです。また、不況でなかなか人を雇えない状況ですと、ひとりが休んでしまうとその仕事の負担がほかの人にかかってしまい、今まで問題のなかった人に過度のストレスがかかり休職をしてしまうということも考えられます。そのまま続けば会社全体の人件費効率をも悪くしてしまう問題です。
そんな中で取得を推奨されているのが多い資格として「メンタルヘルス・マネジメント検定」があります。働く人たちが心身ともに健康で働けるようにメンタルヘルスの予防に重点が置かれた試験になっています。また組織全体でどのように対応するのが良いのか、人事労務管理の観点からどのようにすればよいかなどが試験に出るため、実際そのような立場にいる人にとっては実践的な勉強といえます。
マネジメントをする立場にある役職者だけでなく、常に現場の第一線で働くスタッフも含め学習することで、メンタルヘルスになることを事前に予防でき、明るい職場作りにつながることでしょう。
心に負担なことが起こってどうしようかと焦り、不安になり、諦めたくなる時があるでしょう。仕事や学業、人間関係と私たちをとりまく環境状況に、時に押しつぶされそうになることがあります。そのようなとき私は、目の前のことに背を向けて諦めたくなることがあります。
成し遂げようとしていること、やるべきことは人それぞれにあると思います。しかし、目的を成すことだけが良いことでしょうか。もちろん、結果として成し遂げられたら嬉しいですよね。ですが、困難にぶつかったとき、心が折れそうでどうしようもなく諦めたくなったとき、とても苦しいですよね。
私が困難にぶつかり、不安定な時期がありました。そこである人が一言くれたのです。「本当に大きいことは、最後まで行うことだよ」と。私はこの一言に助けられました。成功することが大きなことではなく、結果がどうであれ、それが問題ではなく最後まで行うかどうかが問題だと思いました。
私はできるだけ粘ろうと決心して行いました。結果としてはまだまだでしたが、精いっぱい最後まで行ったことに達成感を感じ、次もまたコツコツやろうという気になったのです。また、最後まで行ったからこそ、それまでの経験が役に立ったこともありました。そうしているうちにいつの間にか、目的を成すようになったのです。
結果が出ても、それで終わりではありません。最後というのは、人生が終わってみなければわからないし、結果が出たとしても一つの通過点としての結果にすぎないと思います。ですから、共感して下さった方は、諦めたくなった時、この言葉を思い出してみてくださいね。
日常の中で、自分でも気づく位「ストレスが溜まってるな・・」と思う事ってありませんか?私は、結構あります。
これ以上溜まったら、まずいな。という時は、必ず好きな事で発散するようにしています。ストレスは無くなりませんが溜め無い事が大切だそうです。
まず、イライラするな。と感じたら二週間遡って振り返ってみて、何かイライラする出来事が無かったか考えてみて下さい。
考えたり振り返って、鬱病にになる人はこの「イライラ」の原因がよく分かっていない人が多いそうです。
原因が明確でない。これが良くないそうです。心の歪みに気付いたら、好きな事で発散しましょう。そして振り返って気付きましょう。
歪んでるサインは「面倒・疲れを感じる・今までやらなかった事を始める人が多い・攻撃的な言動」などがあるそうです。
その他、身体のサインは「寝つきが悪い・夜中に目覚めて眠れなくなる」などがあるそうですが、寝つきが悪くても日中にインパクトの強い出来事があると、寝つきの悪い時もあるので、その状態が一時的ではなく長く続くと問題だそうです。
私もたまに、夜中に目覚めて眠れない時があります。ずっと続いている訳ではないのですが。
睡眠についてですが、どの位眠ればいい。という訳でもないそうです。必要な睡眠時間は、人それぞれだそうです。
私は、沢山寝ないとイライラと調子が悪くなりますが、逆に寝すぎで頭が痛いと言う方もいるので、自分に合った睡眠時間を見つける事が大切ですね。
ダイエットにもいいといわれているウォーキングやジョギングですが、実はメンタルヘルス予防にも効果的なんです。有酸素運動によって脂肪を燃焼させる以外に、脳内物質のセロトニンを増やす、交感神経・副交感神経のバランスが良くなるなどの効果があります。脳内物質のセロトニンはうつを改善するといわれていますし、交感神経・副交感神経のバランスが良くなれば自律神経を整えることにつながります。
セロトニンは5分程度で活性化して、30分程度でピークに達するようです。ジョギングを始めるとなるとシューズをそろえたり、走る場所を考えたりと始める前から疲れてしまいそうですので、まずはウォーキングから始めるのが一番ですね。
ウォーキングもペットを飼っていればペットの散歩ついでに近くの公園までいってぐるっと一周すればあっという間に30分経過しそうですし、ペットもいない場合は少しだけ早く家を出て、一駅歩いてみるという方法もあります。朝時間がとれない!という方は、仕事の帰りに1駅歩いてみるのもいいのではないでしょうか?仕事でたまったストレスも、いつもと違う景色を見ながら歩くことで発散できるかもしれません。
慣れてきたら歩くペースを上げてみるだけでも効果が変わってくるかもしれませんね。
私は精神分析療法を4月から受け始めました。どのような療法かというと、専門の先生を1人決め、週に1度同じ曜日の同じ時間に50分お話をします。
特に先生から何かを聞かれることはありません。私がそのとき思ったこと、話したいことを話すだけです。先生は話を聞いてくれる中で、たまに「今の話のなかでここはどんな風に感じる?」「今の言葉から何をイメージする?」と言った形で質問をしてくれます。それをまた思いついたままに話すといった形が繰り返されます。
これを聞いただけでは何の効果が?と思うだろうし、実際私も始めは半信半疑でした。しかし半年ほど経った今は少しだけ分かるようになりました。自分の気付いていない心の部分が少しずつ見えてくるのです。そして少しずつ客観的に自分を見れるようになりました。
この療法ははっきりと効果が見えるものではありません。長期的に続けていかなければなりませんし、すぐに効果が見えるものでもありません。
しかし少しずつ、確実に見えない部分の苦しみが見えてくるのです。そしてそれを知ることで、まず自分の中で自分を理解できるようになってくるのです。もちろん今まで見なかった部分なので、辛い時もあります。醜い自分と向き合うこともあります。でも本当に少しずつ生きるのが楽になってくるのです。私の場合、ずっと自分を否定してきましたが、最近少しずつ肯定?というか認められるようになってきました。
病気を持っていると早く治りたいという気持ちが大きいと思います。でも、ゆっくりと確実に病気の本来の根っこから治療することは、完治に向かうということだと思います。まだ私は半年しか経っていませんし、確実に効果が見えたわけではありませんが、これからも通い続けて自分を肯定して苦しまずに生きていけるようになりたいと思います。
私は高校生のころに、いじめを経験しました。先生にも親にも言えず、時間が経過していって、大学生になってからは外部からの学生が増えたので、いじめもなくなったかのように感じられました。新しい友達もできて、再出発できるかな、と考えていました。そんな風に特に問題なく大学生生活は過ぎて行ったのですが、途中からまたいじめに会い始めました。いじめる側は、高校生のころに私をいじめていた人たちでした。
私の家は家庭環境も複雑で、両親の夫婦仲も良くなく、母親はよそで不倫して、夜遅く家に帰ってくる始末。ですからイジメのことなんか、相談できる感じではありませんでした。父親も仕事人間で、思いやりもあまりある方ではなく、冷たいタイプの人です。また、両親ともにそうなのですが、私と違ってとても負けず嫌いの性格で、強い人たちです。
大学を卒業してからやっとイジメのグループから解放されたと思ったのもつかの間、その後も、いつもその人たちの声が聞こえて、いじめられている状態が続いています。どこに行くにもその人たちに囲まれてしまって、楽になるには死ぬしかない、って感じです。楽に自殺できるならば、その方法を知りたいくらいです。一応精神科には通っていますが、状態は変わりません。
メンタルの不調は、抱え込む・表に出さない人に多く現れるそうです。職場であれば、周囲のサポートが大切です。
ストレスといっても、同じストレスを受けても心の歪み方は人によって違い、へこむ人と大丈夫な人がいますよね。
それは、性格的なものや考え方の違いによるそうです。自分の事に置き換えて考えてみると、私はへこんでも元に戻りやすい性格のような気がします。
歪みを戻すのに、人の手を借りるのが上手な人とと下手な人がいるそうです。私は、友達と話す事によって沢山ストレスを発散していると思います。
ストレスの発散方法は人それぞれだと思います。趣味に没頭したり、お酒を飲みに行ったり、スポーツしたり。色々ありますよね。
ストレスは常にあるものだと思います。無くなることはない・・・ただ、ストレスで心が歪んでしまっても、元に戻せれば大丈夫なのです。
ストレスは、好きな事で発散するのが一番なのだそうです。私の発散方法1位は、やはり”おしゃべり”あとは、”笑う”事です。くだらない話でも気を使わない友達と沢山話して思いっきり笑えば、ストレスと一緒に疲れも吹き飛びます。
感情面では「憂鬱・怒り・不安・イライラ・無気力」これが、長く続いたら気をつけましょう。続く状態が問題です。
自分なりの発散法を見つけておき、歪みが出たら実行して歪みを元に戻しましょう。
統合失調症になった場合は現実と非現実の境がぼやけてしまっている状況を改善するためにも病院での治療が必要です。
幻覚や妄想が出現している急性期には、入院治療が一番ベストです。陽性症状はドーパミンの機能を正常化させる、抗精神病薬によって比較的容易にコントロールできます。急性期の症状が落ち着けば、退院をして再発防止のための治療と、社会復帰にむけたリハビリテーションが必要です。予防するために薬を飲み続けることも必要です。主治医の決められた通りに服薬することが重要です。勝手にやめたり調整したりすることで再発する危険性があります。
社会復帰に向けたリハビリテーションではデイケアで訓練や活動を行います。孤独な環境に陥りやすい状況を阻止し、再発の防止になります。また周囲の協力も必要不可欠です。家族はできるだけ一緒に病院に行って主治医に症状を伝えて対処法を相談しておくほうがよいとおもわれます。また友人や近所の人が統合失調症にかかった場合は、何かできることはないかと直接あって話をしたり長電話などは避けたほうが良いです。幻覚や妄想に基づく話になった場合も「否定」「肯定」どちらも相手にとって良いことではありません。いかに本人と距離をとるかと、ご家族をサポートするかが家族意外の人間にできることです。
メンタルヘルスの予防策として、やはり休息は重要です。
休息には「積極的休息」と、「消極的休息」の二種類があります。「積極的休息」は軽いストレッチや軽めの運動で血行をよくすることで、休息を取るというものです。他にも自分が楽しいと思えるもので、負荷がかからないものも同様です。「消極的休息」は横になってのんびりすることや、入浴などです。
ついつい休息をとるというと、「サボっている」「自分は楽をしている」と思ってしまう人も多いかもしれません。しかし、トップアスリートなどは試合で最大限の力を発揮するために、計画的な休息をとっています。トレーニングでは最大限の負荷をかけ、終わればきちんとした休息をとることで向上していくといわれているようです。
これは私たちの日常生活と同じで、学校では授業の合間に休息時間がありましたが、社会人になると昼休みのみという方がほとんどですし、その昼休みも「頑張らなくては」と仕事に没頭している方も多いかもしれません。しかし、計画的に仕事を行い、自分の計画より早く終わった時などは、飲み物などを飲んだりして少し休息をとる。皆の前で休息をとれる環境でなければお手洗いにいくといって机を離れ、少し深呼吸してみるなどリフレッシュをすることで、仕事のパフォーマンスもあがるのではないでしょうか。
仕事のパフォーマンスが上がれば、休日にもきちんと休みをとることができ、休息を取ることでメンタルヘルスの予防にもつながります。
自律神経失調症とは交感神経と副交感神経のバランスが崩れるためにおこる病気です。パニック障害やうつ病の兆候がみられることが多い為、そちらの病名で診断されることもあります。ストレスが要因のため適応障害と診断されることもあるようです。
自律神経のバランスが崩れることによって、めまいや立ちくらみ、吐き気や頭痛、微熱や過呼吸などの体の症状がでます。人間不信や情緒不安定、不安感やイライラの症状もあり、人間不信に陥ることからこちらの症状を隠す人もあり、まわりから仮病なのではないかと思われてしまうこともあります。
原因は他のメンタルヘルスと同じく、睡眠不足やストレスが大きいですが、更年期が原因でホルモンバランスが乱れ発症することもあるようです。遺伝的に自律神経が乱れている人もいらっしゃるようです。
治療法としては、抗不安薬などでの薬物療法もありますが、自律神経のバランスをもとにもどすために、行動療法として睡眠の周期を整えるなどもあるようです。自律訓練法でストレスを軽減させることで症状が改善されていることもあります。ほかにも鍼灸・マッサージ・カウンセリングが有効とされている場合もありますので、お医者さんと相談しながら治癒させることが重要ですね。
心の歪み・・・ボールがへこんだ状態と同じ様に、心もストレスや悩みごとなどでへこんだ状態になる事があります。
その歪みをすぐに戻す事が出来れば、問題無いそうですが・・・これが長い間戻らないと、中々戻せなくなってしまうそうです。
自分でそんな歪みに気付いているでしょうか?
身体に異変が出れば、病院へ行きますが結局検査しても「検査は異常ありません」って言われたりしませんか?
すると、「ストレス」・「疲れ」が原因だと思います。という言葉で片付けられてしまう訳です。
歪みを治す為には、自分自信の心の歪みに気付く事が大切なのです。また、周囲の人が気づいてくれる場合もあります。
私は大丈夫!そう思っていても、心が悲鳴をあげている事もあるのです。
私は、体調が悪くなると(ほとんどストレスなのですが)、めまい・頭痛・耳鳴り。こんな症状が出てきます。病院へ行っても検査をしてもどこも悪くないんです。きっと、そんな時は心が歪んでる状態なのだと思います。そんな時の歪みの治し方は、簡単です。
何もしないのです。最低限の家事をして、後はゆっくり休みます、いわゆるグータラするのです。あれしなきゃ!これもしなきゃ!ってストレスを溜めている気がするので、何もしないで、ゆったりとした時間を作る事で徐々に改善されます。歪みをそのままにしないで。歪みのサインを見逃さないで。
家族の様子がおかしいと気づいたときの対処法です。
会社に行きたくない、学校に行きたくないといった場合は無理に行かせると症状が悪化する場合がありますので、休みたいといった時にはゆっくり休ませてあげるのが一番です。特にうつ病では朝が特に調子が悪く、夕方になると症状が緩和しますのでサボっているようにも見えてしまうので注意が必要です。
また、体の症状に表れていて、いくつか病院を受けても原因がわからないときは一度心療内科に行ってみるのをおすすめします。その時は本人だけで受診させるほうがいいかもしれません。ストレスを抱えているが家族に言えないなどで悩んでいる場合、付き添うと医師の前でも本当のことが言えず、原因がわからないままになることもあります。
学校にいけなかったら、このまま会社に行けなかったらと家族なので不安に思うこともあります。でもその時無理強いをして悪化をさせてしまうと、症状が重くなり治療にも時間がかかります。早い段階できちんと休みを取って治療することで、その後の社会復帰も早くなる可能性が高いです。
本人が一番不安に思っています。ですので家族は「回り道してもいいじゃない」くらいのおおらかな気持ちで接するのが一番です。家族の支えが一番大切だと思います。
会社の同僚や、後輩がメンタルヘルスかもと気づいたけど、本人に自覚がない時、どのように対応したらいいか悩みますよね。
まずは職場に、心の健康相談窓口がないか確かめてみましょう。
最近では心の健康作りに外部と契約して、相談窓口を置いている企業もあります。相談窓口でカウンセラーを配置していたりしますので、カウンセリングを受けたり、病院の受診をすすめてくれます。また、 オンラインでストレスチェックができたりする場合もありますので、相談窓口を進めにくい場合は、ストレスチェックを一緒にしてみようと誘ってみるのもいいかもしれません。
体調の変化にでているようでしたら、内科と心療内科が併設されている病院の受診をすすめてみるという方法もあります。ただご本人に自覚がないと難しいかもしれません。
メンタルヘルスは心の風邪です。大げさに騒ぎ立てる必要もありませんが、早い段階で手を打つことでその後の悪化を止められる場合があります。
企業によってはメンタルヘルスに関する理解がなく、会社にわかると不利益が発生してしまう場合もありますので、会社の状況にあわせて慎重に行動することも必要です。 ただ、そのままにしておくといずれは働くことも難しくなってしまいます。そこまで悪化してからですと治療にも時間がかかりますので、できるだけ早い段階で手をさしのべてあげたいですね。
近年問題視されている「心のケア」これって、本当に大切ですよね。最近、メンタルヘルスの講習を受講する機会がありました。メンタルヘルスとは、タイトルにも書きました通り”心の健康”です。
正直・・「ちょっと重いお話なのかな・・・」と思い込んで^^;受講したのですが、そんな事はなく!
とても勉強になりました。その中のでも興味深かったのが”うつ病”です。真面目な方がなりやすく、休みなのに会社の事・仕事が気になって仕方ない。これは、要注意だそうです。
講師の方からは「お休みはお休み!ゆっくり休んで、会社の事は忘れる!これをしないと心が休まりませんよ!」と言われました。
私は、このお話を聞いて「あ~私当てはまる!気をつけないと!」と思ってしまいましたが、皆さんはいかがでしょうか??
ちゃんと、仕事とプライベートを分けてリフレッシュ出来ていますか?私の場合、お休みの前の日に少しでもやり残した仕事などがあると、気になってしまい。頭のどこかに残っているんですね。遊ぶ時は仕事の事を忘れて、思いっきり遊ぶ!!!これが心に良いそうです^^
心のバランスが崩れてくると、色々な面に表れて来るそうで職場では、上司や同僚など周囲の「気づき」が大切だそうです。
「人の反応を気にして、自分が不安になってしまう」ことについて書きたいと思います。結果としては…気にする必要がなく、もっと自分に自信をもって良いと思っています。
相手がイライラしていたり、落ち込んでいたり、行動や雰囲気で不安を感じる時ってありませんか?私はそういうとき、「自分のせいではないか」と不安になります。
特に相手に何かさせた理由もないのにも関わらず、「過去の自分の言動や行動」を気にしたりします。あれがいけなかったのか、これがいけなかったのかと、さまざまに考えたのにも関わらず、いつの間にか相手がケロッとしていたりします。
しかしながら、結局は、相手自身の悩みや不安が表に出ていただけで、自分には関係のないことが多いのです。どうして自分のせいではないかと不安に駆られてしまうのでしょうか。
理由の一つに、民族性というものがあるからだと思います。日本人は特に、世界の中でも「察する」民族です。相手の気持ちを察して、先にしてあげたり、気持ちをわかってあげようとします。ところが、ある国の留学生に聞いて驚きました。「僕の国では『~しておいてね』という程度では、しないのが普通。『絶対にやっておいてね!』と言わないとやらない」と言っていました。民族性とはこんなに違うものかと驚きました。
日本人は「察する」民族であり、また「謙虚」です。ですから、その反面「自信」がなかったり、謙虚さが裏目にでてしまうことがあります。
私は留学生の話を聞いてから、もっと自分に自信をもちたいと思いました。そして、相手が不安定な時には、自分が不安になるのではなく、むしろ相手を気遣ってあげたり、そっとしておいてあげたりすることが知恵だと思います。もし、自分が理由で悪かったことがあれば、反省して次から直せばよいと考えれば良いと思います。
自分に自信をもって下さいね!