ランチメイト症候群


特に女性に多いといわれているランチメイト症候群。これは食事をする相手のいない人間は価値のない人間であるという思い込みから、特にお昼休みなどにおいてひとりで食事をすることにたいする恐怖心がおこる症状です。

学校や会社で同僚と食事をする機会が多い学生、OLに多く、一人で食事をしたくないが、誘って断られた場合それも自分は価値のない人間だと認めることになってしまうという恐怖心から自分から誘うこともできず、人目を避けてご飯を食べることである。最近ではトイレなどでごはんを食べる人もでてきている。

特に女性は集団で行動することが多く、その場合一人でいると友達のいない人だとレッテルをはられることがある。特に思春期にそういった経験をした人は、自分には価値がないから誘ってもきっといれてもらえないだろうと思い誘えず、それがストレスとなり重傷になると会社へ行けなくなり引きこもってしまう場合もある。

一緒に食べる人が決まっていても、中心人物に合わせて毎日の食事場所が決まってしまい、自分の意見も言えず食べたいものが食べることができない人もいる。この場合もそのことがストレスとなり、ストレスがたまりすぎるとメンタルヘルスなどにつながりかねないと思われる。

恐怖症


恐怖症とはある特定の対象に対して不可解なまでの恐怖を感じることです。よく聞くものとしては対人恐怖症や女性恐怖症、閉所恐怖症などがあります。恐怖症のなかにも単一恐怖と社会恐怖があります。

単一恐怖は日本では特定恐怖とよばれ、何か特定の物だったり状況であったりに意味もなく恐怖心を抱いてしまい、それを避けることです。特定の状況というところでは閉所恐怖症などがこれに該当します。また特定の物にたいして恐怖を感じるということでは尖端恐怖症などもあります。そして社会恐怖は、人の前で何か失敗するのではないかと恐れて、人がたくさんいる場所を避けようとすることです。対人恐怖症であったり、赤面恐怖症というものもあります。

恐怖が長期間にわたって続くことが恐怖症の特徴です。強い恐怖心で苦痛を感じ、その苦痛に耐えきれずその状況や物を意識的に避けてしまいます。また通常小さい時にはなにかしら怖いものがあり。大人になるにつれて怖いものはなくなってくるものです。しかし、恐怖症では年齢を重ねるごとに恐怖心が増すというのも特徴です。

ひどくなってくると、日常生活や社会生活をうまく送ることができなくなり引きこもりになってしまうことも多くあります。

うつ病の人=世界で3億5000万人超へ


「10月19日、世界保健機構(WHO)が、うつ病など精神疾患で苦しむ人が
世界で3億5000万人を超えるとの推計を出した」というニュースを見ました。

3億5000万人と言われても、ピンと来ないですが、
WHOのHPを見ると2012年現在の人口が約68億人なので、
世界的に見ると約5%(20人に1人)はうつ病の計算になります。

(ちなみに、日本の人口が約1億2700万人なので、世界中のうつ病の人を
集めると日本人の約2.8倍もの人がいるということですね。)

イメージがまだあまり湧かないですが、、、
私の学生時代は、小中高いずれも一クラス約40人だったので、
割合で考えて、クラスに2人はうつ病の子がいるって感じなのでしょう。

確かに口べたでおとなしい子はいたけれども、
心の病気に掛っている人がクラスに2人いると考えるとやはり多いですね。。。

私が見た資料では、地域別のデータはなかったけれど、温かい地方の方が
うつ病が少ない気がするので、
実に安直ながら、うつ病で悩んでいる人は、南国に行くのが良いのではないだろうか?
と本気で思うわけです。

うつ病の治療として、南国への長期旅行を国が補助をするなんてことになったら、
みんな仮病を使うのだろうなぁ

実際、自殺率で見てみても、
赤道直下、南国、ラテン系といったイメージの当てはまる国は上位には
入っていないようで、、、

上位としてよく上がる国は、
韓国、日本、旧ソ連(リトアニア、カザフスタン、ベラルーシ、ロシアなど)です。
(北欧などは、自殺率が高いイメージが高いのですが、実際はそうでもないのですね)

我が日本も常連入りしていますし、ニュースでもよく耳にします。

改めて、周りのみんなは、生きずらい国で生まれながら、
負けずに、頑張って生きているなぁなどと関心をします

私の周りでは、うつ病の人(カミングアウトしている人)はおりませんが、
こういうニュースを見ると、みんなの心の平穏を願いたくなります。

心が窮屈になったら目をつぶって脳を休ませましょう


生きていると、心が窮屈になって落ち着かなくなることがあるでしょう。苦しくて孤独を感じたり、何をすべきかわからなくなったり、落胆したりすることで、心が締め付けられることがあります。

一旦すべてのことを横に置いて、何も考えない時間をつくりましょう。心を空っぽにしてからだの力を抜くのっです。5分間目をつぶって瞑想してみるのも良いでしょう。温泉などで、湯船につかっているときに目をつぶって休んでいる人を見かけたことがあると思います。神経が疲れてしまったときは、何も考えずに心、脳を休ませることで、少しでも心に余裕をもたせてあげることができます。

「落ち着く」「力を抜く」「集中する」などのようなことには、目をつぶって脳を休ませることが近道の一つでもあります。心が落ち着くと、冷静になり、考えていたことの整理がつきます。そのうちに、自分にとって何が大切なのかが浮かんだり、どうやって前に進めば良いのかがわかったり、アイディアを思いついたり、自分の存在価値を確かめることもできます。冷静になると、見えなかったものが見えるようになると思うのです。

また、集中力が増すこともあります。目をつぶって余計なことを考えなくなるので、雑多な考えが浮かばなくなり、集中する訓練にもなります。うまく心とからだのリフレッシュを行って下さいね。

メンタルヘルスの経済的支援制度


統合失調症、うつ病、不安障害、強迫性人格障害などなんらかのメンタルヘルスの症状がでてしまい、働くことができなくなった場合、病院に通えるのかと不安になることもあると思います。

上記のようなメンタルヘルスの症状で、通院をする場合、精神通院医療費の公的負担・自立支援医療として、医療費の自己負担の上限額が所得によって決められています。ただし、入院などの費用、病院以外で受けるカウンセリングなど公的保険が対象とならない治療・投薬、メンタルヘルスと関係のない部分の治療費などは対象外です。申請は市町村の窓口で行っており、申請が通ると受給者証(自立支援医療受給者証)が交付されます。あとは受給者証をもって各都道府県又は指定都市が指定した指定自立支援医療機関となっている病院に行くだけです。受給者証は1年期限になっており1年ごとに更新が必要です。

入院などで高額な医療費がかかった場合は高額療養費制度もあります。こちらも所得に応じて自己負担限度額が決められており、自己負担限度額を超えた分を後日加入して医療保険から返してもらうことができます。

都道府県の心身障害者医療費助成制度 もあります。これは都道府県ごとに定められているため詳しい内容は各都道府県、各市町村に問い合わせる必要があります。

経済的に苦しいことがさらにストレスにならないようこういった制度を利用しましょう。

 

メンタルヘルスの理解


メンタルヘルスは昔に比べるとずいぶん社会的にも認められ、誰もが知っている状態になってきました。しかし、まだまだ誤解があり、自分はかかることはないから大丈夫と思っている人もいる状態です。メンタルヘルスは簡単に言ってしまえば心の風邪です、早い段階で気づき、薬を飲んで安んでいれば簡単に治りますし、逆に大丈夫といって無理してしまえば風邪と同じでこじらせてしまい、なかなか治りにくくなったりもします。

ただし、メンタルヘルスも風邪も薬を飲んで治療をすれば、治る病気です。最近では以前にくらべると医学も進歩し副作用が少ない薬も増えています。ただ、唯一風邪と違うのは「早く治そう」と焦ってしまうと無理をしてしまい、回復が遅れることもあることです。焦らずにじっくりなおすことが必要な病気だといえます。

また熱などの症状が出ないため、休んでいるとサボってしまっているような気に本人はなってしまいます。そんな時に他人の些細な一言で傷つき、回復が遅れることもあります。ですので、ひとりひとりが正しい知識をもち、まわりにメンタルヘルスで休まなくてはいけない状況の人がでたときにはゆっくり休んで治してね、大丈夫だよと心から言える状況が必要といえます。

季節の変わり目


季節の代わり目は体調が悪くなりやすい時期かもしれません。健康な人でも風邪をひいたり、だるさを感じたりしますが、心の状態も良くない人も多いようです。

実際に私も季節の変わり目になると不安定になりやすくなります。それまで元気よく過ごしていたのに、急に落ち込みやすくなったり、外出することが億劫になったりします。また寝込んでしまったこともあります。

こういった時は無理をせず体と同時に心も休ませてあげることが大切ですね。例えば好きな曲を聴いたり、アロマを焚いてみたり、外出が億劫なら少しゆっくりするのも良いと思います。ストレッチや軽い運動なども効果的でしょう。変化するということは心に大きな負担をかけることです。だから無理をしない、これが一番です。

このように季節と同時に変化するのは、自立神経の働きと関係性があるようです。気温差が激しいと自立神経が温度の変化についていくことが出来ず、自律神経の働きが鈍くなってしまいます。そうなることで、体や心のバランスも上手くとることが出来なくなるのです。

季節の変わり目は、少し自分をゆったりモードにしてあげることを心がけましょう。そうすれば季節の変わり目も上手に乗り越えられると思いますよ。

SNS依存とは


電車や街中、様々なところでスマートフォンを手にしてSNSをチェックしている人を見かけるようになりました。とても便利になりましたが、朝起きたらSNSをチェックし、日中も隙ができればチェックするというように、いつの間にかネットにのまれてしまっている方も多いのではないでしょうか。確認しないと気が済まない、いつもネット上の情報や自分が書いた日記などが気になって仕方がなく、時間を奪われるようになり、疲れるようにもなります。

私自身もいつの間にかそのように依存してしまっていたことに気が付きました。脳に情報をいっぱいに詰め込みすぎて、脳が疲れてしまうのです。他に考えるべきこともあるのに、気が付けばスマートフォンをいじっているのです。

この依存を解消するには、まずはスマートフォンでSNSをチェックするのをやめることです。確認できるものを遠ざけることによって、他のことに集中できるようになります。禁断症状が出ることもありますが、本来自分が考えるべきこと、行うべきことがきるようにもなります。

外部的要素(SNSなど)で満たされ、自分というアイデンティティが薄くなっていると思った私には、自分の価値観、存在意義が高まったような気がしました。自分が行うべきことに集中できるようになったのです。好きなことに打ち込めるようになりましたし、食事や就寝前など、当たり前に送っている生活に満足できるようになってきました。友人との対話や仕事でも、なんとなく脳が疲れていたのに、より友人との会話が深まり、仕事にも集中できるようになりました。いかに自分の脳が奪われ、時間が奪われ、アイデンティティが薄れていたものかを実感しました。

”いつでもどこでも”の自由さの裏には、自己管理しなければならないという自制心が必要となります。自己管理できるのか、自制心を保つことができるのか、依存する前にそれを判断することも知恵かと思います。

共感してくださった方は実践してみてくださいね。

チック症の症状について


チック症とは、突然、本人の意志とは関係なく、ぴくぴくっと体が動いたり奇声をあげたりすることが繰り返し行われる症状のことをいいます。他にも、瞬きをしたり、頭を振ったり、肩をぴくぴくと動かすことなどもあります。また、「バカバカ」などと汚い言葉を連発したり、卑猥な言葉などを繰り返し言う汚言症と言われる症状が現れる場合もあります。問題なのは、それが本人の意志ではなく勝手に起こってしまう為、自分で止めることが不可能なのです。

主に幼児や小学生低学年など幼い子供が起こしやすいです。不安を強く感じてしまったり、性格上優しい子や傷つきやすい子、神経質な子がなりやすい傾向にあります。

だいたいの子供が短期間でその症状は消えていきますので、そこまで親が重く受け止める必要性はありません。なんといっても、この病気の原因に親の育て方や接し方は関係性がないといわれています。

ただそういった症状が出る時期は、なるべく本人にストレスを感じないような環境づくりをしたり、緊張を強く感じるような言動を親が控えてあげましょう。とにかくリラックスできるようにしてあげることが、一番本人の心を休ませて上げることになります。

もちろん症状によってはあまりに過剰であったり、親が気になるようでしたら、小児科や児童精神化に通って話しを聞いてみるのも良いと思います。薬物治療で症状を抑えてあげることもできます。

まずは本人が一番症状に苛立ちを覚えていると思います。それを少しでも心落ち着く方向性に周りの人間が作ってあげるのが一番効果的だと思われます。

心も体も換気をして調子を整えましょう


外から帰ると部屋の中のもわっとした空気、気になったことはありませんか?私は換気の大切さをあまり理解していなかったのですが、換気をすることで精神的にも、肉体的にも良い方向へ向かう効果があることを知りました。

換気をする効果は、消臭や室温を調整をもたらすこと以外にもあります。その一つが除湿です。私の体はとても湿度に影響されやすく、それがわからなかった時は夏は冷房をつけていました。しかし不快感が拭い去れなかったので、冷房を除湿に切り替えたり、換気をしたりしたところ、爽快感が増しました。むくんだ体も和らぎ、呼吸も楽になり、就寝するときも気持ちがよかったです。

また、カビの発生にも予防があります。見えないところで湿気がたまってカビが発生し、カビのせいで体調不良を起こすこともあります。カビは胞子なので空気中を浮遊するので吸い込みやすく、様々なアレルギー症状を起こすことがあります。

もう一つは除塵です。空気中のほこりには、目に見えない有害な雑菌が付着していることもあります。もし一人暮らしであれば、狭い部屋にキッチンや洗濯物など多様な家具が置いてあるので様々な種類の埃が舞っている可能性があります。

私が頻繁に換気を行うようにしたところ、呼吸をはじめ、体が楽になったのを実感できました。また、精神的にも楽に過ごせるようになりました。最近のマンションやアパートは気密性がとても高いですね。意識して換気することを心がけましょう。心も体も解放してくれる手助けになりますよ。

嘔吐恐怖症の症状について


嘔吐恐怖症とはとにかく嘔吐すること、又は嘔吐している人を見ることなどに過剰に恐怖を感じてしまう症状です。実際に私も嘔吐恐怖症なのですが、少し気分が悪いだけで「吐いてしまうのではないか」という不安に襲われ、手が震えたり体が冷えてきたり、過剰に落ち着かなくなって、処方されている吐き気止めの薬を飲んでしまいます。

また、電車に乗って体調が悪そうな人、酔っ払っている人をみるだけでも、色々な想像が頭を駆け巡り、その場にいられなくなります。ひどいときは他人の様子だけで不安になり電車を降りてしまうこともあります。

他にもストレスが溜まりすぎたり、疲れがひどくなると、私は必ず自分や人が嘔吐する夢を見てしまいます。夢の中でも恐怖に駆られ、目が覚めてからもなかなか頭から離れません。

治療法としては少しずつ慣らしていく行動療法が主流となっています。私もですが、パニック障害の方に現れやすい症状といわれています。まだまだ吐き気止めは手放せませんが、いつかは薬なしで受け止められるようになりたいと願っています。そのために今は病院の先生と発想の転換の仕方を考えていっています。

不安というものは誰にでもあります。それをいかに自分の中で受け入れるか、自分で対処できるかということが、病気を治す大事な一歩だと思います。

体と心の連動


くよくよしている貴方、悩み多き貴方!
ちょっとショーウィンドウに自分の姿を映してください。
背中は猫背、下っ腹が出ていませんか?
また、重心が思い切り後ろ(踵)に乗っていませんか?

「だって、悩みだらけでこんな姿勢になっちゃうんだもの・・・」
そういう時は、逆の発想をしてみてください。
心が落ち込んでいるから体がうつむいてしまっているなら、姿勢を正すことにより、心にも余裕が出てきます。

 まず、お臍から指3本くらいの所に手を当てて見てください。
前に出っ張り、何となく気持ち悪くはありませんか?
お尻の穴から空気が抜け出てしまっている感じ。

この場所は、体の重心を左右する「丹田」というツボです。
丹田に手をやりながら、しっかり重心をとらえている、と感じるところまで骨盤を立てて下さい。
骨盤が後ろに下がり過ぎていても、前に傾き過ぎていても、何となくお尻の力が抜けて気持ち悪い、と感じます。

丹田がずっしり体を支えている状態を確認したら、思い切り体を伸ばして下さい。
お腹と背中が伸びていますね。
しかし、肩も上がっています。

そこで、肩の力を抜きながら肩甲骨を下に下げます。
丹田に重心を置いたままです。
その時、体全体が下がってしまうと、またクヨクヨ姿勢に戻ってしまいます。

あくまでも、丹田に重心を置いている、という意識を忘れずに。
難しいようですが、単に

①丹田を意識して、骨盤を立てる
②思い切り伸びをする
③腕だけ脱力する

という3つの意識だけです。

それでも俯き加減だな、と感じたら、みぞおちに手を置き、上に立ててあげます。
その時、丹田に力が無いと骨盤が後ろに行ってしまうので、丹田は常に意識してください。

どうですか?しゃんとした姿勢になるはず。
今まで下を向いていた体が前向きになります。
これだけで、物事を前向きに考えることができるようになります。

「もうダメ!」「怖い!」という時、いつの間にか体の筋肉全体が強張っています。
呼吸も浅く、深呼吸ができません。
そういう時、息を吸いながら両手をギュッと握りしめてください。
親指を中に入れると、より力が出ます。
筋肉がより緊張している、と感じますね。
3つ数えて、拳の力を抜き、息を吐いて脱力します。
そうすると、強張っていた筋肉が緩み、気持ちが楽になります。
余り何回もやると疲れるので、2~3回がベストです。
心にもやもやすることがあると、自然と呼吸も浅くなり勝ちです。

呼吸を深くするために、胸を開く練習をします。
寝る前、布団やベッドの上でカンタンに行えます。

①仰向けに寝て、両足は骨幅くらいに開きます
②両腕を横に伸ばしてから、肘を90度(神経質にならず、自分で90度くらいかな~と思う所で)に曲げ、両手を拳にし、ぎゅっと握ります
(親指を中に入れる方が力が出ます)
③背中をぐーつとそらし、両腕の肩甲骨を引き寄せる感じをイメージして下さい。その時、思い切り息を吸います。
④足首もそらし、踵を浮かせます。肘とお尻だけで上体を支えているイメージで。
⑤息を吸い切った、と感じたら上体を戻しながら、一気に息を吐いて脱力してください。胸が開くようになり、深呼吸が楽にできるようになります。

この動作も、1~2回で充分です。
息を吐き切ったら、そのまま寝ちゃって下さい。
体から緊張が抜け、すー、と眠りにつくこともできます。

しょぼん、としている時は、無理やりでも良いので笑顔を作ってみてください。
悲壮感が消えてしまうのが分かるでしょう。
笑顔を作りながら悩むのは、難しいものです。
どうしても笑顔を作れない場合は、両指で口角をぐっと上げるだけでも効果があります。

このように、心と体は連動しています。
心がへこんでしまった時、体からアプローチを掛けて心を立て直すという方法があることを思い出し、実行してみて下さいね。
ワイパックスを1錠飲むよりも効果がありますよ^^。

メンタルヘルスマネジメント検定


昨今メンタルヘルスが増加していることに伴い、企業も対策を打つ必要があると認識しているところが多いです。なぜならばせっかく育ててきた人材が、メンタルヘルスで休職をされてしまうと企業としても痛手だからです。また、不況でなかなか人を雇えない状況ですと、ひとりが休んでしまうとその仕事の負担がほかの人にかかってしまい、今まで問題のなかった人に過度のストレスがかかり休職をしてしまうということも考えられます。そのまま続けば会社全体の人件費効率をも悪くしてしまう問題です。

そんな中で取得を推奨されているのが多い資格として「メンタルヘルス・マネジメント検定」があります。働く人たちが心身ともに健康で働けるようにメンタルヘルスの予防に重点が置かれた試験になっています。また組織全体でどのように対応するのが良いのか、人事労務管理の観点からどのようにすればよいかなどが試験に出るため、実際そのような立場にいる人にとっては実践的な勉強といえます。

マネジメントをする立場にある役職者だけでなく、常に現場の第一線で働くスタッフも含め学習することで、メンタルヘルスになることを事前に予防でき、明るい職場作りにつながることでしょう。

一度に頑張りすぎてしまう人へ


目標のために飲まず食わずとは言いませんが、全力投球で突っ走ってしまうことがありますよね。一気に完全にやり遂げようと走るがために、途中で疲れきってしまうことがあります。そしてまたやる気を出して一気に行って、また途中で疲れ切ってしまうことを繰り返すのです。

マラソンをするとき、同じ距離を一定の速度で走るのと、ダッシュとストップを繰り返して走るのとでは、前者の方が楽ですよね。これと同じく、一定のペースで楽に続けることも大切なのです。

やりきろうという心構えも大切ですが、「続ける」という考えも大切だと思うのです。すぐに成果はでないけれども、絶えずやり遂げるまでコツコツ続けてくということです。一度に頑張りすぎないことと、途中で止めず、絶えず続けることが秘訣です。

そして時になって、コツコツと続けて努力したことが積み重なって、一定条件を超えたときに急速に大きくなったり、結果が出たりするのです。それに、持久力がつきます。最近は本当に持久力は大事だと思っています。瞬発力はあるのですが、なかなか長続きしません。ですから、最初は1しかできないとしても、毎日1を続けたらいつかは2になりますし、それを続けていけば良いと思うのです。

一度にやらなければならないこともあるでしょうから、うまく優先順位をつけながら組み合わせてやってみて下さいね。

大変なことがあって諦めたくなったとき


心に負担なことが起こってどうしようかと焦り、不安になり、諦めたくなる時があるでしょう。仕事や学業、人間関係と私たちをとりまく環境状況に、時に押しつぶされそうになることがあります。そのようなとき私は、目の前のことに背を向けて諦めたくなることがあります。

成し遂げようとしていること、やるべきことは人それぞれにあると思います。しかし、目的を成すことだけが良いことでしょうか。もちろん、結果として成し遂げられたら嬉しいですよね。ですが、困難にぶつかったとき、心が折れそうでどうしようもなく諦めたくなったとき、とても苦しいですよね。

私が困難にぶつかり、不安定な時期がありました。そこである人が一言くれたのです。「本当に大きいことは、最後まで行うことだよ」と。私はこの一言に助けられました。成功することが大きなことではなく、結果がどうであれ、それが問題ではなく最後まで行うかどうかが問題だと思いました。

私はできるだけ粘ろうと決心して行いました。結果としてはまだまだでしたが、精いっぱい最後まで行ったことに達成感を感じ、次もまたコツコツやろうという気になったのです。また、最後まで行ったからこそ、それまでの経験が役に立ったこともありました。そうしているうちにいつの間にか、目的を成すようになったのです。

結果が出ても、それで終わりではありません。最後というのは、人生が終わってみなければわからないし、結果が出たとしても一つの通過点としての結果にすぎないと思います。ですから、共感して下さった方は、諦めたくなった時、この言葉を思い出してみてくださいね。

鬱病になりやすい性格・特徴


鬱病になりやすい性格の特徴は、「真面目」・「几帳面」・「完璧主義」の人が多いそうです。私は「真面目」には、当てはまらないと思うのですが・・

「几帳面」→これは、仕事に関してだけなのですが当てはまります。仕事は、細かい所までやり遂げないと、家に帰ってからも気になってしまいます。
一概には言えないかと思いますが、当てはまっている所があっても「私は大丈夫」って、きっと皆さん思いますよね。私もそうです。
知らず知らずのうちに、心が蝕まれないように。自分を分析するのも、大切なのではないでしょうか?

完璧主義の人の心のバランスが崩れる時、たとえば95%出来ているのに5%達成出来ない時などです。皆さんは、どうでしょうか?
95%も達成出来た!!と思うでしょうか・・それとも、あと5%達成出来なかった。と思うでしょうか?人それぞれですよね。

大抵の人は、あと5%を何とかして達成しようとするのではないでしょうか。
そして、努力しても達成出来なかった時に例えば1%足りないだけでも自分は、無能な人間だと思い込んでしまうそうです。出来ている事まで否定してしまわないようにしましょう。100%達成できるよう努力するのはとても、大切な事です。でも達成出来ないからといって、全てを否定しなくても良いのです。私も、100%達成出来るよう努力をしています。

ただ、達成出来なかった時も「ここまでやったんだから」と自分に言い聞かせるようにしています。

不眠症の対策


ちょっと最近正しい睡眠ができてないなと感じたら早めの対策が必要です。たかが寝つきが悪いくらいと軽く考えていると、悪化し、健康的に日常生活が送れなくなってしまします。

まずは症状が軽い時は眠るために、睡眠時、睡眠前の環境を変えてみることです。睡眠障害は自律神経のバランスが崩れ怒っている場合もあります。寝る前に温かいものを飲んだり、お風呂にはゆっくりつかるなどの体を温めることがとても重要です。また近頃では携帯電話で漫画が読めたり、ゲームができたりするため眠るぎりぎりまでゲームをしていたりする人も多いのではないのでしょうか。携帯電話の画面の光は強く、これも不眠の原因となったりします。眠る数時間前には携帯電話の電源を落とすか、音などがならないようにしてしまうのも一つの手です。代わりに間接照明の部屋の中で本を読んだり、音楽を聴いたりする方がよいでしょう。同様の理由でテレビもねる数時間まえには消してしまうほうが良いです。

また自律神経のバランスを整えるために、朝起きたら朝日を浴びる。昼間はだらだらしすぎず活動的に過ごす。お休みの日でしたら軽く体を動かしてもいいかもしれません。あまり疲れるスポーツではなく、ウォーキングなどで気分転換することで自律神経が整い不眠の改善につながります。

不眠症の種類


不眠というわけではないけれど、ぐっすり眠って朝爽快に目覚めることができる!という人は意外と少ないのではないでしょうか。しっかり眠って疲れをとることもメンタルヘルス予防の一つです。

今回は不眠症の種類についてみていきましょう。不眠症には寝つきは悪く、なかなか眠りにつくことはできないけれど、一度寝てしまうと朝まで起きないという場合の、「入眠困難」。また寝つきは良いのだけれども、まだ朝でもないのに何度も目が覚めてしまいぐっすり寝た感じがしない「中途覚醒」。7時に起きよう!と思っているのにそれよりもずいぶん早く目覚めてしまい眠れなくなる「早朝覚醒」などがあります。また気が付きにくいものには寝つきもよく、長い時間寝ているのに、全然眠気が収まらない熟睡困難などがあります。

誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?このような不眠の原因にはストレスはもちろんあります。仕事や学校で何か嫌なことがある、次の日嫌いな会議や授業があるとなると眠れないということもあるでしょう。

それ以外の原因には寝るときの環境の悪さもあります。温度、騒音、枕の高さなども睡眠にとても影響します。またカフェインが含まれているコーヒーや緑茶を飲むことで眠れなくなる場合もあります。

相談を受けた時の対処法


メンタルヘルスの症状がでる前にストレスがある状態で、相談することで本人が前向きになり病気にならないという場合もあります。職場の同僚や友人から相談を受けた時、どのようにするのが一番良いのでしょうか。

まず一番重要なのは「話を聴く」ということです。「聞く」ではなく「聴く」とあえて書きましたが、私たちは相談されるとつい、早く答えをだして助けてあげなきゃいけないという気持ちになってしまいがちです。そのため話の途中でアドバイスや助言をしてしまうことがあります。

しかし、話している本人にとっては話を聴いてほしいだけかもしれません。まずは相手の話を全部聴いてあげることが重要です。アドバイスをするのではなく、頭の中で悩んでることの整理を手伝うくらいの気持ちで聴いてあげるほうがいいかもしれません。

悩んでいる本人の頭の中は、自分が何で困っているかわかっていないことが大半です。そのためその状態でアドバイスされるよりは、整理し、何が困っているかを明確にしたうえで、本人がその問題にどう対処していくかを考えるのが一番よいと考えます。そして相談者が出した結論について、もっとこうしたらそれがよくなると思うよ!などの前向きなアドバイスをしてあげることで、前向きな考えへと導けるのではないでしょうか。

ストレス解消法


最近では情報機器の発達もあり、常にだれかとつながっている状態が容易になってきました。便利な反面、常に誰かに気を使って生活している状態にもなっています。その上に日々の仕事では自分の好きなことだけをやるわけにはいきません。そんな状態が続かないように、適度にリラックスrする時間をとってストレスを解消することでメンタルヘルスの予防につながります。

友人とおしゃべりなどもストレス発散法の一つですが、これでは常に誰かに気をつかっている状態は解消されません。気心の知れた友人で会っても多少の気遣いはするものです。ではどうすればよいのか。

ひとりで夢中になれることに取り組むことです。ひとりで何か好きなことに夢中になっている間はほかのことは何も考えません。ゲームでも、音楽鑑賞でも。料理を作ることでもなんでもかまいません。そんな夢中になれるものを一つ見つけることが重要です。趣味に没頭している間携帯の電源を切ってしまうのも一つの手かもしれませんね。

そして月に一回や、なんだかわからないけど疲れたなーという時は、時間を取っていただき。ぜひその夢中になれるものに取り組んでください。きっと心がリフレッシュされることでしょう。

ストレスへの反応


日常の中で、自分でも気づく位「ストレスが溜まってるな・・」と思う事ってありませんか?私は、結構あります。
これ以上溜まったら、まずいな。という時は、必ず好きな事で発散するようにしています。ストレスは無くなりませんが溜め無い事が大切だそうです。

まず、イライラするな。と感じたら二週間遡って振り返ってみて、何かイライラする出来事が無かったか考えてみて下さい。
考えたり振り返って、鬱病にになる人はこの「イライラ」の原因がよく分かっていない人が多いそうです。
原因が明確でない。これが良くないそうです。心の歪みに気付いたら、好きな事で発散しましょう。そして振り返って気付きましょう。
歪んでるサインは「面倒・疲れを感じる・今までやらなかった事を始める人が多い・攻撃的な言動」などがあるそうです。

その他、身体のサインは「寝つきが悪い・夜中に目覚めて眠れなくなる」などがあるそうですが、寝つきが悪くても日中にインパクトの強い出来事があると、寝つきの悪い時もあるので、その状態が一時的ではなく長く続くと問題だそうです。
私もたまに、夜中に目覚めて眠れない時があります。ずっと続いている訳ではないのですが。

睡眠についてですが、どの位眠ればいい。という訳でもないそうです。必要な睡眠時間は、人それぞれだそうです。
私は、沢山寝ないとイライラと調子が悪くなりますが、逆に寝すぎで頭が痛いと言う方もいるので、自分に合った睡眠時間を見つける事が大切ですね。

眠りの質について


数年前から不眠や、眠りが浅いことに悩んで、精神科に通院することにしました。寝つきは悪くないのですが、途中で起きてしまったりして、とにかく眠りがものすごく浅い状態なのです。そして、いつも寝ている間に映像のようなものを見ていて、ぐっすり熟睡した、という感覚がまるでありません。

これは今でも続いている症状なのですが、とりあえずは精神科に通っていますので、睡眠導入剤や安定剤みたいなものはもらっていますのでそれを飲んでいます。

私の睡眠で言えることは、先に書いた、寝ている間に見ている映像のようなものは「夢」ではない、ということなのです。これは、もちろん過去に夢を見たことがありますので、私の経験則でわかります。夢とはまるで別のものなのです。

この現象は、およそ10年前くらいから始まって、今現在も続いています。担当医師にそのことを相談するのですが、眠れていれば大丈夫、みたいなことを言われているだけで、特に何も言われません。

私はこの状態が本当に苦痛で、本当に良質の眠りが出来たらなぁと思っています。良質の眠りをするために、日中に体を動かしたりして、少し疲れる程度にしているのですが、そのかいもない感じです。

同じような人っているんですかねぇ・・・。

パニック障害の悩み


長年精神科に通院しているのですが、数年前からパニック障害の症状が出るようになってしまいました。

自宅から遠いところにある病院に通院していたのですが電車に乗っている途中で、急に息苦しくなり、脂汗が出て吐き気がしてきます。

特に電車内が混みあってくるとそんな症状がひどくでるようになりました。

結局途中で降りて、また乗ったり降りたりを繰り返しながらようやく病院にたどり着く感じでした。病院についたら、不思議なことにそんな症状はぴたりと治まってしまうんですけどね。

それと同時に、下痢もしていました。吐き気と下痢、という感じでしょうか。

病院からの帰りの電車では、下り電車のためか、比較的リラックスすることが出来て、具合が悪くなることはあまりありませんでした。

とても不思議なことですが、これはパニック障害の症状みたいですね。

今は、その遠い病院から転院して、近くの病院に通院していますが、相変わらずバスは使えず、タクシーなら大丈夫って感じです。

医師には、無理して乗り物に乗らなくても良い、とは言われていますが、何とか克服したいものです。

普段の買い物や用事は、徒歩かタクシーなので、行動範囲も狭くなってしまったのでした。

ウォーキングの効果


ダイエットにもいいといわれているウォーキングやジョギングですが、実はメンタルヘルス予防にも効果的なんです。有酸素運動によって脂肪を燃焼させる以外に、脳内物質のセロトニンを増やす、交感神経・副交感神経のバランスが良くなるなどの効果があります。脳内物質のセロトニンはうつを改善するといわれていますし、交感神経・副交感神経のバランスが良くなれば自律神経を整えることにつながります。

セロトニンは5分程度で活性化して、30分程度でピークに達するようです。ジョギングを始めるとなるとシューズをそろえたり、走る場所を考えたりと始める前から疲れてしまいそうですので、まずはウォーキングから始めるのが一番ですね。

ウォーキングもペットを飼っていればペットの散歩ついでに近くの公園までいってぐるっと一周すればあっという間に30分経過しそうですし、ペットもいない場合は少しだけ早く家を出て、一駅歩いてみるという方法もあります。朝時間がとれない!という方は、仕事の帰りに1駅歩いてみるのもいいのではないでしょうか?仕事でたまったストレスも、いつもと違う景色を見ながら歩くことで発散できるかもしれません。

慣れてきたら歩くペースを上げてみるだけでも効果が変わってくるかもしれませんね。

 

ストレスをためない人になるには


同じことが起きているのに、ストレスがたまる人、たまらない人は一体何が違うのでしょうか。

自分が望まないことが起きてしまったときにストレスをためていない人はどうするのか、たとえばご近所づきあいで見てみましょう。たとえば急に自治会の運動会に出てほしいといわれたが、自分は運動が苦手な場合。

まずは「否定」をします。急に出るなんてできない。運動苦手だから走るなんてできない。そして「抵抗」します。他にも人がいるのにどうして私なんだろう。そして「探究」として、運動会に出ないという現実を受け入れます。明日走れるようにするにはどうしたらいいだろう。と考えることです。そして「決意」します。どうせでるのなら納得いくように今からでも少し練習しよう。明日ベストを尽くせるようにしよう!と前向きに考えることでストレスをためずに処理をすることができます。

ストレスをためてしまう人はこのプロセスのどこかで躓いてしまう人です。特に躓きやすいのは始めの二つです。たとえば「否定」で躓けば、私には走ることなんてできない。明日なんて来なければいいのに。もしかしたらこけてしまうかもしれないとずっと考え込んでしまいます。「抵抗」で躓けば私に走れって言うなんてきっとこの人は私のことが嫌いなんだ。明日嫌なことを任されたりするんじゃないかなどど考えてしまいかねません。

突然前向きに考えられるものではありませんし、このプロセスを頭のなかにおいておくことで少しずつ、前向きに考えられストレスもへるのではないのでしょうか。

精神分析療法


私は精神分析療法を4月から受け始めました。どのような療法かというと、専門の先生を1人決め、週に1度同じ曜日の同じ時間に50分お話をします。

特に先生から何かを聞かれることはありません。私がそのとき思ったこと、話したいことを話すだけです。先生は話を聞いてくれる中で、たまに「今の話のなかでここはどんな風に感じる?」「今の言葉から何をイメージする?」と言った形で質問をしてくれます。それをまた思いついたままに話すといった形が繰り返されます。

これを聞いただけでは何の効果が?と思うだろうし、実際私も始めは半信半疑でした。しかし半年ほど経った今は少しだけ分かるようになりました。自分の気付いていない心の部分が少しずつ見えてくるのです。そして少しずつ客観的に自分を見れるようになりました。

この療法ははっきりと効果が見えるものではありません。長期的に続けていかなければなりませんし、すぐに効果が見えるものでもありません。

しかし少しずつ、確実に見えない部分の苦しみが見えてくるのです。そしてそれを知ることで、まず自分の中で自分を理解できるようになってくるのです。もちろん今まで見なかった部分なので、辛い時もあります。醜い自分と向き合うこともあります。でも本当に少しずつ生きるのが楽になってくるのです。私の場合、ずっと自分を否定してきましたが、最近少しずつ肯定?というか認められるようになってきました。

病気を持っていると早く治りたいという気持ちが大きいと思います。でも、ゆっくりと確実に病気の本来の根っこから治療することは、完治に向かうということだと思います。まだ私は半年しか経っていませんし、確実に効果が見えたわけではありませんが、これからも通い続けて自分を肯定して苦しまずに生きていけるようになりたいと思います。

言われたことに対してとっさに出る感情を抑える対処法


相手に思いもよらぬ良くない言葉を言われたとき、心がとても驚きますよね。時にはカッとなって、自分も相手に攻撃的な言葉を発してしまったり、時には言葉が突き刺さって一人で考え込んでしまったり。

そんな時は、カッとなったり、落ち込むことより先に、立ち止まって10秒、20秒、考えてみましょう。「なぜ相手はこのようなことを言ったのだろうか」と冷静になって考えるのです。そうしたら、意外と、相手の心が不安定だったからこそ、良くない言葉を発っしたりしたんだなということがわかることがあります。相手に嫌なことや、大変なことがあったのかもしれません。もしかしたら、悲しいことがあったのかもしれません。

原因は自分にもあるかもしれないけれど、相手の言葉の裏に隠された心の状態によっても、発せられる言葉や行いが違ってきます。ですから、良くない言葉を言われたあなただけの責任ではないということです。

私はそれに気が付いた時、むしろよくない言葉を発した相手を憐れむ心がわいてきたことがあります。決して相手を卑下して思うのではなく、「何かあったんだろうか」と本当に心配になりました。それで、相談にものるようになったのです。

発せられた言葉の裏には、その人の心の状態の不安定さがあることもあると心得ておきましょう。それだけで、冷静にもなれますし、分析したり、チームワークをうまくやる助けにもなりますよ。

 

ダイエットと摂食障害


特に女性は外見が気になりますよね。テレビをみればスリムな女優さんやモデルさんばかり、アイドルもすらっとしている子ばかりです。最近では小学生からスタイルの良い子が増えてきています。日本の食事から欧米の食事に変わってきていることから体形もずいぶんと変わってきました。

その影響もあってか、最近若年層で過度のダイエットから摂食障害になる人が増えています。摂食障害とは拒食症、過食症などを総称したものです。食事をとることに障害のある病気です。

ダイエットをしているからといって拒食症になるというわけではなく、過食症になり、食べてしまった自分が許せなくて、ストレスがたまり、今度は拒食症になり、また我慢ができなくなって食べてしまいを繰り返すという人もいます。また過度な食事制限によるダイエットのストレスから、過食症になってしまう人もいます。

ダイエットが原因の場合は、拒食の状態の本人に「食べなさい」とすすめても、「食べると太る」という発想からなかなか食事を口にすることができない人が多いです。正しい栄養指導などを行って「食べると太る」という間違った概念をただす必要があります。ひどい場合は体重計を隠してしまったり、鏡を隠してしまったりということが必要です。家族のフォローだけではなく、きちんと医師の治療をうけることも重要ですね。

 

「まぁ、いっか」


真面目な人ほど、うつ病になりやすいということをご存じでしょうか?

真面目で完璧主義。
こんな人が身近にいる、または自分自身がそうであると感じる人は、うつ病にならないようにするために、意識して次の言葉を口癖にできるように心掛けるといいと思います。

「まぁ、いっか」

何だ、それだけのことか、と思う方が多いと思いますが、うつ病になりやすい人というのは、これを口にしたり、思ったりすることに対して、強い抵抗を感じる人が多いのです。

私がパニック障害をきっかけにうつ病も併発し始めたときに、この「まぁ、いっか」の話をカウンセラーの方から教えていただきました。そのとき、慣れないうちは意識しながら「まぁ、いっか」と大きな声で言うようにアドバイスを受けました。

実際に「まぁ、いっか」という言葉を口にしてみると自分自身が今までいかに「まぁ、いっか」という言葉を口にしていなかったかが分かるくらい、違和感を感じました。

けれど、不思議なもので「まぁ、いっか」という言葉を一日の中で何度も何度も大きな声で言うことで、「まぁ、いっか」という言葉が口癖になってきます。そして、自然と自分の中にも「まぁ、いっか」という気持ちが湧いてくるのです。

「まぁ、いっか」という気持ちで過ごすということは、決して適当や投げやりな状態になるのではなく、70%~80%くらいの気持ちで生活していくことです。いつでも全力で常に100%の力を出して生活している人は、これだけで生きていくのが数十倍も楽になっていくはずです。

パキシルの離脱症状


私は、27年間摂食障害で苦しんでいます。

ある時期、パキシルを投与されていました。
パキシルの効用詳細は置いておくとして、「あー、どうでもいい!」という気持ちになれるということでした。

私は重度の排出型拒食症で、毎日過食嘔吐を強迫的に繰り返していました。
「過食してはいけない」と思うと、あまのじゃくのように過食してしまい「太ってはいけない」と嘔吐してしまう日々。

パキシルが効いているのか、良く分かりませんでした。
パキシルについてよく調べると、自殺願望が強くなる、薬価だ高い、禁断症状がひどいなど、怖い記事が色々あり、効いているのか分からない薬なら止めたい、と思うようになりました。

その頃、鬱が高じ通院も辛くなって手元のパキシルも無くなってしまいました。
どうせ止めたい薬なんだから、断薬してみよう。
今まで、投与された薬を自分から止めてみても、別に著しい離脱症状がなかった私はパキシルを甘く見ていたのです。

翌日からひどい離脱症状が始まりました。
ひとい動悸と手足の震戦。駅の階段を降りるのもやっとです。

物音が大きく聞こえ、何もかもが今までよりはっきりと見えるのに、頭が全く回らないので仕事になりません。
何しろ手の震戦が酷すぎて、パソコンさえ打てないのです。
更に頻繁に体が強張り、ビクッビクッと震えました。
上司も怪訝な目で私を見ます。

1週間位症状が続き、私はやっと病院に行きました。
勝手に断薬する恐ろしさがやっと分かったのです。
薬は医師と相談しながら正しく服用せねばならない、ということを実感した体験でした。